久々のイタリアでの夏。
当初は結構ビビッていたのですが、今年は夏がない!!
今も外は雨。
写真を整理しながら本当に運が良かったなぁ、と感心します。
今週だったらこんな風景まず見られませんでしたからねぇ・・・
さて、珍しく毎日アップしているのにまだ3日目。
連日食べることばかりで、一体何しに行ったんだ?と思われている方も多いと思いますが、今日は楽しみにしていてくださいね。
って実は写真は既にお見せしちゃってるんですよね。
そうです、この日はあのすばらしい逆さモンブランを見た日です。
わ~雷なってるし・・・ほんとに7月下旬なの?
ん?
書く気満々で始めたけど写真がない。
この日はほとんど一眼レフ。写真を圧縮しないといけないので少々お待ちくださいね。
そのうち雨は降ったり止んだり・・・
ちなみにこの日はこの左下のゴンドラに乗って丁度左上の紫の湖まで行きました。
この地図、分かりやすいような分かりにくいような・・・
まぁ道に迷うようなところはありません。
父は当初この湖に行ってからVal Veny(ヴェニの谷)に行ってそこからバスで戻ってくることを考えていたようですが、チケット売り場でチケットを往復で買うか聞かれた時に確認すると、そのコースは3時間も掛かる、ということで断念せざるを得ませんでした。
他の情報でもこちらのコースはエキスパート向けになっていましたし・・・
一番下。
ということで足があまり良くない母には無理ということで、湖に行くだけのコースにしたのですが、それでも結構きつかったですからね。
ピノキオ?ホテルの目印です。
ホテルから歩いて10分くらいの場所にゴンドラ乗り場があります。
このゴンドラ65歳以上は割引が利きます。
よくこう書いてあってもユーロ圏の人だけのところが多いのですが、ここは身分証の提出も求められず割引してもらえました。
funiviaの往復(andata ritorno)とseggiovia(リフト)で普通20€
割引で12€
日本のスキー場に比べたらやはり安いですね。
但し犬もチケット必要です。5€らしいですけど。
そうそうすごくびっくりしたのはこのゴンドラの終点にプールがあるんです。
標高1700mのプールですよ。
ということでプールの入場券と一緒になったチケットもありました。
この点でもこのホテルは本当に便利な場所にありました。
9時半Funivia Courmayeur
funiviaということはこれはロープウェイなんですね。(fune=ロープです)
現在の標高は1224m
でかいんです。
60人乗り?だったかな???いや、そんなには乗れないか。
あっ、うそつきました132人!?
倍も乗れますねぇ・・・ホントかな?
とにかく馬鹿でかいのに私たちと10人くらいの子供のグループくらいしか乗ってなかったです。
3分くらいで1709m,Plan Checrouit(既に発音不可能)まで一気に登ります。
そしてそこから100mくらいかな?
かわいい標識を見ながらリフト(seggiovia)乗り場へ
一緒にゴンドラに乗っていた子供たちはあっという間に登って行っちゃいました。
懐かしいこういうリフト。
下に見えるのは牛の群れ。犬がちゃんと見張りをしていました。
ハイジの山小屋~
ここはイタリアですが。
高所にあまり強くないので、なんとなく気を紛らわせて・・・と言っても10分弱で到着。
今日は5時20分までの営業です。
ここで係りのおじさんが
「あそこに月が出てるよ」と教えてくれました。
あああ、この写真じゃわからないなぁ・・・
丁度ロープと山が交わる部分の右上辺りなんですけどねぇ・・・
両親に教え、母がカメラを構えた時には既になくなっていました。
さて、ここからハイキングの始まり。
現在標高1960mになりました。
ここにはMaison Vielleという休憩所が有りますが、この時間は誰もいない。
ここで念のためトイレを済ませて出発!!
私たちが行くのはTour du Mont Blanc(ツール・ド・モンブラン)の6番のコース
ちなみに(「ちなみに」、「ちなみに」って多いですね。他の接続詞ないかしらん?)
ツール・ド・モンブランってご存知ですか?
丁度今やっている自転車競技、ツール・ド・フランスとは全然関係有るようでないようで・・・
ツールというのは英語のtour(ですよね?イタリア語ではGiro di Franciaですが)
つまり”一周"
この黄色い線で囲まれたモンブランの周りをぐるっと一周することが出来るコースが有る・・・
って今回の旅について色々調べているうちに知りました。
結構日本人にも人気があるみたいですね。
そういえば数年前"山ガール"が流行っていましたが今はどうなんでしょう?
こちらで見かけた日本人の方は皆さんご年配の方でした。
ここまで飛行機でやってくるだけでも大変なのに、本当に皆さんお元気だなぁ、と感心します。
このパンフレットには
"7日間、170キロ、3カ国、山の精神を100%堪能。
息をのむようなすばらしい眺望とモンブランの発見は忘れえぬ経験となることでしょう"
と5カ国の言葉で書いてあります。(伊、英、仏、独、露)
詳しくはこのサイトを見るといいらしい
www.autourdumontblanc.com
この黄色の標識がツール・ド・モンブランの標識
これから行くのはコース6
TMB(頭文字を取ってこう呼ばれる)の全ての登山コースはこの黄色い看板で示されているようです。
Lago dello Checrouitまで30分って書いてあるけど・・・誰の足でなんだろう。
1時間以上かかりましたよ。
標高2160mまで行きます。
途中こんな可憐な花が・・・って桔梗か?リンドウ?
網状になっています。
アザミだよね。
さっきの休憩所が下に見えます。
途中結構道が細くなったり,足元が悪くなったりしていますが、Rega ambiente(環境団体)の人たちが道の整備をしていました。
どんどんモンブランが近くなってきます。
上りはモンブランを右手に見ています。
イタリア側から見るモンブランは、岩だらけですごく険しい感じがします。
白い山(イタリア語ではMonte Biancoと言いますが)という感じではないですね。
途中
後ろからサイクリングチームが上がってきました。
自転車を押している人もいれば、ちゃんと乗っている人もいました。
ここまできたら目的地まであと少し
見えました、湖です。
正直上から湖を見たときはまさかこんな光景が見られるとは思っていなかったんです。
私の腕ではなく、自然のおかげ。
雲も少なく、風がないから湖にこれだけ綺麗に写りこむんです。
ホント水面が鏡のようでした。
綺麗な水の中にはおたまじゃくしがいっぱいいましたが、写真だといまいち分からないか・・・
そして少し遠いですが、どこでもこういう人はいます。
湖に入っています。
自己責任だからいい、という問題ではないでしょう。
マナーは守りましょう。
いつまでも山と湖を眺めていたかったけど・・・
お腹もすいたし下山です。
来たこの道を今度はひたすら下って行きます。
さっきの休憩小屋まで今度は4~50分だったかと。
お昼時、パラソルの下はいっぱいです。
でも私たちもここで休憩。
とりあえずビールで乾杯!(母は洋ナシのジュース。甘すぎと文句。)
運動した後ってどうしてこんなにおいしいの?
いやそれだけではなく空気がおいしいからでしょうね。
ちなみにうちの両親、この旅で色々おいしいものを食べたにも拘らず、ここで食べた野菜のグリルが一番おいしかったって言っていたんですよ・・・
これです。
確かにおいしかったですけど・・・
あ~気持ちがいい。
午後はもう1箇所行きますか・・・ということで
またリフトに乗って戻ります。
上がってくる時は気が付かなかったんだけど
ハイジの世界・・・好きなんです。
お水が冷たくしおいしいのなんの。
この旅、お水買うことなかったです。
トイレも全然困らなかったし・・・
下界に下りたら暑いのなんの。
それでももう1箇所行こうと思ったらなんとバスがない。
ここら辺がイタリアのすごくイタリアらしいところ。
観光大国なんだから、もっと観光客に優しくして欲しい!!
ということでこの日は街中散策、ホテルで夕食。早めに就寝、ということになりました。
街の様子はまた明日。
やっと雨は止んだようですが、風が冷たい。
7月も終わりとは思えない天候です。
暑ければ暑いで文句を言い、寒ければ寒いで文句を言う、なんとも身勝手な話です。
日本は猛暑日が続いているようですね・・・
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