5月12日、NYのサザビーズ(Sotheby's)でモネの一枚「Le Bassin aux Nymphéas(睡蓮の池)」がオークションに出品される。
オークションに先立ち4月26日から台湾で公開された後、5月1日からNYのサザビーズで公開されていた。
状態もよく、102 x 200 cmというこれほど大きな「睡蓮」が出品されるのは初めてで、最低4000万ドル(およそ43億円)の価値があると言われている。
2019年の5月、モネの「積み藁(Meules)」が同サザビーズで1憶1070万ドル(約122億円)で落札され、モネ史上最高額を更新したのも記憶に新しいが、今回はその上を行くのでは?
ジヴェルニーのモネの自宅で描かれた睡蓮シリーズは、パリのオランジェリー美術館(Musée de l'Orangerie)やニューヨーク近代美術館(Museum of Modern Art di New York)にも所蔵され、モネ作品の代表作として世界中で愛されている。
日本でも10数枚の睡蓮シリーズを見ることが出来る。
今回は他にもハリウッドやブロードウエイのプロデューサーレイ・スタークとその妻(Ray Stark, Fran)のコレクションもオークションに出展されるそうだ。
実はこのモネも一時期彼らが所有していたことがあのだが、2004年同サザビーズで1680万ドル(18億円超)で売却された。その時は900万ドルから1200万ドルくらいの売却予想がついていたが、予想を大幅に上回った。
下馬評で既に倍以上に価値が上がっている。
果たしていくらで売れるのやら?
モネの「睡蓮」シリーズはじつに308点存在するらしい。
それを全て掲載した本が去年出版されてそうだ。(実物見てないけど。)
写真:Amazon
実物を見に行くことがなかなか難しい昨今、こちらで「睡蓮」を満喫しますか。
その価値は様々といわれすが、とにかく庶民には想像もつかない金額ですわ。
オークションの話をする時は毎回言っていますが、誰が買っても構わないけど、一般に公開して頂ける持ち主の手に是非渡って欲しいものである。
詳細はサザビーズHPより。
https://www.sothebys.com/en/digital-catalogues/impressionist-modern-art-evening-sale-2?locale=en
写真:https://www.sothebys.com/
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