フィレンツェのウフィツィ美術館で修復中の1階、地下部分からなくなったと思われていたフレスコ画が発見された。
まずは、ヴェッキオ橋に一番近い西翼(ala di Ponente)の工事で見つかったのは1600年代の2つのフレスコ画。
1つはこの若いコジモ2世(Cosimo II de’ Medici)の等身大の全身像とフィレンツェ(marzoccoという百合がついた盾を支えてうずくまるライオンが描かれている、左)とシエナ(街のシンボルの狼、右)のアレゴリー
作者はベルナルディーノ・ポッチェッティ(Bernardino Poccetti 、1548-1612)周辺の画家と考えられている。
もう1つは、小さな盾に描かれたトスカーナ大公フェルディナンド1世・デ・メディチ(granduca Ferdinando I)
写真:https://www.055firenze.it/art/
発見された時は真っ黒で状態が非常に悪かったのだが、ここまで修復された。
そして他にもグリーンの色調と草木の装飾から、多分ピエトロ・レオポルト(Pietro Leopoldo di Lorena)時代のものと思われる1700年代のフレスコ画も別の部屋で発見された。
この部屋はウフィツィ美術館の1階のスペースで、近々美術館の新しい入り口になるそうだ。
現在は立ち入り禁止だら、西翼に8室、東翼(’ala di Levante)に14室、21室が埋め立てられた上に、トータル2000平方メートルのスペースが出来、”新しいウフィツィ”になる。
この修復が終わると、ずっと快適に美術館に入館できるようになるらしい。
入口は今の入り口の向かい側に移動、現在のブックショップなどには中世の彫刻が置かれることになるようだ。
この工事が終わるころには、またイタリアに自由に行けるようになっていることでしょう。
記事・写真:https://www.huffingtonpost.it/
参考:https://www.rainews.it/tgr/toscana/video/2021/04/tos-Eike-Schmidt-Uffizi-Arte-Zona-gialla-Toscana-Firenze-d40cfe88-96ac-499e-911b-4236e055c6df.html
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