温めすぎると腐ってしまう、というより最近物忘れがひどいので、忘れる前にさっさと書いてしまいましょう。
「そうだ、Milanoに行こう」のその2はAbbazia di Chiaravalle編。
時間的には前後するのですが、先週Milanoに行った理由の1つはこれ。
Abbazia di Chiaravalleの修復されたてのGiotteschi(ジョット派)の作品を見ること!
いや、これが最大の目的だったんだっけ?
Abbaziaを辞書で調べると、”大修道院長が管轄する修道院、大修道院”とある。
う~ん、キリスト教徒でない私にはいまいちピンとこないのよねぇ。
MonasteroやCertosaも日本語してしまえば修道院だしね。(Certosaはカウトゥジオ派の修道院です)
さて、名前はさておき、これまた珍道中だったんだよねぇ
まぁイタリアにおいて、何も起こらないほうが不思議だけど・・・
AbbaziaはMilanoに有ります。
これがMilano?
って思わず疑いたくなるでしょう?
まぁ東京だって郊外はこんなもんですかね?
それにここ、先日”その1”でお話したPaviaの方がよっぽど近いくらいなんです。
ここですここ。
MilanoのCentro(中心街)からの行き方を参考までに載せますと・・・
というより本人が忘れないため?
地下鉄M3(黄色)のCorvettoという駅で降ります。
地上に上がり、バス停は大通りを渡らない側
77番Poasco方面行きで15分くらいかな・・・
ちなみにAbbaziaの公式サイトではMilano Rogoredo駅から140番バスが便利と書いてりますが、
このバスは1時間に一本しかないのでご注意を。
バスの時刻表はこちらのATMのサイトを見てください!(分かりにくいけどよく出来てます。)
バスに乗ろうと運転手に
「Abbazia行きますか?」と聞くと
なぜか後ろにいたおばちゃんが「行くわよ」と教えてくれた。
更にこの辺はMilanoだからなのかな?
バスが珍しく日本のように次の停車駅を言ってくれる。(いや、バスはしゃべりませんけど・・・)
それに加え、ちゃんと電工表示も出る。親切~!
にもかかわらず、さっきのおばちゃんが降りるとき(彼女はAbbaziaの1個手前で降りた)
「abbaziaは次よ。ブザー押さないと止まらないからね!」と親切に教えてくれた。
さて、修道院が開いているのは
火ー土 9:00-12:00、14:30-17:30
日 14:30-17:30
というのは知っていたんだけど、私がついたのは13時を少し回ったところ。
Barくらいはあるだろうと思っていたのに、うえの写真の状態。
なんにもない!
仕方がないので、教会の前でぼ~と座っていた。
実はこのとき、結婚式の準備で搬入をしていた業者にくっいて中に入ることが出来たのよねぇ・・・
ちなみにバスを降りたらこの門(?)を目指す。↓
中に入ると、教会はこちら↓
”キアラヴァッレ修道院は、フランスのキアリヴァウスから来たベルナルド(1135年)により12世紀に創建されたシトー派の修道院で、創立後にコムーネから献上された湿地帯を祈りと労働の中心地へと転換させました。修道院の教会(1221年に正式承認)には、ベルゴーニャのシトー派的建築様式(ラテン十字形型の設計、四角の聖歌隊席、礼拝堂付きの翼廊など)とロンバルディア様式(レンガ、低い柱の上に整列する柱などの使用)の双方がとりいれられています。聖ベルナルドの定めた本質性がその後段々に放棄されていったことは、威圧的な鐘楼や14世紀風の豪華な絵画群により証明されています。ベルナルディーノ・ルイーニ(16世紀ー17世紀)のフレスコ画はとりわけ傑出した作品です。1798年にはチサルピーナ共和国の実施した宗教機関の財産没収に続き、その後も建物の退廃状況が悪化しました。1894年になって始めて修復事業が着手され、1952年にシトー派修道士が戻ってきた後も修復作業は続けられています。
修道院の回廊のついた長方形の中庭は素晴らしいものです。 ”(こちらより引用)
さて、2時半少し前に中へ
Navata centrale・・・日本語でなんていうんだ?
身廊ね
私が見たかったのはこれ↑なんですけど、上の説明ではBernardino Luiniが見ものって書いてありますねぇ
作品はこちら↓
で、私が見たかったのはこれ↓
今年修復ほやほやのStefano Fiorentinoの作品。
ここ数年で何度スライド、って今はいわないか。Powerpointで写真を見たことか!
ようやく本物を見ることが出来ました~
バシバシ写真を撮りました。
おたくっぽく(「おたくっぽく」ではなく、完全におたくか)写真を取り捲る私のとなりでは、こんなことが
この後行われる結婚式の為かな?
教会内も結婚式の準備が着々と進んでいる。
水の中にバラを浮かべている。
いいですねぇ~
いや~、場違いな私。
でも今外に出るわけには行かない!
というのも15時15分以降にならないと回廊が見られないのよ・・・これ↓
しっかりこちらも拝見させていただき、外に出た。
新郎新婦はまだまだやってこない感じ。
バラバラと入り口にたむろっている。
私は売店を覗いて帰路に。
結構面白いものが有ったんだけど、翌日の移動を考えて←こういうものは買わなかった。
修道院なので食後酒みたいなもの、結構作ってます。
開店時間も教会が開いている時間と同じ。
この鶏が目印。
留まることを知らない珍道中は、次回Certosa di Pavia編に続くのであります。
P.S.
あっ、1つ書き忘れた。
MilanoのCentroから行く場合、Metro(地下鉄)のGiornaliero(24時間券)を買うことをお勧めします。
このチケットは地下鉄、バス1日乗り放題、3€
地下鉄もバスも往復なので最低でも4回は乗るので、元が取れます。
私のように帰りは、途中下車してDuomoを見、Luiniであげパンを食べることも出来ますよ。
「そうだ、Milanoに行こう」のその2はAbbazia di Chiaravalle編。
時間的には前後するのですが、先週Milanoに行った理由の1つはこれ。
Abbazia di Chiaravalleの修復されたてのGiotteschi(ジョット派)の作品を見ること!
いや、これが最大の目的だったんだっけ?
Abbaziaを辞書で調べると、”大修道院長が管轄する修道院、大修道院”とある。
う~ん、キリスト教徒でない私にはいまいちピンとこないのよねぇ。
MonasteroやCertosaも日本語してしまえば修道院だしね。(Certosaはカウトゥジオ派の修道院です)
さて、名前はさておき、これまた珍道中だったんだよねぇ
まぁイタリアにおいて、何も起こらないほうが不思議だけど・・・
AbbaziaはMilanoに有ります。
これがMilano?
って思わず疑いたくなるでしょう?
まぁ東京だって郊外はこんなもんですかね?
それにここ、先日”その1”でお話したPaviaの方がよっぽど近いくらいなんです。
ここですここ。
MilanoのCentro(中心街)からの行き方を参考までに載せますと・・・
というより本人が忘れないため?
地下鉄M3(黄色)のCorvettoという駅で降ります。
地上に上がり、バス停は大通りを渡らない側
77番Poasco方面行きで15分くらいかな・・・
ちなみにAbbaziaの公式サイトではMilano Rogoredo駅から140番バスが便利と書いてりますが、
このバスは1時間に一本しかないのでご注意を。
バスの時刻表はこちらのATMのサイトを見てください!(分かりにくいけどよく出来てます。)
バスに乗ろうと運転手に
「Abbazia行きますか?」と聞くと
なぜか後ろにいたおばちゃんが「行くわよ」と教えてくれた。
更にこの辺はMilanoだからなのかな?
バスが珍しく日本のように次の停車駅を言ってくれる。(いや、バスはしゃべりませんけど・・・)
それに加え、ちゃんと電工表示も出る。親切~!
にもかかわらず、さっきのおばちゃんが降りるとき(彼女はAbbaziaの1個手前で降りた)
「abbaziaは次よ。ブザー押さないと止まらないからね!」と親切に教えてくれた。
さて、修道院が開いているのは
火ー土 9:00-12:00、14:30-17:30
日 14:30-17:30
というのは知っていたんだけど、私がついたのは13時を少し回ったところ。
Barくらいはあるだろうと思っていたのに、うえの写真の状態。
なんにもない!
仕方がないので、教会の前でぼ~と座っていた。
実はこのとき、結婚式の準備で搬入をしていた業者にくっいて中に入ることが出来たのよねぇ・・・
ちなみにバスを降りたらこの門(?)を目指す。↓
中に入ると、教会はこちら↓
”キアラヴァッレ修道院は、フランスのキアリヴァウスから来たベルナルド(1135年)により12世紀に創建されたシトー派の修道院で、創立後にコムーネから献上された湿地帯を祈りと労働の中心地へと転換させました。修道院の教会(1221年に正式承認)には、ベルゴーニャのシトー派的建築様式(ラテン十字形型の設計、四角の聖歌隊席、礼拝堂付きの翼廊など)とロンバルディア様式(レンガ、低い柱の上に整列する柱などの使用)の双方がとりいれられています。聖ベルナルドの定めた本質性がその後段々に放棄されていったことは、威圧的な鐘楼や14世紀風の豪華な絵画群により証明されています。ベルナルディーノ・ルイーニ(16世紀ー17世紀)のフレスコ画はとりわけ傑出した作品です。1798年にはチサルピーナ共和国の実施した宗教機関の財産没収に続き、その後も建物の退廃状況が悪化しました。1894年になって始めて修復事業が着手され、1952年にシトー派修道士が戻ってきた後も修復作業は続けられています。
修道院の回廊のついた長方形の中庭は素晴らしいものです。 ”(こちらより引用)
さて、2時半少し前に中へ
Navata centrale・・・日本語でなんていうんだ?
身廊ね
私が見たかったのはこれ↑なんですけど、上の説明ではBernardino Luiniが見ものって書いてありますねぇ
作品はこちら↓
で、私が見たかったのはこれ↓
今年修復ほやほやのStefano Fiorentinoの作品。
ここ数年で何度スライド、って今はいわないか。Powerpointで写真を見たことか!
ようやく本物を見ることが出来ました~
バシバシ写真を撮りました。
おたくっぽく(「おたくっぽく」ではなく、完全におたくか)写真を取り捲る私のとなりでは、こんなことが
この後行われる結婚式の為かな?
教会内も結婚式の準備が着々と進んでいる。
水の中にバラを浮かべている。
いいですねぇ~
いや~、場違いな私。
でも今外に出るわけには行かない!
というのも15時15分以降にならないと回廊が見られないのよ・・・これ↓
しっかりこちらも拝見させていただき、外に出た。
新郎新婦はまだまだやってこない感じ。
バラバラと入り口にたむろっている。
私は売店を覗いて帰路に。
結構面白いものが有ったんだけど、翌日の移動を考えて←こういうものは買わなかった。
修道院なので食後酒みたいなもの、結構作ってます。
開店時間も教会が開いている時間と同じ。
この鶏が目印。
留まることを知らない珍道中は、次回Certosa di Pavia編に続くのであります。
P.S.
あっ、1つ書き忘れた。
MilanoのCentroから行く場合、Metro(地下鉄)のGiornaliero(24時間券)を買うことをお勧めします。
このチケットは地下鉄、バス1日乗り放題、3€
地下鉄もバスも往復なので最低でも4回は乗るので、元が取れます。
私のように帰りは、途中下車してDuomoを見、Luiniであげパンを食べることも出来ますよ。
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