イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

毎晩通っていたスープ屋さんin NY-どきどきアメリカ東海岸 その3

2016年01月30日 00時00分30秒 | 他の国

ちょっと思い出して、この話を先にしておきます。
え~食べ物じゃないネタを、と思っている方申し訳ないです。
食べ物の話は色々調べないでも書けるもので…

NYで何を食べた?と言いますと朝は大抵ベーグルの食べ比べ。
お昼は抜き。
というのもこのベーグルがかなりお腹にたまるし、昼食時間を取れないくらい見るものが有った。
そして夜は夜で、毎晩劇場に行っていたので、5時くらいに美術館が閉まった後、
帰り道本当に毎晩(と言っても2回だった)このお店でスープをテイクアウトしてホテルで食べて、その後また繰り出す、を繰り返していました。


実はこのお店、NYに着いたとき、シャトルバスが店の前を通った時にピンと来たんです。
「ここは絶対美味しい!」はずと。

で、その後検索かけたらやっぱりね。
”NYを代表するスープ店”らしいじゃないですか…ってサイトの画像とは違うのが気になりますが。
更にここに写真を載せようと見ていて、思わず笑った。
失敗した写真なのになぜか・・・

しっかりロブスターロールが収まっていた…私ってどれだけ食いしん坊?
そうそう、ここにも有りましたね、確か17ドルだった。
でもさすがにこれはボストンへ。

で、このスープ屋さんですが、「最近まで大丸東京にも入っていた」と書かれていました。
ということは今はもうないのかな?(閉店していました)
超こだわりのお店で、お店のルールを守らないと、スープを売ってもらえない!?
そんなこんなでアメリカの人気コメディドラマで取り上げられて一躍有名になったお店なんですって。

そのルールはちゃんと日本語でも貼られていました

簡単なことですけどね。
ただ3番目の訳はちょっと変。「注文後に残された極端に移って下さい」ってどういうこと?
気になる方はお店のオフィシャルサイトを見て下さいね。
The original soup Manというお店です。
私が行ったのは
259 A.W 55th Street,NY
ホテルが57thだったのでスープの冷めない距離だったんですね。 
他にも何軒かNYに有るそうですが、ここは何でも元祖の場所で、2011年に再オープン、当時は大行列ができていたそうです。
私が行った時は行列もなく、お客さんもちらほらでした。
まぁ変な時間でしたからね。 

初日はロブスターのビスク

ビスクって何よ、ってずっと思っていたので、今調べました。(今かよ)
ビスク(Bisque)とはクリームベースの滑らかな味わいのフランスのスープである。 
本来は裏漉しした甲殻類のクリームをベースとして作られる。
ビスクという名前は一般にフランスのビスケー湾に由来すると考えられているが、甲殻類を2度調理する(bis cuites)ということに由来するという説もある。
(これはお菓子のビスケットと同じ語源である、フランス語の「二度焼き=ビスキュイ(biscuit)」が語源である)。
即ち、調理の過程で材料となる甲殻類をまず殻のまま軽くソテーし、その後ワインや香味材料と共に煮込んで漉し、さらにクリームを加えて仕上げるからである。 (Wikipediaより)

はは~ん、イタリアではコンサートの時「アンコール」ではなく「ビス」「ビス」というんですけど、実はこれフランス語だったんだ…と食べ物の話で1つお利口になりました。 
実はボストンへ行って、これにもチャレンジと思っていたのに、なかなかチャンスがなくて(クラムチャウダーに現を抜かしていたからなんですが)
「あ~食べ損ねた!」と思っていたのに、ちゃっかり食べていましたね。
恐るべし食い意地。


結構大きなロブスターが入っていたのもうれしかったですね。
それから、3日目疲れてホテルの更に近い店に浮気してしまったのですが(こっちの店の方がぬるかったのはなぜ?)
このお店はスープにパンと果物、チョコがついていて、そこがちょこっと(うわ~オヤジギャグ)うれしかったです。

2日目は

米と鶏肉という白いスープ。
米…というよりfarro(スペルト小麦)みたいな穀物が入っていて、あ~これも美味しかったなぁ。
これ大きさは中なんです。
もっと食べれそうだけど、これ以上はかなりでかい。
そうかぁ、サイズ小で2種類食べる手も有ったな、と今更思ってみたりして。
電子レンジがないから、劇場から戻ってから食べるってことはできなかったからなぁ…って今更何真剣に考えているんだか?

で、最終日は

近所のお店のミネストローネ。
閉店間近でこれしかなかったんです。
美味しかったですが、ミネストローネならイタリアでも食べられるし…というのがちょっとがっかりでした。

チップを払わなくてもいい。
小食な日本人には丁度いい。(小食ではない日本人にも良い)
いつでも好きな時に食べられる。(アメリカはさすがにイタリアと違って24時間レストラン開いてるからその点ではあまり心配はないですが)
という点でもお勧めの1軒でしたね。
他にも何軒かスープ専門店を見たので、冒険しても良かったかもしれませんが、ここの美味しさはイタリアで舌が磨かれた(?)私のお墨付きですよ~
この店舗はその場で食べられないのがちょっと不便ですけどね。 

そうそう、昨日友達が「私の友達でNYで缶詰のトマトにあたった人がいるよ。」と言っていたので、
NY在住経験のある友人にそこのところ確認したところ、こわ…
「何が入っているか分からない」と。
卵が1か月日持ちするというのはイタリアも同じでしたが(だから絶対生は食べません)

所変われば品替わる。
これだけ色々食べてもお腹を壊すことなく、更に美味しいものを食べられるのも特技に加えておいてもよろしいでしょうか? 



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