序章が本編よりテンション高くなってしまいました・・・
さてさて、お腹は満たされ、天気もぴ~かん(今あまり言わないかしら?)
単純なのでそれだけでも心が弾む
行ったことのない街へ行くときは、不安もあるけど、やはり楽しみ。
この時期、学生のGita(遠足)が多いのも分かる。
この天気、教室にこもっているよりも外に出よう!!
って、おいおい勉強はどうした?
そんなことはさておき、テンションも気温もかなり上がったところでConeglianoへ到着。
Firenzeを出たのが7時、到着がVeneziaでの1時間散策を含め13時・・・長旅です。
日本だったらどこまで行けるかな???
ConeglianoはVeneziaからおよそ1時間、Trevisoの先。
遠くにはアルプス山脈を望む小さな街です。
う~ん、風景が見慣れているCentro Italiaのものとは全然違う。
緑がまぶしい
駅は大きくもなく小さくもない。
北の駅ってみんなこんな感じ。代わり映えしないなぁ
でも素敵!
トイレが無料だし、きれい。
まぁ、そんなこと・・・と言われそうだが、これって重要じゃないですか?
イタリアは特に外でトイレを探すのが大変。
私、いつでもきれいで無料の(これ重要)を探しています。
頭の中には、トイレマップをいつでも常備しているんです。
(えばることじゃない)
用を済まして(失礼!だってさっき飲んじゃったから・・・)
駅を出る。
ここはイタリアでは珍しく、駅をでて直ぐCentro storicoが見える。
奥に見えているのが駅でここはもうCentro Stiricoの入り口
200m有るかな?
ここからCentroへ入ります。
最近どこも親切。
大抵大きなMostraの場合、しつこいくらい看板が出ているので、目をつぶって、
いやいや、目をつぶっていたら見えませんが、間違うことなく会場へ到着。
予想していたより静か・・・
というか街もひっそり。
お昼時で太陽も高いので、街中には帰宅を急ぐ学生だけ。
まさかここもゴーストタウン!?
とりあえず中に入る前に
Cima da Coneglianoってご存知ですが?
知らなくても全然問題はないですね。
どちらかと言えばマイナー
私も最初パンフレットを見たとき
「はて、どなたでしたか?」と思ったくらい。
そう、このMostraを知ったのは、GiorgioneのMostraに向かうため
Padovaで1時間待ち(このときも待ち時間は長かった)
駅の構内をブラブラ(私、いつでもブラブラしてるなぁ)しているとき
インフォメーションでパンフレットを見つけ
「これ行きたい!」一目ぼれしたという経緯を持っています。
で、Cimaでしたよね。
15世紀の終わりから16世紀の所謂ヴェネチア派と呼ばれる画家の中でも欠かせない人物の1人。
本名はGiovanni Battista Cima(ジョヴァンニ・バッティスタ・チーマ)
しかし、ここにもDa Vinci、Caravaggioの法則(勝手なネーミングです)と同じく
出身地の方が有名にConegliano(コネリアーノ)村のCimaさんですね。
ヴェネチア派と言えば"色彩"
それに反してフィレンツェ派は"disegno"、デッサン重視と言われています。
几帳面なFiorentinoらしい、という感じもしますが・・・
とにかく色使いのすばらしさを注目して下さい。
中に入ると、予想外に人気がない・・・
あれ?と思いながらチケットを購入。
ここでは学生割引は通用しなかった。なぜなら26歳までと限定付き。
さすがにそこまアさば読めないし、学生証に不幸にも生年月日が書いてある。
ここで告白、32歳くらいのときはごまかしてました。
さてさて、チケット代には珍しくオーディオガイド代が含まれていた。
今まで使ったことなかったけど、これすごく良かった。
説明を読むとさらっと流してしまうものも、音声だとしっかり頭に入る。
込みで10ユーロなら安い。
但しクローゼット荷物を預けるのには1€取られたけど・・・
しばらくはどちらか言うとつまらない展示(写真やビデオ)が続いたのだが
実際作品が始まると・・・
すばらしい
ここ最近のMostraの中では一番かも!
更に会場に人がほとんどいないので、すべての作品独り占め!
これほどの贅沢はないですよ!
作品もよくこれだけ集めたなぁ~と感心するし
すごくテーマが統一されている
例えば同じテーマを5枚集めて展示。主題はS.Girolamo。
これはその中の一枚ですが
S.Girolamoをテーマにかかれる時の必要アイテムは
ライオンと十字架。
この時代このテーマは好まれて描かれた作品の一つで、
そしてpenitenteと呼ばれるものとstudioというのが主な種類。
この作品はPenitente
罪を償う為に手に持つ石で自分の胸をたたいている。
ちなみにもう一種類はこちら
Domenco Ghirlandaioの作品
こちらはFirenzeのOgnisanti教会で見られます。
なぜ彼はいつもむずかしそうな顔で本を読んでいるのかと言いますと
彼のラテン語、ヘブライ語などの聖書翻訳の功績を称えてということらしい。
Cimaが好んで描いたのは上。
同じテーマなのに5枚とも若干違う。
こういうのまとめて見られるのがMostraの醍醐味!
それからこちら
Sant'Elena
写真ではもっと大きいかと思ったけど実際は50cm×20センチの小さなものだった。
このバックの景色がまさにConeglianoからみえる景色なんだそう。
このMostraを見た後、街で一番高いところから見てみたのでそれも後でご報告します。
全部で40点くらいだったそうだが、とにかく見ごたえが有った。
行きつ戻りつで結局2時間以上会場にいた。
電車の問題がなければもっと長くいても良かったくらいだ・・・
開催期間は6月2日まで。
お近くにお寄りの方は是非ご覧になっていただきたい。
いや、往復で10時間以上かかっても行く価値あります
最後にカタログを買って外に出ようと思ったら、年配の方々のグループが数組
タイミングよかったのね。
他のブログにもトータル10万に及ぶほどの人気と出ていましたしね。
ちょっと長くなったので続きは次回に
さてさて、お腹は満たされ、天気もぴ~かん(今あまり言わないかしら?)
単純なのでそれだけでも心が弾む
行ったことのない街へ行くときは、不安もあるけど、やはり楽しみ。
この時期、学生のGita(遠足)が多いのも分かる。
この天気、教室にこもっているよりも外に出よう!!
って、おいおい勉強はどうした?
そんなことはさておき、テンションも気温もかなり上がったところでConeglianoへ到着。
Firenzeを出たのが7時、到着がVeneziaでの1時間散策を含め13時・・・長旅です。
日本だったらどこまで行けるかな???
ConeglianoはVeneziaからおよそ1時間、Trevisoの先。
遠くにはアルプス山脈を望む小さな街です。
う~ん、風景が見慣れているCentro Italiaのものとは全然違う。
緑がまぶしい
駅は大きくもなく小さくもない。
北の駅ってみんなこんな感じ。代わり映えしないなぁ
でも素敵!
トイレが無料だし、きれい。
まぁ、そんなこと・・・と言われそうだが、これって重要じゃないですか?
イタリアは特に外でトイレを探すのが大変。
私、いつでもきれいで無料の(これ重要)を探しています。
頭の中には、トイレマップをいつでも常備しているんです。
(えばることじゃない)
用を済まして(失礼!だってさっき飲んじゃったから・・・)
駅を出る。
ここはイタリアでは珍しく、駅をでて直ぐCentro storicoが見える。
奥に見えているのが駅でここはもうCentro Stiricoの入り口
200m有るかな?
ここからCentroへ入ります。
最近どこも親切。
大抵大きなMostraの場合、しつこいくらい看板が出ているので、目をつぶって、
いやいや、目をつぶっていたら見えませんが、間違うことなく会場へ到着。
予想していたより静か・・・
というか街もひっそり。
お昼時で太陽も高いので、街中には帰宅を急ぐ学生だけ。
まさかここもゴーストタウン!?
とりあえず中に入る前に
Cima da Coneglianoってご存知ですが?
知らなくても全然問題はないですね。
どちらかと言えばマイナー
私も最初パンフレットを見たとき
「はて、どなたでしたか?」と思ったくらい。
そう、このMostraを知ったのは、GiorgioneのMostraに向かうため
Padovaで1時間待ち(このときも待ち時間は長かった)
駅の構内をブラブラ(私、いつでもブラブラしてるなぁ)しているとき
インフォメーションでパンフレットを見つけ
「これ行きたい!」一目ぼれしたという経緯を持っています。
で、Cimaでしたよね。
15世紀の終わりから16世紀の所謂ヴェネチア派と呼ばれる画家の中でも欠かせない人物の1人。
本名はGiovanni Battista Cima(ジョヴァンニ・バッティスタ・チーマ)
しかし、ここにもDa Vinci、Caravaggioの法則(勝手なネーミングです)と同じく
出身地の方が有名にConegliano(コネリアーノ)村のCimaさんですね。
ヴェネチア派と言えば"色彩"
それに反してフィレンツェ派は"disegno"、デッサン重視と言われています。
几帳面なFiorentinoらしい、という感じもしますが・・・
とにかく色使いのすばらしさを注目して下さい。
中に入ると、予想外に人気がない・・・
あれ?と思いながらチケットを購入。
ここでは学生割引は通用しなかった。なぜなら26歳までと限定付き。
さすがにそこまアさば読めないし、学生証に不幸にも生年月日が書いてある。
ここで告白、32歳くらいのときはごまかしてました。
さてさて、チケット代には珍しくオーディオガイド代が含まれていた。
今まで使ったことなかったけど、これすごく良かった。
説明を読むとさらっと流してしまうものも、音声だとしっかり頭に入る。
込みで10ユーロなら安い。
但しクローゼット荷物を預けるのには1€取られたけど・・・
しばらくはどちらか言うとつまらない展示(写真やビデオ)が続いたのだが
実際作品が始まると・・・
すばらしい
ここ最近のMostraの中では一番かも!
更に会場に人がほとんどいないので、すべての作品独り占め!
これほどの贅沢はないですよ!
作品もよくこれだけ集めたなぁ~と感心するし
すごくテーマが統一されている
例えば同じテーマを5枚集めて展示。主題はS.Girolamo。
これはその中の一枚ですが
S.Girolamoをテーマにかかれる時の必要アイテムは
ライオンと十字架。
この時代このテーマは好まれて描かれた作品の一つで、
そしてpenitenteと呼ばれるものとstudioというのが主な種類。
この作品はPenitente
罪を償う為に手に持つ石で自分の胸をたたいている。
ちなみにもう一種類はこちら
Domenco Ghirlandaioの作品
こちらはFirenzeのOgnisanti教会で見られます。
なぜ彼はいつもむずかしそうな顔で本を読んでいるのかと言いますと
彼のラテン語、ヘブライ語などの聖書翻訳の功績を称えてということらしい。
Cimaが好んで描いたのは上。
同じテーマなのに5枚とも若干違う。
こういうのまとめて見られるのがMostraの醍醐味!
それからこちら
Sant'Elena
写真ではもっと大きいかと思ったけど実際は50cm×20センチの小さなものだった。
このバックの景色がまさにConeglianoからみえる景色なんだそう。
このMostraを見た後、街で一番高いところから見てみたのでそれも後でご報告します。
全部で40点くらいだったそうだが、とにかく見ごたえが有った。
行きつ戻りつで結局2時間以上会場にいた。
電車の問題がなければもっと長くいても良かったくらいだ・・・
開催期間は6月2日まで。
お近くにお寄りの方は是非ご覧になっていただきたい。
いや、往復で10時間以上かかっても行く価値あります
最後にカタログを買って外に出ようと思ったら、年配の方々のグループが数組
タイミングよかったのね。
他のブログにもトータル10万に及ぶほどの人気と出ていましたしね。
ちょっと長くなったので続きは次回に
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