昨日閉展間近の「東寺展」に行って来ました。
上野駅構内のチケット売り場では「70分」待ちの表示。
炎天下で1時間以上待つのか…
しかし日曜で閉会なので、意を決して行きました。
と、その前に同じ東京国立博物館で開催中の、特別展「美を紡ぐ 日本美術の名品 ―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―」へ
こちらも混んでいました。待ち列はなかったけど、とにかく身動き取れず、さっさと出てしまいました。
そして意を決して東寺展の方へ。
うへっ!40分待ち!?
かろうじて日陰だからまだ良いけど、厳しい!
日陰の貸し出しや無料の給水所などで対策は取っていましたが。
まぁでも結局20分で入館出来ました。
しかし会場は…恐ろしく混んでます。
本当に皆さん興味が有って来てるの?
私、正直言ってこのチケット、友達からもらった招待券だったので、自腹切って行く展覧会ほど興味がなく、更にこの
人混みに耐えらず、本当にざっくり流してしまいました。
唯一撮影可能の「帝釈天騎象像」は
こんな感じ。
という事でさっさと出てしまいました。
実は上野に行く前に、東京駅で「ラファエロ前派」展を、こちらは自腹で見ました。
イギリス美術はまだまだ知らない事が沢山有って、色々勉強になりましたが、こちらのお話はまた改めて。
とりあえず、東京国立博物館の2展は、明後日まで。興味が有る方は、一時間待ちは仕方がない、という覚悟で行って下さいね。熱中症にはくれぐれもお気を付け下さいね。
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中国、西欧など、海外の美術館では長時間並ぶことがあっても、会場内に入れば、まあ普通に鑑賞できるのが普通でしょう。会場内に入る人数をもっと制限すれば済むことです。入るときの待ち時間が10分伸びてもちゃんと鑑賞できるほうが良いに決まっています。会場に入れるだけ入れて、あとは知らないという主催者・管理者の非道な方針が習慣になっているのは、なさけないことですね。これは、江戸期以来の縁日の「見せ物」のやりかたと同じ。入り口で木戸銭をとったら、後はできるだけ早く出てもらうというやり口です。映画などと違い、複製できない唯一のものの鑑賞に多くの人が参加すれば、待ちができるのはやむを得ないことですが、その後の対応に問題がありますね。
ご意見ありがとうございます。
同感です。行列は入場をセーブするものではなく、入館人数をセーブし、少しでもゆっくり観覧できるようにするようにして欲しいです。
賛否は有りましたが、昨年末から行われていた「フェルメール展」の予約入場は、その点では良かったと思います。