縁がないと分からないことって多いですよね
っていきなり何?って感じですが
ここ2日とってもいいお勉強をさせていただきました
その1
友人が、贈られた手書きの絵を入れる額を探しにFirenzeにやってきた
(それだけが目的ではなかっのだが・・・)
まず彼女はIKEAに行ったのだが適当なものが見つからず
私たちは初めて額屋(Corneceriaっては言わないよね???)に行ってみた。
これがすごく面白い!
アーティストの方にとっては当然のことなのかも知れないが
額は当然オーダー
もちろんアンティークの額が欲しい場合は別
今まで額に入った絵を買ったことは何度も有るけど・・・
ちゃんと絵の寸法を測り
絵に合った額をお店の人がいろいろ選んでくれる
どの店でも時間は1週間前後必要
結局5箇所回ってみた
必ずやるのはMisurare、寸法を測ること
値段は絵の大きさで決まる
絵の周りに白い部分(なんと言うのか日本語では分からないけど)を
Paspartu’ということも知った
ガラスを入れるか入れないかと言う選択も出来る
問題の額は額の切れっ端をいくつか見せてくれる
これがそれぞれお店の人の個性が出ていて面白い!
値段も結構幅があって大体5000~10000円くらい
そしてさすがイタリア人と思わせるセンスのよさ・・・
職人の国の垣間見た一瞬だった。
まぁでも知り合いのイタリア人に聞いたら
「Coin(デパート)に行けば」と言われた
やはり額をわざわざ職人に頼むのは
それなりにこだわりもお金も有る人だけ・・・という感じ
こうして伝統技術は少しずつ失われてゆくのである
額というものは「絵を守る」という役割の他にも
色々と意味を持っている
額の研究をしている人もいるくらい・・・
ここで額の話しを始めると長くなるので止めますが
絵を見るときは額も見てね・・・
あ~でもどうしても1つ言いたいことが
数年前ゴッホとゴーギャンのMostraを見に行った時
ゴッホの絵は全て白木の額に入れられていた
それがあまりにもそっけなくて
そばにいた係りの人に「何で額が全部同じなの?」と聞いたことが有る。
こちらの美術館にいる人は
日本のようにアルバイトで雇われた無学(言い方悪いけど)ではなく
みんなああ見えても(これも悪いか?)知識があります。
(特別展の場合は100%とも言えないけど・・・)
答えは「貸し出している美術館がつけてきた」とのこと
貸し出し元はオランダのゴッホ美術館
私は実際そこに行ったことはないけど
このときは非常に違和感を感じた。
"絵と額"の関係は"人間と洋服"のような関係だと思う。
いくら中身が良くてもボロボロの服を着ていればそれなりにしか見えないし
その反対もしかり・・・
ただ身の丈に合わないものはもっとおかしい・・・
結局、額探しは難航を極め
第2ラウンドへ持ち越しとなりました
その2
今年は紫が大流行
Firenzeだから・・・ではないです
って何でFirenzeか?
FirenzeのサッカーチームFiorentinaのチームカラーはViola(すみれ色)
テレビの解説などでもViolaと言えばFiorentinaみたいな感じ
私はそれほどサッカーには詳しくないので
下手なことはいえませんが
Bianco e neroと言えばユベントス(合ってる?)みたいな感じ
ということで紫は街のカラーにもなっている
正式に決まっているかは不明ですが・・・
ちなみに街の花はGiglio(白百合)
こちらも街の代名詞になっています。
Giglioと言えばフランス王家かFirenzeのことを指している感じ。
話を修正・・・
先日テレビで「紫はPorta sfortuna(不幸を呼ぶ)」と言っていた
「なぜ?」
うっしし、絶好のチャンスがやってきた
今日友人が旦那の誕生日のプレゼントにセーターを買うということで
普段は入らない男性用の洋服屋にまたまたくっついて行った。
(どこでもくっついて行く私)
いいものが見つかって購入してのを見計らい
店員のお兄さんに"紫の謎"を聞いてみた
(実は彼も紫のネクタイをしていた)
するときちんと答えてくれた
真相は・・・
不幸を呼ぶと考えられているのは舞台の上のことで
昔、紫はVescovoだったかなCardinaleだったかな
お~うる覚え・・・ばかだ
が身にまとう色とされていて
それを舞台で身にまとうとVescovoがいなくなるから不吉と言われていたとか
日本でも紫は高僧の色とされているけど
やはり紫は高貴な色という概念は同じなんだなぁ・・・
イタリア人のすごい所は
質問にきちんと答えてくれること
こちらにいると結構恥ずかしげも無く
「なんで?」と聞いてしまう
でもこれってイタリア語の上達のためには重要!
時々「もういいよ~」というくらい説明してくれる人もいる{けど/face_ase2/}
そういえば
Rosso porporaという色が有る
これは日本で言うところの緋色に当たる。
"ムレックス、トルンクスなどの貝から採取した)赤みをおびた紫染料"
(伊和中辞典 小学館)
と説明があるが非常に高価な染料で
Papaの色とされている。
日本で見られるかどうかは分からないけど
Papaのスリッパがまさにこの色
機会が有ったら見てみてね
そういえば(また?)
聖徳太子が定めた冠位十二階も確か紫が最高位だったはず・・・
と疑問に思ったらすぐ調べないとね
あたり!
紫、青、赤、黄、白、黒でした
ちなみにやはり今年は紫だ流行色だそうです。
日本人だとちょっとキザだけど
イタリア人のネクタイやシャツは結構色っぽくて
チェックしがいがありそうです
っていきなり何?って感じですが
ここ2日とってもいいお勉強をさせていただきました
その1
友人が、贈られた手書きの絵を入れる額を探しにFirenzeにやってきた
(それだけが目的ではなかっのだが・・・)
まず彼女はIKEAに行ったのだが適当なものが見つからず
私たちは初めて額屋(Corneceriaっては言わないよね???)に行ってみた。
これがすごく面白い!
アーティストの方にとっては当然のことなのかも知れないが
額は当然オーダー
もちろんアンティークの額が欲しい場合は別
今まで額に入った絵を買ったことは何度も有るけど・・・
ちゃんと絵の寸法を測り
絵に合った額をお店の人がいろいろ選んでくれる
どの店でも時間は1週間前後必要
結局5箇所回ってみた
必ずやるのはMisurare、寸法を測ること
値段は絵の大きさで決まる
絵の周りに白い部分(なんと言うのか日本語では分からないけど)を
Paspartu’ということも知った
ガラスを入れるか入れないかと言う選択も出来る
問題の額は額の切れっ端をいくつか見せてくれる
これがそれぞれお店の人の個性が出ていて面白い!
値段も結構幅があって大体5000~10000円くらい
そしてさすがイタリア人と思わせるセンスのよさ・・・
職人の国の垣間見た一瞬だった。
まぁでも知り合いのイタリア人に聞いたら
「Coin(デパート)に行けば」と言われた
やはり額をわざわざ職人に頼むのは
それなりにこだわりもお金も有る人だけ・・・という感じ
こうして伝統技術は少しずつ失われてゆくのである
額というものは「絵を守る」という役割の他にも
色々と意味を持っている
額の研究をしている人もいるくらい・・・
ここで額の話しを始めると長くなるので止めますが
絵を見るときは額も見てね・・・
あ~でもどうしても1つ言いたいことが
数年前ゴッホとゴーギャンのMostraを見に行った時
ゴッホの絵は全て白木の額に入れられていた
それがあまりにもそっけなくて
そばにいた係りの人に「何で額が全部同じなの?」と聞いたことが有る。
こちらの美術館にいる人は
日本のようにアルバイトで雇われた無学(言い方悪いけど)ではなく
みんなああ見えても(これも悪いか?)知識があります。
(特別展の場合は100%とも言えないけど・・・)
答えは「貸し出している美術館がつけてきた」とのこと
貸し出し元はオランダのゴッホ美術館
私は実際そこに行ったことはないけど
このときは非常に違和感を感じた。
"絵と額"の関係は"人間と洋服"のような関係だと思う。
いくら中身が良くてもボロボロの服を着ていればそれなりにしか見えないし
その反対もしかり・・・
ただ身の丈に合わないものはもっとおかしい・・・
結局、額探しは難航を極め
第2ラウンドへ持ち越しとなりました
その2
今年は紫が大流行
Firenzeだから・・・ではないです
って何でFirenzeか?
FirenzeのサッカーチームFiorentinaのチームカラーはViola(すみれ色)
テレビの解説などでもViolaと言えばFiorentinaみたいな感じ
私はそれほどサッカーには詳しくないので
下手なことはいえませんが
Bianco e neroと言えばユベントス(合ってる?)みたいな感じ
ということで紫は街のカラーにもなっている
正式に決まっているかは不明ですが・・・
ちなみに街の花はGiglio(白百合)
こちらも街の代名詞になっています。
Giglioと言えばフランス王家かFirenzeのことを指している感じ。
話を修正・・・
先日テレビで「紫はPorta sfortuna(不幸を呼ぶ)」と言っていた
「なぜ?」
うっしし、絶好のチャンスがやってきた
今日友人が旦那の誕生日のプレゼントにセーターを買うということで
普段は入らない男性用の洋服屋にまたまたくっついて行った。
(どこでもくっついて行く私)
いいものが見つかって購入してのを見計らい
店員のお兄さんに"紫の謎"を聞いてみた
(実は彼も紫のネクタイをしていた)
するときちんと答えてくれた
真相は・・・
不幸を呼ぶと考えられているのは舞台の上のことで
昔、紫はVescovoだったかなCardinaleだったかな
お~うる覚え・・・ばかだ
が身にまとう色とされていて
それを舞台で身にまとうとVescovoがいなくなるから不吉と言われていたとか
日本でも紫は高僧の色とされているけど
やはり紫は高貴な色という概念は同じなんだなぁ・・・
イタリア人のすごい所は
質問にきちんと答えてくれること
こちらにいると結構恥ずかしげも無く
「なんで?」と聞いてしまう
でもこれってイタリア語の上達のためには重要!
時々「もういいよ~」というくらい説明してくれる人もいる{けど/face_ase2/}
そういえば
Rosso porporaという色が有る
これは日本で言うところの緋色に当たる。
"ムレックス、トルンクスなどの貝から採取した)赤みをおびた紫染料"
(伊和中辞典 小学館)
と説明があるが非常に高価な染料で
Papaの色とされている。
日本で見られるかどうかは分からないけど
Papaのスリッパがまさにこの色
機会が有ったら見てみてね
そういえば(また?)
聖徳太子が定めた冠位十二階も確か紫が最高位だったはず・・・
と疑問に思ったらすぐ調べないとね
あたり!
紫、青、赤、黄、白、黒でした
ちなみにやはり今年は紫だ流行色だそうです。
日本人だとちょっとキザだけど
イタリア人のネクタイやシャツは結構色っぽくて
チェックしがいがありそうです
日本でも今年は紫が流行りらしいわよ。
バール・ヴィオラ(仮称)の親父たちは元気?
ってか、まだ1回も行った事ないんだけどね…。
来年こそはフィオレンティーナの試合を
見に行きたいなー。
しがないウンブリアデルビーじゃなく…。