イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

新春ローマー最終回:ローマのクリスマス

2015年01月12日 20時31分10秒 | イタリアの小さな街・大きな街(Fi以外)

ようやく最終回です。
最終回の今回はローマのクリスマス・・・って行ったのは1月5日なんですけどね。
こちらは1月6日までクリスマスの飾りを外しません・・・ってまだ外れてなかったなぁ、土曜日。

さて、展覧会を見終えて出てきたのが7時ごろ。 

のどが渇いていたので、会場内のBarでアペリティーボ。
サンドイッチが付いてきた、でもこれいくらよ・・・と思いながら、もう時間もないし、まぁいいか。
10ユーロくらいなら許しましょう。
結果は9.5ユーロ(1300円か)
まぁこういうところなので仕方がないし、ここでこれ食べなかったら家まで何も口に出来なかったからね。

外は既に真っ暗・・・帰りの電車はTiburtina20:55ということでまだ2時間位あるので、大丈夫だろうと思ったのがまずかった。
とにかく下に下ります。
これを見るため・・・

万国旗の照明が飾られているということで日本を探さねば!!
と思いながらも途中の教会に「Presepe」の表示を見つけては寄り道。

これが命取りになったんでしょうね・・・
さて、日本はどこかな?

あれ?もしやこれ?
緑なんだけど・・・納得いかないなぁ。
緑に日の丸ってどこの国?

色合いがきれいだけど、どこの国?

イタリアはやはりこの通りの始まりね。
そしてここからは

ツリーが
なぜか写真がすべて傾いていたんですよね・・・
そして引き返す。
途中で日本に会いたい・・・

また寄り道

そろそろこれ以上先に行ったらヴァチカンには行けないなぁというところまで来てしまいました。
すると

有った~!!
有りましたよ日本が。
ということでここで引き返すつもりがこの近くにあるこれ

電飾のpresepe
ニュースで見たんだ・・・を思い出してまた寄り道。
そしてここからPiazza Navona(ナボナ広場)へ
この時点でかなりやばいなぁと思っていたんですけどねぇ・・・早足で。

こちらではオベリスクにプロジェクションマッピングしていました。

翌日のニュースでも言っていたけど、広場は例年に比べて寂しい感じ。
いつもは屋台がびっしり出ているのに・・・

青くなったり(水が噴出している)

リボンがかかったり
ゆっくり見ていたかったのですが、時間がないので、一通り見たな、というところで退散。
ここからひたすら早足

夜のSant'Angeloもきれいだなぁ・・・でも感傷に浸っている場合じゃない。
写真撮って終わり。

お月様もきれい・・・でも余裕なし。
そして見えてきました

ここら辺で既に8時だったんです。
まずいなぁ・・・

急いで写真だけ撮って駅に急ぎます。
自分によくそんな体力残っていたな、と感心。
ヴァチカンの最寄の地下鉄の駅、OttavianoからTerminiまで行ってそこで地下鉄乗り換えてTiburtina
Tiburtinaの駅は大きいので、最低でも5分前に着かないと・・・
Ottavianoでなかなか電車が来なくて焦った焦った。
Terminiで電車を乗り換えるとき、丁度電車が来ていたので飛び乗った。
心臓が飛び出すかと思うくらい苦しかったけど、これで間に合う、と安心したのもつかの間、この電車Tiburtinaには行かないじゃん。
気が付いたから良かったけど・・・
同じB線なんだけど、Tburtinaの手前の駅で別の方向へ行ってしまう(Conca d'oro行)B1線だったの。
ひえ~

今回は本当に乗り遅れかぁ・・・
乗り遅れた場合明日祭日だからホテルなんか取れないし・・・
野宿・・・
こんなことなら最初から友人に連絡して一緒にお茶でもしておけばよかった・・・
などなどとめどなくネガティブな思いが頭をぐるぐる回っていましたが、結果的には7,8分前にTiburtinaに到着。
セーフ!!
何とか走らずに済んだけど、もう足は上がりませんでした。

あ~あ、もう本当に私の悪い癖だなぁと思うのですが、どうしても欲が出てしまって・・・
今年は欲張りを抑えて時間に余裕を持って行きたいと思うわけですが・・・やはり無理かな?

ということで新春のローマは終わり。
パリのテロの影響でローマは現在厳戒態勢です。
政治的にはイタリアを襲ってもと思う反面、キリスト教の大本山を抱くイタリア。
そしてバーミアンの遺跡が簡単に破壊されてしまったように、
コロッセオやピサの斜塔など西洋の文化、歴史の粋を集めた建築物を破壊されかねないという心配が蔓延しています。
これ以上何も起こらないことを切に祈るばかりです。 



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