朝から雨![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_rain.gif)
雨が降っているので暖かい…のは外だけ?
部屋の中は冷えてます。
実は今はまだ5日の午後。
最近ネタが溜まっているので、更新を予約にしてます。
横着して![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
ところでCarlo Crivelli(カルロ・クリヴェッリ)のMostraを見てから、彼についてもっと知りたくなった。ネット上で探してみると、結構同じような日本人がいる。
不思議…これが彼の作品の魅力かも。
幸い(いや、たぶんこれが不幸なんだ)ここはイタリア…
ということで、思い立ったらすぐ行動![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_run.gif)
いつもの一般的な本屋ではなく、美術書専門店に向かった。
「Buon giorno~、Carlo Crivelliの本有りますか?」
と聞くと、「これ」と出されたのは
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/07/af4fbd98d2580c4e4d68caedc5c2a1a6.jpg)
Ronald Lightbown
これか、パラパラとめくってみる…ん、でも英語!?
う~ん…更に追い討ちをかけたのは、えっ、105ユーロ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
「イタリア語はないの?」と聞くと
「英語版しか出版されなかった」と
う~ん
「英語はイタリア語よりできないので、イタリア語で何か資料ないですか?」
「Monografia(1つの特定のテーマを取り扱った本)はこれだけなんですよ」
う~ん
「あっ、でも彼Marcheだったわよね、いつ頃だったかしら…」
「400年代後半です」
「ならこれとか、これとかはどうですか?」
と3冊くらい出てきた。
「これは80ユーロ、こちらは55ユーロ…他にはこれ」
「あっ、これこれ、2006年のMostraのカタログ?」
「あっ、そうかも、どれどれ…そうですね」
う~ん、どれも高いなぁ
う~ん、この一番高い本、気になるけどビニールかかってるなぁ。
中身見れないかなぁ???
「どうぞ開けてみて。大丈夫、大丈夫」
「じゃあ、これ開けてもいいですか?」
ということで中を見てしまった。
あ~あ、見なければ良かったのに…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_deject.gif)
うちの大学の教授が監修している本だった。
やばい、どうしよう???
「クレジットカード使えますか?」
使えないって言って、そうしたらあきらめるから![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_keibetsu.gif)
「もちろん」
ははは…ということでお買い上げ
結局いくら払ったかはご想像にお任せします。
これも円高のせい!?
「あ~あ、また買っちゃった。洋服などは買わないのに、本は即決なんですよねぇ」
「私もそうよ。でも本は役に立つでしょう?美術書は高いけどね。」
でも本はお腹の足しにはなりません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_deject.gif)
武士は食わねど高楊枝…とは行きませんわ。
「そうねぇ、更に日本に戻るとなかなかイタリア語の本は手に入らないので…」
「うちにメールをくれれば本を探して送るわよ。既に日本人のお客さん何人かいるし」
危険、危険
まぁこんなやり取りが永遠に続くんだわ、ここイタリアでは
いつも言ってますが、こういう人間らしいやり取りができるお店大好き![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_heart.gif)
もちろん近代的(って言えるかな?)なお店のポイントサービスなどもいいけど
こういう時って、イタリア人の博識さ、仕事に対する責任感が非常に分かる。
(普段責任感なんかかけらもないと思っているけどね)
私も将来、こんな本屋をやりたい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/book.gif)
えっ、仕事にならない。
本は既に売るほどあるけど、どれも愛着が有って売れません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_suki.gif)
最後にお姉さん
「私はいつでもここにいるから、困ったらいつでもここに来てね」
危険、危険
でもうれしい一言
こんな優しいお姉さんのいる、美術書専門の本屋さんはこちら
Bruschi
via S.Spirito,40/r 50125 Firenze
tel/fax 055.210374
bruschilibri@libero.it
ご注文は直接メールで!
例えば「レオナルド・ダ・ヴィンチ関係の本が欲しい」と連絡すれば、いろいろ探してくれるとのことでした。
さてさて、私の本棚に納まる(実際はもう溢れているんですけど)ことになったのはこちらの2冊
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/d0/aad03181155bc91e88533b1c944f73f9.jpg)
持ち帰る途中、腕がもげるかと思うくらい重かった。
心にものしかかるけどね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_fall.gif)
左がうちの大学の教授が監修している本。
Pittori a Camerino nel Quattrocento(400年代のカメリーノの画家たち)
そして右は2006年に行われたという
L’aquila e il leone(鷲とライアン) L’arte veneta a Fermo,Sant’Elpidio a Mare e nel Fermano Jacobello,i Crivelli e Lotto
というMostraの公式カタログ。
このMostraの詳しい話は、先日紹介した石井暁子さんの本に載っている。
ちなみに私、この大きな買い物したあと、精神が高揚していたのか、この寒空にGelato食べて帰った。
どっかいかれちゃったかしら???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_rain.gif)
雨が降っているので暖かい…のは外だけ?
部屋の中は冷えてます。
実は今はまだ5日の午後。
最近ネタが溜まっているので、更新を予約にしてます。
横着して
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
ところでCarlo Crivelli(カルロ・クリヴェッリ)のMostraを見てから、彼についてもっと知りたくなった。ネット上で探してみると、結構同じような日本人がいる。
不思議…これが彼の作品の魅力かも。
幸い(いや、たぶんこれが不幸なんだ)ここはイタリア…
ということで、思い立ったらすぐ行動
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_run.gif)
いつもの一般的な本屋ではなく、美術書専門店に向かった。
「Buon giorno~、Carlo Crivelliの本有りますか?」
と聞くと、「これ」と出されたのは
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/07/af4fbd98d2580c4e4d68caedc5c2a1a6.jpg)
Ronald Lightbown
これか、パラパラとめくってみる…ん、でも英語!?
う~ん…更に追い討ちをかけたのは、えっ、105ユーロ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
「イタリア語はないの?」と聞くと
「英語版しか出版されなかった」と
う~ん
「英語はイタリア語よりできないので、イタリア語で何か資料ないですか?」
「Monografia(1つの特定のテーマを取り扱った本)はこれだけなんですよ」
う~ん
「あっ、でも彼Marcheだったわよね、いつ頃だったかしら…」
「400年代後半です」
「ならこれとか、これとかはどうですか?」
と3冊くらい出てきた。
「これは80ユーロ、こちらは55ユーロ…他にはこれ」
「あっ、これこれ、2006年のMostraのカタログ?」
「あっ、そうかも、どれどれ…そうですね」
う~ん、どれも高いなぁ
う~ん、この一番高い本、気になるけどビニールかかってるなぁ。
中身見れないかなぁ???
「どうぞ開けてみて。大丈夫、大丈夫」
「じゃあ、これ開けてもいいですか?」
ということで中を見てしまった。
あ~あ、見なければ良かったのに…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_deject.gif)
うちの大学の教授が監修している本だった。
やばい、どうしよう???
「クレジットカード使えますか?」
使えないって言って、そうしたらあきらめるから
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_keibetsu.gif)
「もちろん」
ははは…ということでお買い上げ
結局いくら払ったかはご想像にお任せします。
これも円高のせい!?
「あ~あ、また買っちゃった。洋服などは買わないのに、本は即決なんですよねぇ」
「私もそうよ。でも本は役に立つでしょう?美術書は高いけどね。」
でも本はお腹の足しにはなりません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_deject.gif)
武士は食わねど高楊枝…とは行きませんわ。
「そうねぇ、更に日本に戻るとなかなかイタリア語の本は手に入らないので…」
「うちにメールをくれれば本を探して送るわよ。既に日本人のお客さん何人かいるし」
危険、危険
まぁこんなやり取りが永遠に続くんだわ、ここイタリアでは
いつも言ってますが、こういう人間らしいやり取りができるお店大好き
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_heart.gif)
もちろん近代的(って言えるかな?)なお店のポイントサービスなどもいいけど
こういう時って、イタリア人の博識さ、仕事に対する責任感が非常に分かる。
(普段責任感なんかかけらもないと思っているけどね)
私も将来、こんな本屋をやりたい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/book.gif)
えっ、仕事にならない。
本は既に売るほどあるけど、どれも愛着が有って売れません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_suki.gif)
最後にお姉さん
「私はいつでもここにいるから、困ったらいつでもここに来てね」
危険、危険
でもうれしい一言
こんな優しいお姉さんのいる、美術書専門の本屋さんはこちら
Bruschi
via S.Spirito,40/r 50125 Firenze
tel/fax 055.210374
bruschilibri@libero.it
ご注文は直接メールで!
例えば「レオナルド・ダ・ヴィンチ関係の本が欲しい」と連絡すれば、いろいろ探してくれるとのことでした。
さてさて、私の本棚に納まる(実際はもう溢れているんですけど)ことになったのはこちらの2冊
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/d0/aad03181155bc91e88533b1c944f73f9.jpg)
持ち帰る途中、腕がもげるかと思うくらい重かった。
心にものしかかるけどね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_fall.gif)
左がうちの大学の教授が監修している本。
Pittori a Camerino nel Quattrocento(400年代のカメリーノの画家たち)
そして右は2006年に行われたという
L’aquila e il leone(鷲とライアン) L’arte veneta a Fermo,Sant’Elpidio a Mare e nel Fermano Jacobello,i Crivelli e Lotto
というMostraの公式カタログ。
このMostraの詳しい話は、先日紹介した石井暁子さんの本に載っている。
ちなみに私、この大きな買い物したあと、精神が高揚していたのか、この寒空にGelato食べて帰った。
どっかいかれちゃったかしら???
我が家は田舎なので、よい本屋がなく、最近はamazonの良いお客です。
私も好きなアーティストを特集したマニアックな雑誌と、形容詞、副詞の辞典(日本語)をそれぞれ買ってしまいました。
届くのが楽しみ
…なんですが、お財布は真っ青
洋服はね~、最近全く買わないんだけど。
しかも、出版元では廃刊、って言われると…つい。
心の肥やしですよ、fontanaさん!!
でも蝋燭の火が今まさに消えたところ:この意味がちょっと解かりません。 何か参考になる本をご存知でしたら教えてください。
これからも楽しみにしてまーす。
ははは、本棚(中身ばかりが)増殖中です。
私も日本ではもっぱらAmazonです。
イタリアにはまだ進出していないのが救い?
でも基本は本屋で見て買いたい!
本屋なら何時間いても飽きないですよ~憩いの場だ
はっぱさん
はじめまして。コメントありがとうございます。私もクリヴェリについては、調べ始めたばかりなので何か分かったら報告しますね!
是非また遊びに来てくださいね
これからもよろしくお願いします。
本棚の話、わかります~。ついつい買ってしまい、買ったことに満足して、
ニヤニヤしているタイプです、私。
以前英語で出版された本を買い、
その日本語訳が出るからと買い、
昨年イタリアに旅行した際、お、これいい本!と
買った本が、イタリア語版だった、ということが。
欲しくて買って忘れているのが私のダメなところです~
出会った時が買い時って思ってしまうんですよ…。
お久しぶりです。
良かった~、みんな同じなんですね。
「これを逃したら、二度と手に入らないかも!」という、どこから来るのか分からない強迫観念でついつい買ってしまい。買った後は本棚の肥やし…本棚は肥え、財布は軽くなる一方です。