イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

一人暮らしなのに一人になりたい心境とは?

2008年08月19日 16時24分41秒 | Weblog
日曜日大学の同級生と会った。
10数年前はみんな同じ土俵に乗っていたのに
今やてんでバラバラ
でも過去の話から今の話まで
話題は尽きることがない。
唯一ないのは"恋愛談"か

最近はイタリアがらみで知り合った
上は両親世代から下は20代前半(まだ辛うじて平成生まれはいないが)まで
話題の中心は"イタリア"だが
同級生とは健康上の問題から老後のことまで
この一年で結構病院にお世話になっていると聞き
いくら見た目が若く見えても中身はそうは行かないものですね
状況は違えどみんな独身…ははは
通称"アラフォー"ですからねぇ

「アラウンド40(通称「アラファー」)とは40才前後の世代のこと。
彼女たちは80年代に青春を送り、10代の終わりに男女雇用機会均等法が施行され、
就職活動はバブルの頂点、就職したら「新人類」、頑張って働いてきたら
今度は「負け犬」と呼ばれ…と、いつも時代の象徴とされてきた世代だ。
産休や育休の制度普及と重なり事実上、
仕事育児の両立が可能になった世代でもある。
しかし、多様なライフスタイルと価値観を持ちながらも女性にとっては
選択肢が多い分、迷い多き世代とも言える」

なんて定義されているようですが
私たちはバブルを経験していないので
更に貧乏くじを引いた世代という気がしますが…

でも実際同級生を見渡せば
未だに独身が全体の半分とは言わないまでも
30%~40%
それも結婚を望んでいない人たち
ひとりでないと生きていけない人たち…

友人の一人が「一人暮らしなのに一人になりたくて一人旅に出る」
と言っても共感できてしまう…孤独を求めているのです。
彼女は東京から120キロ離れて初めて
一人になれる気がすると言う
120キロ、これは反対に都会の汚れた空気から開放される距離では???

こんな私たちの最大の悩みはやはり老後ですかねぇ…


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