イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

San Valentino(バレンタインデー)の翌日は?

2011年02月14日 03時30分28秒 | イタリア・イベント

2月14日、今日はバレンタインデーだ。
イタリア語では、San Valentino、聖ヴァレンティヌスはPatrono degli innamorati,恋人たちの聖人です。
なんで彼が恋人たちの聖人か?というのには諸説あるので、興味がある方はWikipediaのこちらのページをご覧下さい。

当然イタリアには女性がチョコレートを贈って愛の告白、なんて伝統はありません。
もちろん義理チョコなんて考え方も皆無。
日本の風習に関しては
日本で最初にバレンタインデーの広告を出したのはモロゾフで、なんと戦前の1936年のこと。オーナーの知人でアメリカ人新聞記者が欧米のバレンタインの習慣を紹介したのがきっかけだという。その後デパートが「恋人に贈り物をする日」として宣伝したことはあったが、さほど定着しなかった。

戦後、日本のバレンタインデー再出発は、1958年(昭和33年)。メリーチョコレートの営業主任がヨーロッパの知人からバレンタインの話を聞き、東京・新宿の伊勢丹デパートで「バレンタインには女性から男性へチョコレートを贈りましょう」というキャンペーンを行なった。このキャンペーンこそ、女性から男性へという日本独特のバレンタインの起源。メリーチョコレートによると、“女性から”とした理由は、デパートで買い物をするのは圧倒的に女性だったことと、当時の風潮を受けたものだという。昭和33年前後の日本では、アメリカのウーマン・リブ運動の影響を受けて多くの女性誌が創刊されるなど、「女性ももっと意見を。恋愛においても女性がイニシアチブをとりましょう」という時代のムードがあったのだ。

ただ、こちらもやはりいろいろと市場に踊らされているせいか、プレゼントをする、という習慣はあります。
まぁ、なんと言っても男性から女性にバラ、それも真紅、というのが定番らしく、
昨日もニュースで「バラは高いからチューリップを贈りましょう」なんて言っていました。

さて、ニュースを見ながら、苦笑したのが、バレンタインデーの翌日
2月15日はFesta dei singoli
つまり"おひとり様の日"・・・って大きなお世話じゃ
たしか、韓国にはブラックデーという日がある。
バレンタインデーやホワイトデーで贈り物を受け取れずそのまま恋人ができなかった者同士(ソロ部隊、솔로부대)が黒い服を着て集まり、黒いあんが特徴のチャジャンミョン(韓国風炸醤麺)やコーヒー(ブラック)を飲食する日、とされている。

ちなみにこちら↑は4月14日。
みんないろいろ考えるねぇ
あっ、私あのクリーム食べるの忘れてる。
Babbiのピスタチオクリーム

Babbiの本店はCesena(チェゼーナ)
12月9日の記事にこのクリームのことを載せた時は、永友選手がインテルに移籍なんて考えてもみなかったねぇ
いくらサッカーの分からない私でも、快挙だってことは分かりますよ。
でも、私はサッカーより、おいしいものの方が気になる・・・

このウエハスがおいしいんですよ。
イタリアでは小売もしていますが、私が買ったお店(Enoteca Alessi)では1個1.3€(だったかな?先日行ったときはなかったけど)
他に興味があるものがあるので、近いうちにCesenaに行ってみたいなぁと思っております。

そうそう、去年もそうでしたが、イタリアではこの週末12,13日と1人分のチケットで国立の博物館、美術館などに入場できました。

だから久々にUffizi美術館に行列が出来ていたのねぇ・・・

皆さんは誰とどんなバレンタインデーをお過ごしですか?

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