「11ヶ月で卒業せねば」、と宣言したら、あちこちからご心配を頂きましたが、1年でイタリアを去ることになったわけではまだないのでご心配なく。
まぁ去ることになったとしても、私とイタリアの縁は切れることはないし、
切れるものは切れるので、その時は仕方がないと諦めましょう。
さて、「勉強せねば~」と言ったにも関わらず、わたくし現在、日本から遊びに来ている友人に便乗して遊び歩いております。
少しの間だから許してね(自分自身に言ってます)
実は、うふふ。(気持ち悪っ)
今日はおととしから念願だった初温泉へ言ってまいりました。
実は去年友人が来た時、行く気満々だったのに、なんとその日はTrnitalia(トレニイタリア)のストライキで行けず、お蔵入りとなっていました。
もし今年行かなければもう2度と行けなくなるかも、という一抹の危機感で、今日はあまりお天気がよくないこと、わかってはいたのですが、朝Firenzeマラソンへ向かう人たちを逆行してMontecatini Terme-Monssumanoまで行ってきました。
おととしここを初めて訪れた友人たちから「すごくよかった~」という話を聞き、写真を見せてもらい、いつか行くぞ~と思っていたにもかかわらず、この夏日本滞在中にイタリア温泉特集をテレビでやっていたとき(BS日テレ世界温泉遺産)は、同じ場所だと気がつかず、「ここいいなぁ。行けないかなぁ」と思ってしまったまぬけな私です。
FirenzeからMontecatini Terme-Monssumanoまでは電車で1時間。
日曜日は送迎バスも市バスもないので駅前からタクシー
今日はたまたま駅前に1台タクシーが止まっていたので、時間のロスなくラッキーだった。
駅から目的のGrotta Giustiまでは15分くらい・・・かな?
金額は20ユーロ強。(休日料金かもしれないので、もしかしたら平日は若干安いのか)
もし行かれる方は、ホテルではなくリゾート(Spa)の方だと言った方がいいです。(入り口が全く違うので)
駐車場から
入り口へ
この地味な入り口からは想像できませんが
受付のロビー
まぁここまでは至って普通。
私たちが付いたのは開館10時を少し過ぎたところだったんだけど、混む一歩手前でラッキーだった。
受付でとりあえずどんなコースがあるか聞く。(友人は既に知っていたけど)
プールだけなら17ユーロで一日いられる。
私たちはプールにテレビで見た洞窟サウナをプラス。
こちらが35ユーロ
それとマッサージ
マッサージは本当に色々種類があって、どれがどれだか分からず、「アロマじゃなくて、結構強めのマッサージを」と頼んでなぜか”massaggio svedese”(スウェーデン式マッサージ)50分コースを勧められた。(50分で70ユーロ)
後で友人が「何でスウェーデン?」と確認したら「クラッシックだから」という回答が返ってきたとか。
なんていい加減なぁ・・・
今こちらで流行っている我らが指圧もありましたが、そんなものはここでやる必要はないのでこれは即却下しましたけどね。
これにガウン、バスタオル、スリッパのレンタル料が10€取られ(持参すれば無料)
トータル122€になぜか税金が取られ124ユーロ
日本円なら1万5千円弱。
まぁこれを高いと思うか安いと思うかはその人次第かなぁ・・・私は普通では?と思ったんだけど。
まぁ体験してみなければわかりませんけど。
タオル類を身分証明書を預けて受取いざ出陣!!
だだっ広い更衣室。
このロッカー、上下にジグザグに分かれていて機能的・・・と思ったのもつかの間、全然機能的ではなかったです。
デザイン重視のイタリアだ!!
早速着替えてまずプールへ
ものすごく水圧の強いジャグジーもあります。
午前中はものすごく天気が良くなった。
いやいや友人が「太陽を呼ぶ女」なもので。
そして11時から待ちに待った洞窟サウナへ。
5分前にプールの入口に行くと係りの人が洞窟まで案内してくれる。
(案内がないと最初はたどり着けないと思う)
こんなところを通って
この先が洞窟
実はこの写真はこの後マッサージに行く時に撮ったもので、サウナに行く時はカメラは湿度にやられるといやなので置いていった。
この先はもちろん写真は有りません。
ひたすら下に降りて行くとたどり着いたその場所はInferno、つまり地獄。
周りを見ていると結構耐えられない人もいたけど、普段から温泉やサウナになれている私たちにはぬるすぎる。
汗がでないじゃん・・・というくらい温度も湿度も低かった。
ここに約1時間。
途中Paradiso(天国)にもよって、地上に復活。
その後温泉水のシャワーを浴びて、洞窟サウナは終了。
12時
お腹はすいていたけど、この後マッサージだったので、食事は後にしてしばらくまたプールに浸かる。
マッサージは13時から。
またまた5分前に入口に行くと係り員がいない。
係員がいないと場所がわからないじゃん・・・向こうで携帯で電話している係員。
その人を捕まえるも「洞窟の脇の階段を上がっていって」としか説明してくれなかった。
でもたどり着いた。
ここで友人とは別々に
ホテルの方にあるマッサージ室。
ここで施術を受けます。
いや~それにしても今日一番びっくりしたのはあの紙のパンツ!?
友人曰く今は日本もあれだ、と言うんだけど・・・
思わず写真を撮ろうとしたけど(もちろん使用前に)止めました。
いやいや驚き。
腰と肩がまずいって。
ず~と机に座っているでしょうと、見破られた。(当たり前か)
首、肩とにかく丁寧にやってもらいましたよ~気持ちよかった。
マッサージ慣れした日本人にはちょっと物足りないかと思いきや、私を担当してくれた人はその筋14年のベテランで、ものすごく気持ちよかった。
この気持ち良さが3日と持たないのが残念・・・既にこうしてPC打ってると肩はすぐに元通りだな。
なぜか同じコースなのに最後にお茶が出なかった友人を待たせてしまったのだが、いやいや極楽極楽。
その後腹ペコの私たちは
ここ数日以上に食べたかったジェノベーゼが今日のメニューに有ったのでこちらを選択。
この施設のいいところは、日本だったらこういう施設のなかで食事をすると以上に高かったりするけど、こちらは外と値段が変わらない。
いやいや、病みつきになるね。
この後さっきまで出ていた青空が、すっかり暗くなっていたのだが、私たちは最後にジャグジーに2度もしっかり浸かり、寒さに耐えきれず終了。
出てきたのが調度4時ごろ。
なぜか外に出たらまた青空が。
そこからタクシーを呼んでもらって駅に着いたのは電車が来る10分前。
今日は全てがタイミングよかった。
いや~全てがイタリアっぽくなかったわ。
いやいや本当に最高の体験でした。
そしてFirenzeに戻り、マラソン帰りの人々を見ながら、現実に引き戻された私たちでした。
今日私たちが訪れたのは
Grotta Giusti Resort Golf&Spa Toscany
有閑マダム(?)の御用達、という感じの本当に素敵なところでした。
今日は久々にぐっすり眠れそう・・・ってもう1時過ぎた。
早く寝よ。
最新の画像[もっと見る]
-
2024年の終わりに 2ヶ月前
-
お札に描かれた人物ー国立公文書館 6ヶ月前
-
お札に描かれた人物ー国立公文書館 6ヶ月前
-
お札に描かれた人物ー国立公文書館 6ヶ月前
-
お札に描かれた人物ー国立公文書館 6ヶ月前
-
お札に描かれた人物ー国立公文書館 6ヶ月前
-
お札に描かれた人物ー国立公文書館 6ヶ月前
-
金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 2年前
-
金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 2年前
-
金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 2年前
あっ、日本にもこのジグザクロッカーありますよ。ハンガー用にジグザクになっているんですね。
はい、ステキすぎて自分が何をしているのか忘れます。(笑)しかしどんなに気持ちのいいマッサージも翌日には効果なし。(~_~)泥はもっと南だと思います。