お~と、ご無沙汰しているうちに早くも3月です。
この週末は暖かいですね。春もすぐそこ…かな?
先週はイタリア各地で雪が降ったみたいで、寒そうですね。
また今日はあちら選挙ですよね。
まぁ国のトップが代わっても、国民の生活がよくならないのはどの国も同じ。
さてさて、どうなることやら。
え~実は結構ネタ、たまってるんですよねぇ。
サボっていたわけではないのですが、平日仕事をするとこうなりますよね。
ということでひとつずつ片づけるべし。
今日は先週のお話。
先週の土曜日、夜都立大学で夕食の予定だったので、お昼のランチに別のお友達を誘って自由が丘でランチでも、と。
東京近郊に住んでいても、なかなかこのエリアに行くことがないので、自由が丘に住んでいて、食のお仕事をしていた友人におすすめのお店を聞いたんです。
コスパも良くておいしそうなお店。
教えてもらってすぐ電話をしたらなんとその日は運悪く貸し切り…残念。
ということで自力で探してみたんです。
すると何気においしそうなお店発見。
とりあえず電話をしてみたら、なんとこちらもいっぱい。
お洒落なお店いっぱいあるのに、どうしてこうも予約でいっぱいなんだ???
唯一入れるのが11時半からの1時間だけ、ということでどうしようかなぁ…と思ったものの「よし!」と予約してしまいました。
それがこのフランス料理店
自由が丘駅から歩いて5分くらいのLe Monde gourmand(ル・モンド・グルマン)
お昼は2種類のコースで、私たちは前菜とメインのコースにしました。
まず前菜の
白いんげんのスープにお肉の燻製が乗ってました。
おいし~
この店、当たりです。
サイト見ただけで、これだけのレベルの店にたどり着けるって、すごいぞ私~なんてね。
メインは
豚、なんか特別な豚だった気がしたけど、既に忘れちゃった。
かりかりのごぼう(?)も良かったし、ソースもおいしかったです。
残念ながら1時間で退店。ゆっくりできなかったのですが、デザートまで食べましたよ。
イチゴのミルフィーユとジェラート。
非常に美味しかったので、次回はゆっくりしたいですわ。
その後いちごのミルフィーユを食べたにもかかわらず、私は再度同じものを食べます。
こちらは場所を移して、自由が丘駅の前(横ともいえる)のカフェで。
いちご大好き!!
そしてレストラン情報を聞いた友人がおすすめしてくれたお散歩コースへ。
去年イタリアから戻ってまず読んだのがこの本だったかもしれません。
原田マハの「リーチ先生」です。
昨年はこの辺りから陶器に縁が生まれたような気がします。
この本の主人公でもあるリーチ先生の作品やその子孫など、イギリス陶器を扱ったギャラリーが自由が丘にある。
知らなかった…ということでそこまでお散歩することにしました。
自由が丘の駅から歩いて20分くらいかな?ちょっと遠いのでバスを使ってもいいかも。
こちらです。ギャラリーセント・アイヴス
店内には所狭しとスリップウェア陶器が並んでいました。
スリップウェアとはなんじゃ?
ということで店主に尋ねてみました…がそれは忘れてしまったので、Wikipediaより
”器の表面をスリップ(エンゴーベ)と呼ばれる泥漿(でいしょう、水と粘土を適度な濃度に混ぜたもの)状の化粧土で装飾する方法が特徴。”
そうそう、店主曰く、低温で焼いているので壊れやすいという特徴もあるとか。
すごく素朴で温かみがある陶器です。
”スリップウェアは進んだ陶磁器技法の普及や産業革命による大量生産品の普及とともに廃れた。しかし20世紀になって見直されこの技法を使う陶芸家やメーカーも多くある。そのうち、バーナード・リーチや富本憲吉は1913年に東京の丸善で購入したチャールズ・ロマックスの『古風な英国陶器』という本の中で、初めてスリップウェアの存在を知った。リーチと濱田庄司は1920年にイギリスに渡り、セント・アイブスの彼らの窯の近くでスリップウェアの破片を見つけるとともに現存するスリップウェアを収集し、1924年に濱田が日本に持ち帰った。柳宗悦や河井寛次郎もこれを目にし、彼らの作陶や民芸運動に強い影響を与えた。その後、布志名の船木道忠が独自のスリップウェアに取り組み、その息子、船木研児、倉敷の武内晴二郎らも引き続き独自のスリップウェアに取り組んだ。後年、丹波の柴田雅章によってイギリスのスリップウェア技法が明らかにされ、芸術新潮(2004年)の紙面において技法公開がなされた。”(Wikipediaより)
このバーナード・リーチがスリップウェアを再発見している行程や日本人とのかかわりがフィクションで描かれたのが原田マハの「リーチ先生」です。
お店には窯が有りました。
ときどき陶芸教室が開かれているそうです。
バーナード・リーチの孫などの作品やイギリスだけでなくオランダの作家さんの作品が現在は展示されていますが、どれもすごく素敵でした。
店主の井坂浩一郎さんは小説に協力、原田マハさんと一緒にイギリスに行かれたとか。
非常に温厚な感じで、購入するわけでもない私の質問にもとてもとても丁寧に答えてくれました。
帰りは緑道を通って都立大学に出たのですが、ここまでも自由が丘と同じくらいの20分くらい。
ただ緑道はずっと桜並木が続いているので、これからの季節のお散歩にはもってこいかな。
そして私はこのあと予想以上に時間が余ってしまったので、渋谷へ行ったのですが、その話はまた次回…
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