塩抜きパン

今朝は朝から雨が降ったり止んだり、最高気温が17度しかなかった。
冬がそこまでやって来た・・・という感じ←早すぎ？

ニュースを見ていていたら、「この時期は女性に精神を病む人が多い」、という特集をしていた。
インタビューを受けた人は、「朝起きられない。」とか「やる気が出ない。」とか言っていたけど、
日本人の私からみたら、「甘い！ヴァカンス疲れじゃないの？」と言いたい感じ。
ただ、最後の専門家の話では「太陽が精神の安定にも関係している」とか
確かに日照時間の短いドイツから、ドイツ人がイタリアに流れてくるのは、もうむか～し、昔からのこと。
そうかぁ、だから私も気分が下がっているのねぇ・・・と言っている人は得てして大丈夫。

さて、今朝美術書専門の本屋に久しぶり行った。
ここの本屋、いつも思うけどすごいんです。
今日はBernardino Poccetti、そう先週Santo Spiritoで見たフレスコについて更に知りたかったので、
資料を探しに行った。
事情を話すと、お店のおねえさんは「たしかここら辺に～」と何冊か見せてくれた。
う～ん・・・ちょっと違うかなぁ
そう、あまり有名ではないので、難しい。
結局ネットで検索、Firenze内の他の本屋に有りそうなのでとりあえず取り寄せてもらうことにした。
手付金を取られるなり、電話番号を聞かれるなりするかと思ったら
「必ず取りに来るでしょう？ならいいわ」だって
イタリアっていつもそんな
そんなに私のこと信用していいの？と思います。もちろん裏切ったことは・・・ない。
以前も紹介したと思うけど

Bruschi di Caterina Bruschi
(お姉さんはCaterinaさんだ）
Torre de'Lanfredini
via S.Spirito 40/r
055 210374
bruschilibri@libero.it

メールで直接注文可能。日本にも配送してくれるそうです。
私もこんな本屋がやりたいなぁ～

どれだけの本があるかは定かではないが、お客の要望に的確に、迅速に答えられるってすごい、尊敬。
私も学生時代、本屋でバイトしていたので、大変なの良く分かる！
私なんかさぁ、自分の本棚の（ダンボールに入っているのも多いけど)どこに何が有るなんて、全く分からないのに。
だから、2冊同じ本を買ってしまうこともたま～にある。
あっ、日本の話です。でも・・・このうちも既にそれに近いものが

イタリアには結構こういうプロの店員がいる店がある。
時には強引なこともあるけど（特に洋服屋。似合わないのは絶対勧めない。）すばらしいプロ意識だと思う。
ただ、ついついあれもこれも・・・となりそうなところが危険。
財布の紐はぎゅ～と締めておかないと！
最後に、Conferenza(講演）の招待状ももらった。

ただ、一日それほど売り上げがあるとは思えないんだけど、大丈夫なのかな？
不思議なんだよねぇ、絶対そんなに売り上げあるとは思えない店（ここだけではないですよ）でも、
何年も変わらず(商品の入れ替わりもないのかも）存在している店が結構まだあるんだよねぇ、この街には。
まぁそこは考えない方がいいか。

ず～と引きこもっていたので、天気は悪いけど散歩ついでにぐる～と回ってきた。
最後にしばらく食べてなかったので、魚屋さんに行き
チーズ屋にも顔を出したら「髪の毛切ったの？似合うね！」って
人間単純ですから、そんなこんなで元気になったりするんです。
昨日は「あ～この街では、ひとりぼっちだよ私・・・」なんて思っていたけどね。

ところで前置きが非常に長くなりましたが、今日の本題はここ！
最後にパン屋に寄った。
いつものパン屋なんだけど、なんとなく違うものを食べてみたくなった。
パンの種類って良く分からないので、普段あまり冒険しないんだけど、今日は大きさで選んでみた。
それが、こちら

Pane Pugliese
プーリア（南の州です）のパン
まぁ見た目では分からないか。

直径30センチ弱？
半分を買ってきて、既に端食べた。

いや～びっくり、しょっぱい！
確かにToscanaのパンは塩抜きとは言いますが、敢えて比べたこともなかった。
びっくりするくらい差は歴然。
ひゃ～慣れって怖いね。しょっぱくて食べられない！
ところがこれちょっと焼いたら激うま。
夜はチーズ屋さんで買ったAsiagoを乗せて、レンジで焦げ目を付けたら、うまい、うまい！
普段はあまり1度にパンを食べられないので、カビが生えたり、パサパサになったりするけど、これはあっという間に終わりそう。

何でも体験してみないと分からないものですわ・・・
脈絡全然ないですね。