あづい~
今日は日差しが若干弱い気がしたけど、やはり暑い。特にこの湿度は何?
この暑さも明日まで・・・と言っているけど、どうなることやら。
というより私には関係がなくなるのである。
さて、昨日親友が旦那様と猛暑のFirenzeに遊びに来た。
彼女は先に到着、女同士で積もる話・・・女子のおしゃべりって本当につきないねぇ
旦那様はお仕事後に到着。近くまでお迎えに行き、まず1杯。
時間も時間だったのに開いている、という店に入ったのが失敗。
どう失敗だったかはおいておいても、やはり観光客エリアの店、という気がした。
お店の名前は言いませんが、メディチ家の礼拝堂のエリアでいつもアメリカン人がたむろしているお店、と言えば分かるでしょう。
夕食用にワインを1本買おうと思っていた私たちは、最近ちょっときになっていたこちらのお店に行ってみた。
これが旦那様のお眼鏡にばっちりかなった様子。
というのも旦那様はワインのこと勉強中。最近はBioのワインに凝っているとのこと。
こちらのお店がまさにその手のワインを扱っているお店だったとは知らんかった・・・
良い店を探すこつ、それは常に感。特に食べ物屋は鼻!
というのは半分冗談で、食べ物屋の場合は客層をよ~く見る。
世界有数の観光地Firenzeでは観光客がいない店を見つけるのは至難の業だけど、地元民率のなるべく高そうな店にはずれは少ない。
中に入った時はまず店員の態度。
最初のお店ではワインのことを聞いても店員が全く答えられない、バイトだよねぇ・・・という感じだったけど、ここは全然違う。
お店のコンセプトや扱っている商品に対する愛情が伝わってくる。
気持ちがいいくらい態度がよかった。
私たちが飲んだのはこの真ん中のワイン。
ワインもさることながら、このおつまみがうまい!!
思わず作り方のコツまで聞いてみたけど、丁寧に教えてくれた。
常々どんな小さなことにも興味を持ち、なるべく色々なことを吸収しようと勉めている私でも、さすがにイタリア人には敵いません。
ワインなど、ものすごく世界が広いものは私には到底手の出せるものではないし、おいしければなんでもいいや、という感じなのであまり深読みはしてこなかったけど、色々話を聞けばやはり面白い。
親友の旦那様のおかげで色々勉強になりました。
市場に普通に出回っているワインがどれだけ手の加えられた不自然なもの、かということもよく分かりました。
彼らの話では日本人はこのワインおいしい、というと生産量のものすごく高いパーセンテージの輸出(入?)を要求してくるらしい。
ビジネスとしては日本はものすごくいいお客さんなのだが、Passione(情熱)の有る生産者は出来るだけ多くの人に平等に飲んで欲しいと断る人も結構いるとか。こういうところ、”職人魂”って言うのかなぁ・・・好きだなぁ。
次回は是非彼らがよく行くCantinaにくっついて行きたいと思っております。よろしくねぇ~
こちらのお店、他人には教えたくない・・・というのが本音ですが(基本的にはわたくし、けちなので)、日本からわざわざイタリアに来たなら、ぜひこういう観光客向けではないお店に行って欲しい。
ちなみに私はここの常連になろうかと画策中・・・うふふ
Uscio e bottega
via Santa Elisabetta ,7r
055 267.0452
時間は20時半までだったのに、9時過ぎに来た私を快く迎えてくれました。
後日確認して再掲載します。
さてすっかりAperitivoを済ませた私たち。
親友夫婦が持参してくれたのがTartufo,トリュフです。
あっ、ちなみに彼女が作ったお饅頭も頂きました。こちらもおいしかったです。ご馳走様
人生の中で、こんなにいっぱいのトリュフを食べたのは初めて~!!
まず奥様がトリュフのタマゴ焼きを作ってくれました。
この黒い塊がトリュフね。
旦那様いわく、このトリュフはレベルが下の方のものらしいけど・・・それでこのおいしさ?
なんでも彼らの友人が白トリュフをかけてもらったら、ものすごい料金になったとか。
トリュフは基本的に量り売り。くれぐれもご注意を!!
そして旦那様が作ってくれたのがトリュフのパスタ
大盛り・・・さすがに全部は食べられなかった。
たっぷりトリュフを掛けさせていただいて・・・
こちらのトリュフは旦那様のお兄さんがトリュフ犬を連れて自分で取ってきたものなんだそうです。
これ、外で食べたらいくらよ~!!
よくトリュフのパスタというメニューを見かけるが、それってTartufato、トリュフの味をつけた、という感じで、ほとんどトリュフは入っていないんですよ。
このお料理に合わせたのが、最近彼らのお気に入りのBioのProsecco
色がすごいでしょう?
もちろん私は初飲み。
これ旦那様が説明してくれたけど、”1本で3度おいしい!!”と書かれている。
日本語ではちょっと説明しにくいんだなぁ・・・
キンキンに冷やしてなくてもおいしいんだって。
しまった・・・グラスに注いだ時の写真撮るの忘れた!!
いや~マジでおいしいです。
かつてこんなの飲んだことないし、いつも飲んでいるProseccoって何者???って感じ。
ふたがコルクではないのも特徴的。
彼らも言っていたけど、こういうもの飲み始めたら、今まで飲んでいたものは何?とそれまでのもの、飲めなくなります。
www.costadila.it
そして先ほどのお店で選んだこちら
あはは、既に空だし・・・
こちらもBioワインだし、昔の製法(足でブドウをつぶしたことが明記されている)を使って作られていると裏のラベルに書かれていた。
このラベルのデザインは「昔の月」をイメージしたものらしいけど、なんとなく勾玉を想像してしまうのは私だけでしょうか?
こちらはToscana内のCortonaで作られている。
本物のワインは悪酔いしない。
本当に久しぶりにおいしいワインを頂きました。
おいしい食事、おいしいワイン、気の置けない友人と至福の夕食を頂いたあとは、夕涼み・・・って深夜12時なんですが。
いや~、部屋は暑いので、外をブラブラしていたほうが涼しい。
しっかり夜のFirenzeを堪能し戻って来たのは2時過ぎ。
みんなが床に着いたのは3時過ぎだった。
本当に色々ありがとう!結局全部ご馳走になっちゃったし・・・
次回は是非季節がいい時期に遊びに来てくださいねぇ
例のワイン屋さんで待ってま~す。
今日は別の友人から吉報も届いたし、幸せな一日でした。
明日はいよいよ荷造りだ・・・まだ始めてないのか?って
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