で、でた～！

2年強、この家に一人で住んでいて、色々困ったことは有った。
それでも住み始めた最初の夏に、鳩に侵入されたくらいで（いやあの時はあの時で、恐ろしかったけど）大して問題はなかった。
でも・・・きっといつかこんな時がやって来る、と思っていたよ

コンピューターに向っている時は、当然キッチンの電気は消してある。
ちょっと物を取りに行こうと電気をつけたら天井に何か動く物体が・・・
あ～お客様がいらっしゃいました。
どこからやってきたのかは不明。私の目の悪さでは、確認不可能。
この時間に、一体誰よ、あんた？
とりあえず、さそりではなさそう

というのもいるんです、この街にはさそり、というかこの国には
以前知り合いの日本人がFirenzeで、さそりとは露知らず、うっかり（というもの不思議な話ですが）触ってしまい、刺されて恐ろしい目に合ったと言っていたし、昔、私もTodiに住んでいたとき見たことがある。
その時はもちろん一瞬我が目を疑った。
イタリアにさそり!?
でも野生の感で危険を感じたので、新聞をかぶせてその上から一気に踏みつけた。あっ、もちろん2,3センチの小さいやつですのでご心配なく。

今回はどうやらそれではない・・・じゃあ、何
とにかく実態が見えないのが余計不安。
でも、泣いても騒いでも誰も助けてくれないので、仕方がない・・・殺さずして追い出すには???

実家では、夏になるとゲジゲジが天井によく出る。母はいつも棒の先にガムテープをつけて、とりもちのようにしてそこにぺタッと貼り付けるようにして確保していた。仕方がない、方法はそれだ。その間にも闖入者は微妙に動いている
私がやるしかない。明るくなるまで放っておくのもなぁ・・・
一気にぺタッと張り付かなかったひえ～
敵だって殺されたくないから逃げ惑う。小さな闖入者に翻弄される私。
怖いのは向こうだろうけど・・・

結果的には隙間に逃げられた。
これでいい、もう私の前に出てくるなよ～
でもちょっと気持ちが悪い
ちょっとでも物音がするとビクビクしてしまうし、壁になんか後が・・・つぶしたのかな？どちらにせよ明るくならないと見えないのよねぇ

あ～こういうとき（だけ）は一人暮らしって困るなぁ
さっさと寝るか・・・また出たらやだからなぁ

P.S.ちなみに珍客はヤモリかイモリの類だったと思われます。
「ヤモリは家を守るから追い出してはいけない」とは言われますが
朝、確認したら死体は発見されませんでした。
うちのどこかにいるかも？と思うとちょっとドキドキですが、まぁ仕方ないか