ポンペイでの新しい発見は尽きることがなく、未だ私たちを驚かせてくれる。
2017年に発見されたエリアに、「奴隷の部屋」があることが分かった。
場所は北の町はずれ、チヴィタ·ジュリアーナ(Civita Giuliana)のヴィラの中。
このヴィラの中からは、既に考古学的に唯一の存在になるものが発掘されている。
奴隷用と思われるエリアから、完璧な形で銀とブロンズのフリーズの付いた儀式用の馬車が、そして馬小屋に馬3頭の痕跡が残されていて、その1頭の跡は鋳型が作られ馬が再生された。
そして今回考古学者たちによって、このヴィラで働いていた奴隷の部屋が明らかになった。
この奴隷の部屋の発見は、奴隷の日常を知る非常に貴重な資料となる。
灰に覆われた古代の道具は非常に重要で、それから当時の様子を復元することができる。
このエリアは昨今発掘が進んでいるエリアで、他にも馬車や馬の装飾ぐなどが発見されている。
今回の発見で、広さ約16平方メートルの室内には3つのベット、長さがおよそ1.7mのものが2台、1.4mが1台有ったことから大人2人と子供の家族の部屋ではないかと考えられている。
部屋には小さな窓が高い位置にあるだけで、壁の装飾もない。
他にも数本のアンフォラが部屋の隅に置かれていた共同寝室と思われる部屋も発見された。
残念ながらこのヴィッラも盗掘にあっていて、貴重品は既に持ち出されてしまったようだ。
詳しい様子は下の動画から。
Pompei - La Stanza degli Schiavi - MIC
この先どんなものが発見されるか、楽しみにニュースを待とう。
私は11月5日(金曜)から8日(月曜)まで高知県に行ってきました。高知県にはジュベルニーのモネの庭と提携したところがあります。
秋の花が見頃でした。アサギマダラも見られました。
ブログ拝見しました。
”情熱大陸”で庭師の川上裕さんが取り上げられているのを見て行きたいなぁと思っていました。公共交通機関で行けるんですね。
睡蓮はヨーロッパではこの時期ではないですよね?高知は暖かいせいでしょうか、きれいですね。
高知県立美術館にはシャガールが多く収蔵されていること、初めて知りました。
このまま第6波が来なければいいのに、と強く思います。