Lang Lang(ラン・ラン)のコンサートに行ってきました。

ラン・ランというとどうしてもパンダを思い出してしまうのは年齢のせいだろうか？
今夜は中国人ピアニストLang Lang(ラン・ラン)のコンサートに行って来た。
(音で覚えていたので、またLとRをまちがえた・・・正しいのは"L" ）
公式サイトに日本語あるって言うことはやはり・・・日本人、いっぱいいました。


朝、知り合いの歌をやっている日本人にあったとき、今日のことを話すと
「ラン・ラン？知らない・・・」
え～、普通の人ならまだしも、歌を勉強しているんでしょう？
申し訳ないけど彼女を疑ってしまった。
決して自分がもの知りだと自慢しているわけではありません。(そう聞こえたら申し訳ないです)
だってラン・ランって世界レベルでしょう？
確かにこちらのニュースなどで取り上げられることは少ないとはいえ、その世界に興味があれば・・・ねぇ
自分も気をつけよう・・・と思った一瞬だった。

さて、大入り満員・・・だった割には周りのイタリア人は結構彼が誰だか知らなかったようで
途中の休憩の時に
「中国人？日本人？」
「中国人のわりにやるじゃん」
「年いくつ？」
「北京オリンピックで演奏したらしいわよ」などなど言いたい放題。
結構盗み聞きしていると面白いほど情報が入ってくる。
挙句私は隣のSignoraにはなぜか「E' bello?」と聞かれた・・・彼じゃなくてコンサートのことだよね？

後半の現代音楽(なのかな？)では同じ列の5人くらい離れたところの人がいびきをかいて寝ていて、(気持ちは私も分かった)
前の人にひざをどつかれ起こされていた。
私も前半のコテコテクラッシックの方が良かった。
ピアノのよさって正直あまり分からなかったんだけど、やっぱりこれくらいのレベルになると分かるものなのねぇ。
アンコールで弾いていた甘いメロディーには聞きほれた。
偶然終わったあとロビーで会った知り合いも同じことを言っていた。

中国では現在半日抗争が激化していると聞くけど、そんなこととは関係なく本当に素敵な夕べだった。