世界で30数点しか存在しないと言われるフェルメールの作品。
寡作のフェルメールの作品がこの秋日本に8点も終結するというニュースを聞いたのは確か昨年末か年明けか…
フェルメールの追っかけのファンというのは結構聞く。
私はそれほでではないけど、やはり行く先々で一応フェルメール作品はチェックしていたので、そのほとんどは既に見ている。
基本特別展ではなく、所蔵されているところで見たいのだが、やはり日本で見られるとなればやはり食指が動かないわけはない。
過去最高の8点とはいえ、2008年東京都美術館で開催された「フェルメール展」にはそれまでの過去最大7点が出展されていて、今回も4点が前回と同じ。
10年前とは言え、それでも人が集まるんだから、恐るべしフェルメール。
メトロポリタン美術館蔵の「リュートを調弦する女」
スコットランド・ナショナル・ギャラリーの「マルタとマリアの家のキリスト」
アイルランド・ナショナル・ギャラリーの「手紙を書く婦人と召使い」
ワシントン・ナショナル・ギャラリーの「手紙を書く婦人と召使い」
また2007年に『「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展』で初来日したこちら。
アムステルダム国立美術館の目玉の1つ。
更に2012年「ベルリン国立美術館展」で来日していた
「真珠の首飾りの娘」
そして日本初来日の
ベルリン国立美術館の「ワイングラス」
ワシントン・ナショナル・ギャラリーの「赤い帽子の娘」
個人的にはたしかこれはイタリアのフェルメール展で見た…?もしかしてこれだけはお初?
かなり前から話題になっていたが、なかなか詳細が発表されていなかった。
混雑緩和のため、完全予約制の入場制限が付くという話を聞いてから、再び音沙汰無し。
そんなこんなだったのにようやく今日から予約が始まった。
全て一度は見たことがある作品だけど、それでもやはり見に行くのである。
入場料2500円と普通の展覧会の倍だというのに…
予約はこちらのオフィシャルサイトから。
https://www.vermeer.jp/
図録付きのお買い得なチケットも有る。
普段は閉会ぎりぎりに見に行くことが多いのだが、今回は開会してすぐに行くことにした。
それ以外では、青いターバンの少女(ハーグ)、ベルリン、ドレスデン ぐらいで十分、と思っています。
今回はベルリンのものが来ておりますが、前十分みたので、まあいいかな、と思っています。
コメントありがとうございます。
所蔵先に行くと、フェルメールでもほとんど人もいなくて(アムステルダムは別ですが)ゆっくり対峙できるので、わざわざ混雑した中見に行くのも何かなぁと思いながらも、やはりミーハーになってしまいます。
「青いターバン」の少女を独り占めできた感動は、やはり現地に行かないと、ですね。