前回を短めに切り上げたので、今日は2本立てで行きましょう。
アマルフィの話はちょっと時間がかかるので、まずこちらから。
無事Minori(ミノーリ)に着いた私たちです。
6時過ぎだったかなぁ…また中途半端な時間です。
夕食にはちょっと早いし、翌日は朝すぐに出てしまうので、ちょっと街中を散策。
個人的に面白いものもちらほら
なんだろう?
これは古いものかなぁ???
イタリアの海上保安庁の創立150年記念碑ですね。
丁度夕日
街はこれだけ
Minoriという名前から分かるようにここは”小さい”街です。3000人くらいしか住人はいません。
現在は典型的な観光都市ですが、アマルフィ共和国全盛期には、重要な造船所が有った場所のようです。
きれい~
こちらはMagiori(大きいという意味)の方
シーズンが始まれば、この砂浜にも無数のパラソルが立ちます。
実はこんな小さな街なのに、イタリアでは非常に有名なお菓子屋さんが有るんです。
パティシエはよくテレビに出ています。
ここに来るのも楽しみにしていたのに、なんと工事中…がっかり。
これもシーズンに合わせての事なのでしょうが…あ~残念。
そろそろ日がかげって来ましたね、でも7時前ですよ。
ちょっと街の方へも行ってみます。
趣のある床屋さん
こちらは写真屋さんのようですが。
アマルフィと違って全く喧騒がないです。
シーズン中はどうか分かりませんが、のんびりしたい人ににはお勧めかも…タクシーの運ちゃんには気を付けてね。
そしていよいよ、このためにわざわざミノーリに来たというレストランへ向かいます。
こちらです。(上の階の洗濯物は気にしないでください)
実はここNHKの「世界入りにくい居酒屋」で取り上げられていたお店なんです。
この番組終わってしまったんですね、残念。
ここは「入りにくい」ことはないです。ただ行きにくい…
7時ごろ行ったのに、店内外は結構混んでいました。
でもこの時間に居るのは全員外国人だなぁ・・・こんなところでカルボナーラとはねぇ
席に座ると、早速テレビで見たオーナーシェフの女性が登場したので、「日本の番組を観て来たの」とアピールしました。
結構そういう人居るんじゃないかと思ったけど、さすがにここまで来る人は稀のようですごく驚かれたました。
こうしてシェフの懐にしっかり入り込んでしまうと、特に美味しいものが食べられるんですよねぇ。
勿論お店の人は英語が出来て、きちんとコミュニケーション取れますが、イタリア語で、というのはやはり別です。
特にフランスとかイタリアとかその傾向が強いと思います。
彼女が「一応メニューにも目を通して」と言っていましたが、
こちらは既に黒板に書かれていた今日のお勧めのZuppa di pesceを頼む予定。
ということで、メインにこれを食べたい、日本人だからそんなに食べられない、でも色々食べたいと伝えると彼女が次々とお勧めを。
ということでお任せしました。
先日イタリア人の友人とインド料理の店に行った時も彼女が「分からないことは何でも聞く」と言っていましたが、
とにかくお勧めをきくとか、希望を言うとか、大事なことですよね。
そうそう彼女に「(私)テレビと同じ?」と聞かれたので
「うん、でも(実物の方が)きれい」と言ったらすごく喜んでいました。
やばっ、私もイタリア人化してる…
ワインは土地のワイン
Tramonti Bianco Costa d’Amalfi Docです。
まず最初に来たのは
茄子のフリット
うま~
そしてパスタは番組にも出ていた
ニョッキみたいな手作りパスタの魚介ソース。
Straccetti di Patate ai Frutti di Mare
これも番組に出てたこのお店一押しパスタ。
ジャガイモとリコッタチーズと小麦粉でできています。
そして来ましたよ、メインのZuppa di pesce
暗くて分かりにくかったのですが、ホウボウ(gallinella)ではないかと。
gallinellaはこの後も結構みたので、今が旬なんでしょうね。
シェフ自ら骨を取り、3人分に取り分けてくれました。
あ~写真見てるだけでお腹が空いてきた。
3人とも大満足。
今振り返ってみてもここの食事は最高でしたね。
わざわざ行った甲斐があった。
私がフィレンツェに住んでいることを話すと
「(これから)フィレンツェに住んでる若い男の子がここに修行に来る」と言っていました。
テレビの影響かな?
とにかく感じが良くて、最高の食事の後はデザートと行きたいところですが、さすがの私も苦しい…
そしてさっきちょっと気になるGelateriaを見つけたので、ここにジェラートがなかったのでデザートはスルーしました。
でもせっかくだからリモンチェツロを頼んだら、
こちらも番組に出ていた食後酒が一緒に運ばれてきました。
このリキュール甘いけどアルコール度数は高いのでご注意を。
料金も非常に良心的でした。
いや~幸せ~
そして
閉店準備中と思われるGelateriaに駆け込んで
レモンとイチゴ
う~ん
ということでミノーリの夜は更けて行きました。
また機会が有ったら是非行きたいレストランです。
たまたま最後の方にこのレストランを紹介したというタクシー運転手が登場して更に盛り上がりました。
地元の人は9時以降に集まるようです。
そうそうNHKではお店の名前を”処方箋”と紹介していましたが、
私はA'Ricettaは”レシピ”と訳す方が しっくりいくのではないかと思うんですけどね。
だって彼女番組中でも「料理にはマニュアルなんてない。私だってできない料理はいっぱいある。好きなものを作るだけ」って言っているので、
これはそんな彼女の皮肉も交えた店名なんじゃないかなぁ…
その日仕入れた食材でメニューを決める。
まさにレシピが有ってない店ということではないですかねぇ
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