イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

Amalfi(アマルフィ) その1-両親とぐるぐる南イタリア 3日目

2016年05月20日 10時03分40秒 | イタリアの小さな街・大きな街(Fi以外)

う~ん、今日もお天気悪いです。
とにかく5月下旬とは思えない…寒いです。
週末は天気が良くなるようですが、毎日が日曜日の私にはあまり関係ない。
まぁ毎日が日曜日だから珍しく毎日こうして更新しているわけですが。

しかし今日は朝からネットの調子が悪いです。
何故か切れる、切れる…
今日は学校がストライキということで、大変なようですが、それとは関係ないだろうなぁ…
もうあと1か月もしないうちに夏休みだってのに、何なんですかね?

さて、サレルノの駅前のホテルから荷物をピックアップして一路Amalfi(アマルフィ)に向かいます。
手段は2つ。バスか船か。
今回は両親の希望で船で行くことになりました。
バスは安いのですが、山道が結構きつく、時間も船の倍以上かかります。
でも値段は船よりかなり安いですけどね。

駅から両親を急がせ、港へ。
15分くらいかなぁ、駅からだと。
プレハブのチケット売り場で急いで搭乗券を買います。
荷物がある人は、搭乗券+スーツケースの料金が必要ですのでお忘れなく。
但し、その切符をちゃんと確認しているのかは不明…さすがイタリア。
午後3時半の便だったので、さすがにお客さんは少なかったです。
出向してすぐ、船内販売がありました。
もちろん買わなくて問題ないですが。

サレルノがすぐに遠くなりました。

結構大きな船が停泊していました。

バスで行くとすればこういう海ギリギリの細い道路をひたすら行きます。

街が全て山にへばりついている…生活するの大変だろうなぁ

アマルフィに近づいてきました。
ここ、3年前に訪れた洞窟礼拝堂です。その時の話はかろうじて載せていました。(こちら)改めて読んだら結構誤字が有った…

Maioriかな

この頂上がRavelloかな?

ここはAtrani?Marmorataかな?
なんて言ってるうちに

アマルフィに到着です。35分、更に微妙に早くついていました。

今回はアマルフィではなくMinoriに泊まるので、とりあえず両親だけ大聖堂を見学、ということで中心街に向かいます。
すると突然日本人のツアー客が増えました。
時間がないんでしょうね、走っている人多いです。
そんななか私はというと

大聖堂を見上げながら荷物番

普段なら絶対こんなところに座ってビールなんて飲みませんが、スポンサー付きですから。
荷物預けたら2個で10ユーロ。
地ビールはこれで7ユーロ。ちょっと甘めでしたけど、しっかりおつまみももらってここに1時間半くらい座っていたけど、
別にイタリア人は気にも留めません。
正直このシチュエーションですから、もっと高いかな?と思ったけど、料金はまぁ良心的な感じでした。

戻って来た両親はそれぞれ生オレンジジュースと生レモンジュースを飲みました。

地元のレモンなんでしょうがレモンはレモン、すごくすっぱいジュースでした。
丁度両親が一息ついている時、なんとサレルノの駅で私に「アマルフィ行きの切符はどこで買うのか?」と聞いて来た日本人男性が、大聖堂の前に。
私一人だったら声をかけることはないですが、母が…
この人なんでもこの後Napoliに帰るらしいんです。
それなのに全然バスとか船とかの時間調べてなくて…
まぁ人の事だからどうでもいいですが、この国、日本じゃないですよ。
バスや船の最終はすごく早いいし…無事ナポリに帰りつけたのかな?
それにしても欲張りだなぁ。
朝ペストゥムに行って、午後からかアマルフィ、この先はポジターノに行ってそこからナポリに戻るんでしょう?
昔私もナポリからアマルフィ海岸日帰りってのをやったことは有りますけどね。

アマルフィは中世4大海洋都市の1つです。
当時はVenezia, Genova, Pisaと肩を並べる大国だった、というのはこの大聖堂を見れば想像に難くないと。
現在は1観光都市になってしまいましたけどね。
アマルフィの詳細は色々調べて次回ということで。

大聖堂を見た後は、今夜の宿Minoriへ向かいます。
バスも有るのですが、朝からの疲れが溜まった両親とですから、ここはタクシーで。
距離もそんなのないだろうと思ったのですが、結局35ユーロ取られました。
正確なメーターのないこの辺りの観光地では、必ず料金を聞いてから乗車するのが無難かも…

更にこの運転手と来たら、私がイタリア語分かると知ったらものすごい営業攻撃!
まずはあの織田裕二の映画のお陰で観光客が増えて、というお決まりのフレーズから入り、
「僕も同行してたんだよ、カメラマンの××って知ってる?」
知るか~
「映画で使われた場所を教えながら行くよ」と、それは良い。
Marmorataだったかな?の砂浜が黒いのはヴェスヴィオ山の噴火の影響なんだ、とかちょっとした情報も教えてくれましたが、
「今晩はRavelloのレストランに行ったらどうか?ホテルにチェツクインしたらすぐ行こう」とか
「明日はどこに行くの?」「ソレントか、ならポジターノを通って、ポンペイに行ってからソレントまで行くっていうのはどうか?」とかとにかく営業がすごい。
えてして南の人はおしゃべりで、押しが強いものですが、さすがにうんざり。
今晩は近くのレストラン予約してる(勿論うそだけど、ここに泊まるのはそのレストランい行くのが目的だったので譲れないし、Ravelloには翌日バスで行く予定だし)と断り
ポンペイの方は、「いくら?」と聞いたら「拘束時間による」というので、考えます、ということで降車した。
イタリア語が皆目分からない両親ですら、何を言われていたのか分かったいたっていうからすごいよね。

とまぁそんなこんなでMinoriに到着。
ということで、目的のレストランの話などはまた次回ということで、今回は軽めにしておきます。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿