おととい無事オランダから戻ったのですが、今回も、いや今回はいつも以上にハードスケジュールだったためか、その前の仕事の疲れが残っていたせいか、足が痛くて昨日は活動停止していましたが、今日はすっかり元気になりました。
いやいや、突然のオランダ行きの理由は、卒論のため。
まぁと言ったところで・・・言い訳にしか聞こえないですけどね。
金唐革がオランダでも流行っていたことは知っていたし、実際日本に入ってきたもののほとんどはオランダ経由。
だって、日本は江戸時代 オランダとしか貿易してなかったですからねぇ。
ということで4か所くらいで現存しているものを見てきました。
まぁ理由はどうであれ、行って良かった。
というよりもなんでもっと早く行かなかったのか?
イタリアがどんなに好きでも、やはり他の国に行くとイタリア悪いところが浮き彫りになったりするんですよ。
この先もイタリアと生きてゆかなければならないので(イタリア“で”ではなく”と”)何とも言い難いのですが、
やはり他の国にはその国良いところがある。
てんこもりの旅行だったのですが、さっき「新幹線内で焼身自殺をはかった人がいる」というニュースを見て、まずこれから書くことにしました。
それはスキポール空港のセキュリティーについて。
何年もイタリアー日本を行ったり来たりしているけど、オランダを経由したことはなかったんです。
すごく広く、色々ある空港だとは聞いていましたがその通り。
駅に直結しているのもとても便利。
今回はユーロ圏内なので、パスポートコントロールは有りません。
まぁ厳密には身分証明書が必要なので、パスポートは提示しないといけないですけどね。
こちらの滞在許可証でも問題はないですが、日本のパスポートなら何も言われることはないですからね。
預ける荷物もなかったので(そのせいで液状のものは持って帰れなかった)、機械でチェツクインをを済ませ、そのままコントロールへ。
するとここはすごい。
近未来都市かと思った。
3月に日本に帰った時、新聞で成田空港もようやく導入を始めた(る?)自動で問題のある荷物と、そうでないものを分けるシステムが完全に導入されていた。
前回通ったフランクフルトでも導入済みだったのですが、ここより古いタイプだったので・・・
やばいなぁ、引っかかるかなぁ・・・と思ったら心配していたボストンバックではなく、ハンドバックが引っかかった。
あれ???何かやばいもの入れてたかな???
検査官にバックを開けるように促され、検査官がバックの中身を見て、触って、結局はお役御免でしたけど。
実際何が引っかかったのかは不明ですが。
しかし、私の後ろの人、なぜか粉の洗濯用洗剤を3ボトル入れていて没収されていました。
なんでそんなものを入れていたかはさることながら、粉末=麻薬と思われても仕方がないですからね。
更にボディーチェツクもテレビでしか見たことない、レントゲン?
カプセルに入って全身を調べるやつ。
このカプセルに入る前にポケットに1ユーロ(美術館のロッカー用に入れっ放しになっていた)とこの旅で大活躍したov-chipakaart(オランダのSuica)が入っていたのに気が付いて、係員にジェスチャーで渡した。
気を付けないと磁気が落ちるからね。
他の面でもそうだけど、オランダはイタリアよりはものすご~く、日本よりは結構進んでいるなぁと感じることがあった。
日本って何もかもが進んでいると思っていたけど、実際はそうでもなかったのね。
そしてオランダからの飛行機ですから、フィレンツェ空港で珍しく麻薬犬の姿を見ました。
そんなこんなでドキドキのセキュリティーチェツクを済ませて、ひと段落。
さすがオランダKLMがいっぱい。
この中の1機に乗ってフィレンツェへ
あ~名残惜しい
最後のハイネケンはExtra coldですがそんなに冷たくなかったのよねぇ。
楽しかった旅の報告はボチボチ、しかし忘れないように早めにしてゆきたいと思います。
P.S 今回痛感したのはやはり英語を何とかせねばということでした…
イタリア語だって完璧ではないのし、
英語は若い時からからっきしダメだったので、イタリア語を勉強し始めたんだし、
再度勉強するのにものすごく抵抗が有るんだけど、やはり英語が出来ればもっと楽しめる・・・と思わざるを得ないんですよね。
オランダ人は老若男女みんな英語話せるし・・・
イタリア語に比べれば英語の文法なんて簡単、簡単。
ということは分かっているんだけど、やはり好きじゃない。
トラムの中で英語を話せないイタリア人の女の子がホテルに行くためにどこで降りるのかを聞いていたけど、
言いたいことが言えなくて、ついイタリア語になっていた。
運転手のおばちゃんに「あなたのしゃべっている言語は分かりません」と言われたのを聞いて、なんか自分の姿を見ているみたいで悲しくなっちゃった。
彼女は全然違うところで降りて行ったけど・・・助けてあげれば良かったかなぁと思ったんだけど、私もどこで降りるかまでしか分からなかったのよね。
ちなみに残念ながらオランダ語は1個とも覚えられなかったなぁ。
どこへ行っても挨拶くらいは現地の言葉でするように心がけてきたんだけど・・・
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