FBをご覧の方はネタがかぶってしまって申し訳ないです。
今日はMaggio Musicale Fiorentinoの最後の公演・・・の予定だった。
劇場に出かける前から今日Sciopero(ストライキ)が有るということは知ってはいたが、一応上演されるということだったので、寒い霧雨が降る中30分かけて徒歩で新しいオペラ劇場に向かった。
今年は本当に雨が多い・・・
昨日たまたまPonte Vecchioを渡ったとき、
なんだこの霧・・・
今まで霧が出てもDuomoのcupola(丸天井)の上の方が煙ってるなぁ・・・という感じでしたが、これは初めて。
まるで北イタリアの光景。
この湿気でとにかく底冷え。骨が痛い・・・という寒さ。
手足が凍ります。
最近特に冷え性ひどくなったなぁ。
こうしてキーボードたたく指先が冷たいのなんの。
そうそう、話は脱線しますが、昨日先日友人宅で食べたクスクスに米、とうもろこしの粉を混ぜた・・・クスクス?を食べた。
これにグリンピースが混ざっていたんだけど、あまりクスクス好きな方じゃないんだけど、と~てもおいしかったので、それを買ってみた。
「これグルテン抜きなので・・・」、とお姉さんに言われた瞬間「ダイエット!」と思ったけど、お姉さんは「アレルギーの人なんかにもいいのよ」と
友人は最近いの調子が悪くて、こういうものを中心に食べているようです。
「私は問題ないけど、おいしかったから」というと
すかさずお姉さんは「何と一緒に食べたの?」と
イタリア人っていつもこうして情報交換しています。
お店はMercato centrale(中央市場)のerboristeria,日本語にすると・・・薬草専門店!?
確かにそうだけど、ちょっと重いなこの訳。
自然食品とか化粧品を扱うお店です。
で、これを買うついでに調度ハンドクリームが切れたのでハンドクリームも買おうと思って聞いた。
すると「アンチエイジングのこれが良いんじゃない?」って。
ちょっと複雑・・・考えすぎだけど。
もしや、私にはアンチエイジングが必要ってことですかぁ~って深読みしちゃった。
まぁ年齢的に必要ですけどねぇ。
「しみも取れる」って・・・しみ?ないと思いたいんですけど・・・
シアバターのクリームです。
数年前にSignorina(お嬢さん)って呼ばれていたのに、最近は必ずSignora(おばさん!?)だもんねぇ。
まぁおばさんですけど・・・
いやいや、話が完全に逸れてしまいましたが、霧雨なのか霧のせいかは分からないけど、とにかくえっちらほっちら劇場にたどりついたんですよ。本当に新しい劇場は遠い!!
いや、今回は本当は古い劇場で上演だったのに、なんだか今度は古い劇場が工事をしているとかで、今回も新しい劇場での上演になったのよ。
劇場の前にはこんな風に横断幕を広げて声を上げる人たち。
ビラも配っていたので、もらって読んでみた。
読んだけど・・・仕方がないよねリストラ。どこもかしこもこんなだもんね。
昨日イタリアの内閣が解散になったのはきっと日本でも報道されていますよね?
詳しく知りたい方はこちらの朝日新聞の記事から
今日のお昼のニュースではモンティ氏は続投しないと言っていましたがどうなるんでしょうねぇ。
外国人の目から見たらモンティ氏こそがこの国を再建できるだろうと思いました。
やり方は強行だけど、それくらいしないと本当にギリシャの次はイタリアが破産するでしょう。
国民がどうしてそれに気がつかないのか???
もしかしたか第三者の外国人だからこういうこと言えるのかな?
自分も日本のことは見えていないのかもしれないけど・・・
しかし、国民の大半はそのやり方について行けず・・・解散になったというわけ。
そこで再浮上しているのがベルルスコーニ。
もう引退したもんだと思っていませんでしたか?
日本ではイタリアより先にものすごく若い子と再婚することが報道されていたと聞きますが、イタリア人にも「病気!」と言われています。
こいつが何でまた復活!?
イタリア人の考えが全く理解できません。
あっ、でも日本も同じなのかなぁ・・・
いやいや、また脱線してしまいましたが・・・
劇場のスタッフがストをしているので、もぎりの人も少なく、不慣れな人ばかり。
私に、いや私だけじゃなくうそを教えてくれました。
もっと空いているかと思いきやそうでもないなぁ。
観客はみんな楽しみにして来たんだろう。
特にクリスマス前のこの時期は例年子供向けの演目で、今年も”オズの魔法使い”(バレエ)が今日の演目だったんです。
上演開始時間を5分過ぎても始まらない、10分過ぎても始まらない・・・
20分後この二人が壇上に出てきて
「今日はSciopero(ストライキ)の為、一切上演されません」と言うやいなや、大ブーイング。
チケットの払い戻しの話もしたみたいだけど、ブーイングの声で聞こえなかった。
周りの人に「今日は上演されないんですよね?」と確認すると払い戻しはサイトで見たほうが良いわよと教えてくれた。
労働者が働く権利を主張してストライキを起こすことは決して悪いことではないと思う。
しかし、劇場がストライキをするというのは、バスや電車がストライキをするのとはわけが違う。
ストライキをすることによって、今日の上演を楽しみにしてきた観客にどれだけの失望を与えるか、少し考えて欲しい。
このストライキ、誰を困らしているんだろうか???
これをやることで、どれだけの観客が劇場から離れて行ってるんだろう・・・
お決まりの「恥をしれ!」と叫ぶ人たちの声を聞きながら、さすがに今日は「ホントだよ!」と
いち外国人として、政治や経済のせいで、この国の”文化”が少しずつなくなっていくのを見るのは非常に残念だ。
来年も年間シートを買ってしまったことをちょっと後悔してしまう。
そして年明けは払い戻しの手続きかぁ・・・
今日はMaggio Musicale Fiorentinoの最後の公演・・・の予定だった。
劇場に出かける前から今日Sciopero(ストライキ)が有るということは知ってはいたが、一応上演されるということだったので、寒い霧雨が降る中30分かけて徒歩で新しいオペラ劇場に向かった。
今年は本当に雨が多い・・・
昨日たまたまPonte Vecchioを渡ったとき、
なんだこの霧・・・
今まで霧が出てもDuomoのcupola(丸天井)の上の方が煙ってるなぁ・・・という感じでしたが、これは初めて。
まるで北イタリアの光景。
この湿気でとにかく底冷え。骨が痛い・・・という寒さ。
手足が凍ります。
最近特に冷え性ひどくなったなぁ。
こうしてキーボードたたく指先が冷たいのなんの。
そうそう、話は脱線しますが、昨日先日友人宅で食べたクスクスに米、とうもろこしの粉を混ぜた・・・クスクス?を食べた。
これにグリンピースが混ざっていたんだけど、あまりクスクス好きな方じゃないんだけど、と~てもおいしかったので、それを買ってみた。
「これグルテン抜きなので・・・」、とお姉さんに言われた瞬間「ダイエット!」と思ったけど、お姉さんは「アレルギーの人なんかにもいいのよ」と
友人は最近いの調子が悪くて、こういうものを中心に食べているようです。
「私は問題ないけど、おいしかったから」というと
すかさずお姉さんは「何と一緒に食べたの?」と
イタリア人っていつもこうして情報交換しています。
お店はMercato centrale(中央市場)のerboristeria,日本語にすると・・・薬草専門店!?
確かにそうだけど、ちょっと重いなこの訳。
自然食品とか化粧品を扱うお店です。
で、これを買うついでに調度ハンドクリームが切れたのでハンドクリームも買おうと思って聞いた。
すると「アンチエイジングのこれが良いんじゃない?」って。
ちょっと複雑・・・考えすぎだけど。
もしや、私にはアンチエイジングが必要ってことですかぁ~って深読みしちゃった。
まぁ年齢的に必要ですけどねぇ。
「しみも取れる」って・・・しみ?ないと思いたいんですけど・・・
シアバターのクリームです。
数年前にSignorina(お嬢さん)って呼ばれていたのに、最近は必ずSignora(おばさん!?)だもんねぇ。
まぁおばさんですけど・・・
いやいや、話が完全に逸れてしまいましたが、霧雨なのか霧のせいかは分からないけど、とにかくえっちらほっちら劇場にたどりついたんですよ。本当に新しい劇場は遠い!!
いや、今回は本当は古い劇場で上演だったのに、なんだか今度は古い劇場が工事をしているとかで、今回も新しい劇場での上演になったのよ。
劇場の前にはこんな風に横断幕を広げて声を上げる人たち。
ビラも配っていたので、もらって読んでみた。
読んだけど・・・仕方がないよねリストラ。どこもかしこもこんなだもんね。
昨日イタリアの内閣が解散になったのはきっと日本でも報道されていますよね?
詳しく知りたい方はこちらの朝日新聞の記事から
今日のお昼のニュースではモンティ氏は続投しないと言っていましたがどうなるんでしょうねぇ。
外国人の目から見たらモンティ氏こそがこの国を再建できるだろうと思いました。
やり方は強行だけど、それくらいしないと本当にギリシャの次はイタリアが破産するでしょう。
国民がどうしてそれに気がつかないのか???
もしかしたか第三者の外国人だからこういうこと言えるのかな?
自分も日本のことは見えていないのかもしれないけど・・・
しかし、国民の大半はそのやり方について行けず・・・解散になったというわけ。
そこで再浮上しているのがベルルスコーニ。
もう引退したもんだと思っていませんでしたか?
日本ではイタリアより先にものすごく若い子と再婚することが報道されていたと聞きますが、イタリア人にも「病気!」と言われています。
こいつが何でまた復活!?
イタリア人の考えが全く理解できません。
あっ、でも日本も同じなのかなぁ・・・
いやいや、また脱線してしまいましたが・・・
劇場のスタッフがストをしているので、もぎりの人も少なく、不慣れな人ばかり。
私に、いや私だけじゃなくうそを教えてくれました。
もっと空いているかと思いきやそうでもないなぁ。
観客はみんな楽しみにして来たんだろう。
特にクリスマス前のこの時期は例年子供向けの演目で、今年も”オズの魔法使い”(バレエ)が今日の演目だったんです。
上演開始時間を5分過ぎても始まらない、10分過ぎても始まらない・・・
20分後この二人が壇上に出てきて
「今日はSciopero(ストライキ)の為、一切上演されません」と言うやいなや、大ブーイング。
チケットの払い戻しの話もしたみたいだけど、ブーイングの声で聞こえなかった。
周りの人に「今日は上演されないんですよね?」と確認すると払い戻しはサイトで見たほうが良いわよと教えてくれた。
労働者が働く権利を主張してストライキを起こすことは決して悪いことではないと思う。
しかし、劇場がストライキをするというのは、バスや電車がストライキをするのとはわけが違う。
ストライキをすることによって、今日の上演を楽しみにしてきた観客にどれだけの失望を与えるか、少し考えて欲しい。
このストライキ、誰を困らしているんだろうか???
これをやることで、どれだけの観客が劇場から離れて行ってるんだろう・・・
お決まりの「恥をしれ!」と叫ぶ人たちの声を聞きながら、さすがに今日は「ホントだよ!」と
いち外国人として、政治や経済のせいで、この国の”文化”が少しずつなくなっていくのを見るのは非常に残念だ。
来年も年間シートを買ってしまったことをちょっと後悔してしまう。
そして年明けは払い戻しの手続きかぁ・・・
彼らも、したくてストライキをしている訳ではなく、ストライキをせざるを得ない状態にまで追い込まれている、という解釈は成り立ちませんか. . ?
演奏家は. . .そんなの誰だって、観客の前で演奏したくて仕様がないんですからー、基本的には。
今まで私もそう思ってきました。決して演奏家が悪いわけではないこともわかっています。ただ実際問題としてこれは財団、国と労働者の問題なので、何か別の方法を模索して欲しいと観客側からすれば思ってしまいます・・・って他に方法がないからこうなるのも分かるんですけどね。^_^;
それがベストな手段であるかどうかは別としてー。
. . . . 或る一意見にて、失礼をー。
結局いつも苦しい思いをするのは下の人。この件は氷山の一角にしか過ぎず、今のイタリアには同じようなことがあちこちでおきていますからねぇ。
他の国のことばかり言えませんが、来年の選挙でこれ以上この国の状態が悪くならないことを(簡単に好転するとは思いませんが)、何も出来ない外国人としては祈っています。
しばらく前に知り、フィレンツェに行く機会があるので
Teatro ComnaleのHPなどで情報収集するも、いまいち
すっきりせず、こちらのブログでやっと事情がのみこめました。日本にいると、vivaticketなどでかなりチケットの情報は入ってきますが、ストの影響などは、ほとんど解らないのです。ちんみに何も知らずに3月14日のコンサートチケットを買ってしまいましたが....。こういう人はほかにもいるのではないでしょうか。
コメントありがとうございます。
調度先週この公演のチケットの払い戻しに行ってきました。残念ながら今年も同じような状況が続いています。現に今回の”Die Walküre”の公演日が変更になっています。情報はMaggioのオフィシャルサイトやFBなどで順次更新されていますが、現地にいる私でも理解できないことが起きるので・・・日本人の常識を絶しているので、気をつけて下さい、というのもなんですがこれがイタリアなので万が一ストライキだった場合は仕方がないと思ってください、これがイタリアです。ストの場合、払い戻しはしてくれます、但し短期滞在だといろいろ面倒ですからねぇ。あとは残念ながら運だけです。
変更がなければ( 信用できないのですが)今年のイベントは古い劇場です。(Teatro cimunale)