チロルの黒パン

昨日の夜、すごく冷え込んだので、今日はまさか雪!?なんていう人もいたけど、今日も朝から雨だった。
何かしようと思うときはここのところいつも雨。
雨で出来ないこともないけど・・・しかし、今日は仕方がない。
何故なら明日は土曜日、日曜日が23日で、月曜日はクリスマスイブ、25,26日はもちろん祭日。
ということで、買い物するにも何するにも今日がまだまし・・・という感じ。
明日どこかに行こうものなら、どこもかしこも行列。
現に今日も郵便局に行ったら1時間も待たされた。
幸い間違えて番号を引いた人が、その番号をくれて、10人前に進めたので1時間で済んだ。

さて、今日は冬至ということで、私もカボチャを食べた。
最近はまっているカボチャスープにしてみた。
なぜこれにしたかというと、先日Bolzanoで黒パンを買ってきたのでそれにFirenzeで買ったスペックとチーズをはさんで食べよ～うと思っていたんです。

この黒パン、「Bolzanoのクリスマスマーケットに行ったらこの黒パンを是非食べてください」とあるサイトに書いてあった。
そうですか、是非食べますよ～ということで、

もちろんこのホットワインを忘れるわけはありません!!
マーケットでの飲み食いではカップやお皿(紙じゃないとき)は補償金を取られます。
食器を返せばその補償金を返してくれる、ということで持っていっちゃってもいいわけです。
で、私は記念にもらってきました。
しかし、ここ、ドイツに比べたら高いかも。
ワインが3ユーロ、で補償金が3ユーロ
確かドイツはカップがもう一回り大きくて3ユーロじゃなかったかなぁ？
まぁ普通のワイン一杯でも3ユーロなら安いかな？

サイトにはチーズはとろとろと書いてあったけど・・・
温めてはくれたんだけど、チーズがとけてなかった。
それでもおいしい。このパン、独特の味がするんだけど、何の味だったかなぁ・・・といつもの私。
おいしいかまずいかしかの記憶しか残らない。

しかし、フィレンツェのパンが嫌いなわけではないですが、イタリアって本当にその土地土地でいろいろなパンがある。
基本的にパンよりご飯派の私はあまり冒険はしないんだけど、おいしいものはやはり食べておかないとね。
で、これもおいしかったので買って帰る事にしたわけ。
最近のお土産いつもパンだわ・・・
あっ、ちなみに激うまのシュトゥルーデルも買って帰ったんですけど・・・もっと買えばよかった。

で、今やっている(急いで終わらせないといけないんだけど)翻訳の中にパンの項目があった。
で、ちょっと調べてみたらこの黒パンには”クミン”が入っているのね。
クミンには
健胃・消化促進・解毒・駆風などの効能があるといわれて、古代ギリシャでは食欲のシンボルとなり、中世ヨーロッパでは恋人の心がわりをふせぐ特効薬として、戦場に行く若者に持たせたり、結婚式の日に花嫁や花婿のポケットに忍ばせるなどという習慣があったんだそうですよ。
この独特の味が何かわかってすっきり～!!
後はライ麦パンがメインで売られていたのも、普段とは全然違っていた。
これってやはりオーストリア、ドイツの影響なんでしょうなんねぇ

Bolzanoに行ったあと、ウィーンに行きたくなった。
10年以上前1度行ったことがあるんだけど、あの時も食べ物おいしかったなぁ。(いつも記憶はそこだ)
と思っていたら調度今晩(まさに今)テレビでオーストリア皇太子ルドルフの死(マイヤーリング事件)の特番をやっている。
しかし、wikipedia日本版を読んだら、全然解釈が違うんだよねぇ。
歴史って1つなのに、見る角度(人、国)によって違ってくるんだなぁ・・・といつもこういう番組を見ると思うのよね。

ってやばっ、仕事しなきゃいけなかったのに・・・

そういえば今日は世界の終わり～と言われていたけど、何もなく終わった。(こちらはあと15分残っていますが)
世界の終わり→最後の審判繋がりでシスティーナ礼拝堂の話がニュースで出ていた。
今年築500年を迎えたミケランジェロの傑作が描かれた礼拝堂ですが、ものすごく劣化している。
それは毎日何千にもの人がここに出入りするから。
でも普通に宗教儀式を行っているため”閉める”ことは出来ない、という話は今年よく聞いてはいました。
それが来年を目処に人の体に着いてくる埃を払い、人間の体温を下げる装置をつけるらしい。
体温を下げる？ということは寒くなるのかな？
まぁ今日世界が終わっていたら、こんな装置も必要なかったのかな(笑)