イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

イタリアでイタリアン以外の料理を食べるーモロッコ料理 Derb

2011年10月27日 16時31分57秒 | イタリア・食

昨日、Questura(警察署)から出たらこんな青空が広がっていた。

一年で一番面倒な仕事(?)を無事終えたせいもあって、空がいつもより青く見えたよ~

さて、季節の変わり目だからか、やることは色々有るのにいまいちやる気がない私。
あっ、でも今日髪の毛切りました。
短くしないで~って言ったけど、やはり短くなった。
風邪引かないように気をつけないとなぁ。

そんなこととは全く関係ないのですが、昨日の夜は兼ねてから気になっていたモロッコ料理のお店へ。
実は2週間前、ここを訪れていたのだが、その時はお茶だけ。
いや~、イタリアで夜お茶出来るお店って難しい(ないんじゃない?)からここはお勧め。
雰囲気もいいしねぇ・・・
その時cus cus con pesce(クスクスと魚)というのを見て、是非~ということになりリベンジした、というわけ。
残念ながら魚は金曜日のみでしたが

とりあえず今日のお勧めを頼む。
まずパンなどが運ばれて来た。

ホットケーキ!!と思いきや、普通のschiacciata(薄いパン)でした。
左は豆クリーム(?)のオイル漬け、ヨーグルト(???)なんかちょっと辛い・・・なんだろう?
これらをパンにつけて食べていると運ばれて来た

モロッコ版ossobuco(子牛の骨付き脛肉の煮込み)
ものすご~く煮込んであるのでお肉が柔らかい。

こちらは友人が頼んだタジン鍋に入ってきた子羊の煮込み。
アーモンドも一緒に煮込んであってこれがおいしいのなんの。

しかし、ここで疑問・・・なんで日本でそんなにタジン鍋が流行ったの?
誰が流行らせたの???
こんな遠くからやってきたのに、あのブームは???
大体この鍋、どうなってんの?

日本でのブームは2008年から2009年、ヘルシーな蒸し料理ブームから火がついた模様。
もともとタジン鍋は北アフリカ・モロッコの伝統的な鍋。
独特の円錐形のフタは、素材から出る水分を鍋の中で効率的に循環させるための工夫。
水が貴重な砂漠地帯ならではの鍋で、少ない水分で蒸し焼きなどの調理ができ、油の少ないヘルシーな料理が作れる。

ふ~ん
でもこの料理を食べた後、実は私も「タジン鍋欲しいかも・・・」となったのよね。
モロッコ・・・行きたいなぁ。近いしなぁ・・・ああまた現実逃避だ。
ただ、これ場所とるよね。

これにライス、クスクス、orzo(大麦)が主食として選べる。(パンは主食じゃないんだね、やっぱり)
私たちはorzoを選択

イタリアンでもよく見るけど、ここにはcoriandolo(コリアンダー、パクチーだね)が入っているのがとても特徴的。

店内(入り口の方だけど)はエキゾチックな感じ。
お肉でかなりお腹いっぱいになった私たちはDolceは食べずにこちら

ANANAS LASSI
パイナップルのラッシー
生のパイナップルとヨーグルト、生姜それにシナモンパウダーが掛かっている。
これがおいしい~!
今までインド料理店などで飲んだラッシーはもっとどろ~って感じだったけど、ここのはサラッとしています。
よ~くかき混ぜて飲みましょう。

via faenza,21r
055.218963
www.derb.it

ホテルがたくさん集まるvia faenzaの一角にあるこちらのお店は、私が今一番気になるlibreria(本屋)兼食事も出来る、というタイプのお店。
店内のモロッコ小物、タジン鍋などは購入可能。
イタリアンに飽きたらモロッコ料理などいかがでしょうか?



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