イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

勘弁して・・・

2010年04月15日 00時09分39秒 | イタリア・生活
しばらくブログも更新せず、メールもしないでいたら、友人から
「生きてる?」と心配され、「かろうじて」と返したら、また心配された…
ごめんなさい、肉体的には元気です。
精神的には…この時期はなんとなく毎年テンションが下がり気味
ちょっと早い5月病?
いやいや至って元気です。
日本語って難しいね

そんな精神状態が更に悪くなるようなことが立て続けに起こるのがイタリア。
いやこういう精神状態が呼んでしまうのかも…
負の悪循環と名づけたい。
さてさて、そんな人様にも全然面白くない話でごめんなさい。
楽しい話ではないので、この先は読まないほうが良いかも…

まず軽めに…
月曜日の朝、いや、金曜日、学費を払いに某銀行に行った。
イタリアの銀行はセキュリティー上入り口の防犯ドア(っていうのかな?)が有って、一人ずつしか入れないようになっている。
つい最近の話だが、友人がそれを知らず(3ヶ月以上こちらにいる人ですよ)
「銀行閉まってる」と言っていた人がいますが、ボタンを押してカプセルみたいな防犯ドアをくぐってくださいませ。

ところが金曜日そのボタンが赤くなっていた。
はて?故障?
よくある話ですからねぇ…と思っていると、ドアに張り紙。
「本日は業務停止」
は???
意味分からん。
いや分かったんですけどね。
もちろん街の小さな支店じゃないんですよ、日本で言ったら本店並みの大きな銀行
まぁ良くあることですからねぇ。仕方がない…ここはイタリアだ

ということで月曜日、授業後に出直すと、番号を取る機械が壊れていたので、立って並んでいた。
幸い1番前だったの座らなくてもいいかなぁ…と
しかし、待てど暮らせど進まない…待ち時間1時間。
昔日本では銀行で5分以上待たされたら、タオル配りますってサービスしてませんでした?
なんでこんなに待たされるのか?
なんと言っても
窓口が1箇所しか開いてない
前にも書いたけど、日本言ったら本店並みの大きさよ。
一応窓口は10箇所くらい有るのよ。
でも、たったの1つしか開いてない。

30分を過ぎたころ、後ろには待ち人がいっぱい
痺れを切らした一人が「他の窓口を開けられないのか?」と
もちろん答えはご推察の通り
もういい加減にして!
どんな仕事してんだよ!

こちらも似たような(?)お話
今朝、大家に家賃と高熱水費を払った時のお話。
なぜかガス代がものすごい額に。
今年は電気ストーブを使い、極力ガスを避けていたのに何で???
大家もそのことを知っていて二人で???
それでも大家の説明によると
「昨年6月、ガス代が値上がりしたのに、その後もずっと古い料金体制で請求を出していた。請求し忘れた分をまとめ徴収しま~す。」ということなんだとか…
よく分からん。
いや、分かっているんですけど…なんじゃそりゃ!?
わけがわからん

そして実はこちらが極めつけ。
これがここ数日の負の元凶。
こういうことはあまりブログに書きたくないのだが、周りの友人たちから、絶対書いたほうがいいといわれたこともあって、書くことにします。

「アリタリアのチケット事件」は既にお話済みですが、その続き。
某旅行会社(敢えて名前を出してもいいのですが、それはやめておきます。)の、担当の日本人の方は、私がカードで支払った分を返金すると言っていたきた。
しかし、とりあえずその時点では、もしかしたらそこからチケットを買うことになるかもしれないので、しばらく様子を見たいとメールで返事をした。
この返事に対して、担当者からいっさい返事がなかったので、ちょっと気分を害していたのだが、先週、別の担当者(イタリア人)から「振込先を教えてくれ」とご丁寧なメールが来た。

ここでもちろんカチンと来ないわけがない。
何で担当者が替わったの?

当初アリタリアのミスで払い戻しになったと友人に話したとき、
「旅行会社の否でも有るんだから、同じ料金でやってもらうように交渉すべき」
という意見があちこちから上がっていた。
しかし、それを敢えてしなかったのは、無駄だと分かっていたから。
それよりも誠意を見せて他のチケットを探してくれれば…と思っていたのに

イタリアに口座のない私、換金のトラブルなどを考えても現金で返金された方がいいと思い、その旨を伝えると
返金は銀行振り込みのみ!
と来た。
この時点で…
イタリアだと私日本の100倍くらい忍耐力を出せるけど、さすがに…ふざけるなよ!
それでも我慢できたのは、私の支払いが決定したときよりユーロが上がっていたので、振込みされてもこちらが損することはないと思ったから。

振込先を調べて連絡すると、今度は電話
「イタリアに口座がないとは知りませんでした。」
「海外の銀行に送金するのはリスクが伴うので、異例ですが現金でお返ししますので、取りに来て下さい。」
ここで切れないで、どこで切れるの?
「日本人の担当者を出せ~!」
と微妙な怒りが伝えれないのが悔しいのだが、担当者はどうしたんだ~!
と聞くと「今はいない」
それが今だけなのか、この先すっとなのかは分からない。
それは私のイタリア語力の問題ではなく、相手が意図的に濁していたから…

結局、怒りを抑えて昨日返金を取りに行くと、日本人担当者はもちろん居ず、机の周りはきれいに片付いていた。
友人曰く、「この件でクビ?」
そんなことはもうどうでもいい。
2度とこの旅行会社、利用するか!
これが今回の顛末。
個人的に中傷したり、悪口を言ったりするのは嫌なのですが、「こちらの手違いで申し訳ありませんでした。」の一言もなかったのだからこれくらいは許されるでしょう?

そんなこんなですっかり疲れております

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