イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

ウィーン美術史美術館所蔵展

2008年07月29日 14時53分34秒 | Weblog
昨日友人からもらった無料券で
国立新美術館で現在開催中の
”ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密”
という展覧会に行ってきました。
http://www.nact.jp

ウィーン美術史美術館へは今から6.7年前実際行ったことがありますが
その頃は今ほど(今でもあまりないですが…)美術の知識もなかったし
とにかく広い!というイメージしかありませんでした。
記憶に残っているのは”バベルの塔”だけ…
ウィーンの思い出はなんといっても
ザッハトルテを含むケーキがおいしかったことと
ホイリゲ(ウィーン風の居酒屋)のみ!

静物画のみ(一部人物がもありましたが)の展覧会は初めてでした。
油絵を最初に描き出したのも"静物画"というジャンルを確立させたのも
フィアンドル派です。
普段私が目にしているイタリアの美術とはかなり特徴が違います。
私はやはりイタリアです
作品は17世紀のものが中心でしたが
同じ1600年代…
イタリアはカラバッジョ、カラッチに始まりバロックへ移行していく
偉大な芸術家(現在にその名を残すという点で)を多く排出した時期。

両者が互いに影響を与えていたにせよ
その性質は全く違っていて
どちらも客観的に見られる日本人の私には大変興味深いものでした。
幸い、平日ということもあり会場は空いていたし…

頭に栄養を与えた後はいつものように
体にも…へへへ
昨日もイタリアにない物三昧!
豆腐、湯葉などなど
もちろんつまみはイタリアネタですが


最新の画像もっと見る

コメントを投稿