イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

Seiffen(ザイフェン)のクリスマス人形とペーパーハウスードイツ

2020年12月04日 17時25分53秒 | ドイツ・美術

昨日NHKの「世界はほしいモノにあふれてる」を見ていたんです。
昨晩は紙の特集だったのですが、ドイツの話になって、何かが引っかかった。
ん?チェコとの国境の街?Seiffen(ザイフェン)?って聞いたことあるけど…
番組では、お菓子の下に敷くペーパーレース(これも素晴らしい。でも情報がない。)から、クリスマスハウスという紙の家などが紹介されていたんだけど、
紙の家?
あれ?
ザイフェンってどこだ???
ということで検索しましたよ。
この紙の家のことは一件しかヒットしなかったけど、このサイトのおかげで助かりました。
https://honeylemonspice.com/hoshi-paper-1/#i-16

この紙(段ボール?)の家はLichterhäuser(光の家)というらしい。
ここ以外の工房があるのかどうかはわからないけど、番組で紹介されていたのもここだった。
ひ~超後悔!!
何で去年この辺りまで行ったのに、行かなかったんだよ~!!

写真・参考:https://www.erzgebirgische-lichterhaeuser.de/

ザイフェンのことは昔は知っていた。さっきまで忘れてた。
というのも2010年、初めてドレスデンに来た時こちらを購入した。

この煙を吹く木彫りの人形がザイフェン製。
この人形に関してはこちらをご参考下さい。
ドレスデンのクリスマスマーケットで購入したんだけど、このペーパーハウスは全く記憶にないなぁ…
ということで昨年のドレスデンのクリスマスマーケットの様子を少々。





これ見て分かったけど、この左上のマークが付いているものはドイツの手作りのものの証。

これ気に入って1個買いました!!











どれもドイツっぽくて良い。

これ全部ザイフェンだよねぇ。いいねぇ。



この写真にはなかったけど、レースのお店も有ったなぁ。
それは同じくザクセン州プラウェンのものなんですと。(本物なら)
プラウェンのレースに関してはこちらが詳しかったです。

ドイツとチェコの国境、周囲を山に囲まれたエルツ山地一帯でこのように木製伝統工芸が有名になったのは、錫鉱山で栄えた街では、鉱山の仕事で十分な収入を得ることが難しかったため、近隣の豊富な木材資源を利用したが盛んに行われたため。
(ザイフェンの歴史についてはこちらのサイトが詳しい。)

本日は12月4日

ヤシの木がもう1本出て来ました。



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1 コメント

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初めまして。 (Kaya)
2021-02-04 00:06:13
はじめまして。
私もTwitterでこのレースペーパーの工房が気になって調べました。
Seiffenのあるエルツ山地は私も大好きな地域で、毎年行っています。
煙り出し人形も可愛いですね!!!
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