今学期最初の試験。
今日は筆記試験でした。
Storia contemporanea,近代史です。
外国人の私は辞書を使うことを許されているんだけど、紙の辞書・・・使いにくい。
4題の質問から3題答えればいい。1題一時間・・・ということで3時間猶予。
もちろん論述。
最近は筆記+口頭という体制が増えている。これ、かなりよしあしがある。
筆記がうまく行けば、それで大抵クリアーだが、前回のように筆記が及第点満たないと余計苦しくなる。
で、本日の問題。
1、イタリアが自由主義となった歩み、特徴などを述べよ。
2、第1次世界大戦が近代史の中で転換期と考えられる理由。未だに結論が出ない戦争が起こった理由など、第1次世界大戦について述べよ。
3、ドイツのナチズムの出現。ヒットラーがいかにして権力を得たか述べよ。
4、第2次世界大戦後の国際情勢、"冷戦"の特徴について述べよ。
1は全然勉強していなかったので、2,3,4を選んだけど、これだってどうなのよ???
日本語でだってうまく答えられないよ。
人物確認はされなかったので、誰か替わりに受けて欲しかった・・・うそうそ。
口答試験まで1週間。まだまだ気は抜けないわ・・・
とりあえず今日だけはお休み・・・
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私も史学科希望だったので、決して勉強してない方だとは思っていませんでした。でも、日本の歴史の勉強は根本的に間違っていると思います。年号と出来事だけ試験の為に覚える…これでは何にもなりません。本当にこの歳になって「初めて知った!」ことが多くてびっくりです。
日本は沖縄や広島、長崎で大勢の罪のない人が亡くなっていますが、世界でも罪もない人がなくなり、肉親同士が殺し合いをしています。日本では幸い日本人同士殺しあうことがなかっただけでも幸せです。
こちらではいいことも悪いこともしっかり勉強し、悪い歴史を繰り返さないようにしています。だから高校生ぐらいでしっかりファシズムがなんであるか説明できるんだそうです。(イタリア人は大抵どんな人も歴史について詳しいです。)
もちろん"歴史"の勉強はその国その国のやり方がありますが、今日はイタリア人の友人にスペインの歴史について聞いてびっくり!!次にスペインに行くまでにはもう少し歴史を勉強しなくてわ!!
日本人は二言目には「日本は島国だから」で済ませようとする、と言われ確かに…と思ってしまいました。でも本来そういう問題ではないってこと、若い人たちに知って欲しいです。世界が日本をどう見ていたか、ということも分かって非常に興味深いです。歴史は点ではなくて線ですからね。
それにしても、私には未だに社会主義と共産主義の違いがいまいち理解できません…(-_-;)