ご無沙汰しています。
本当はあさって、火曜日にテストを受けようと思っていたのに・・・予約もしたんですけどね。
駄目ですねぇ、アクセルの踏み方間違ってますね。
今回はとにかく量が多いし早めにスタートしたにもかかわらず(10月からよ~)、こつこつ勉強していたにもかかわらず・・・
これ、若い頃からの悪い癖。
いつごろからアクセルを踏み込むか 、というのがいまいち読めないんですよね。
だから結局最後の最後に時間が足りなくなる。
更に今回は教授に面と向かって
「私、外国人だからって容赦しないわよ!」って言われたんですよ
数年前中国人の友人と印刷屋さんで、必要な書物のコピーを待っていた時、偶然その教授が入ってきて、言われたんですよ・・・
こわい~
ということでかなりビビッているわけです。
ちなみに友人の日本人が試験を受けた時はそれほど怖くなかったそうですが、彼女は私と違って優秀ですからねぇ・・・
まぁそんなこんなで4回試験日があったのに、結局最終になってしまったわけです。
まぁいつもの言い訳なんですけどね。
さて、何を勉強しているか、というとStoria dell'arte contemporanea,現代美術史なのですがとにかくものすごい量!!
いや、中世も近代もそれなりに量はありました。
ただイタリアが芸術世界の中心だったこの時代は良かった。(それなりに大変でしたが)
しかし、現代に入ると名前が読めん・・・
フランス人とかロシア人とか・・・読めないものは覚えられん。
だから日本語でチェツクするんだけど、日本語(英語ですが)読みとイタリア語読み、微妙に違ってたりするんですよ。
Monetだってモネですが、発音が・・・
そして歴史ってどうしても縦に勉強するじゃないですか。
日本の教育でもそうですが、これをやってるとなかなか横のつながりがわからない。
つまり世界史を勉強してもその当時中国や日本で何が起きていたのかピンとこない・・・という現象が起こるわけです。
どの流れがどの流れの後に来るか、だけでなく同時発生していたものとかも覚えないと・・・
今回範囲はロココの反動で起こったNeoclassicismo(新古典主義)から始まり、最後は昨日のことまで・・・というと大げさですが、最近のことまで。
大体80年代くらいまでかな。
日本人なら村上隆や草間彌生なんかもいますよ。
いやいや、前半戦、1800年代から第2次世界大戦前くらいまではまだいいんです。
問題は戦後1950年以降・・・わかりませんわぁ。
もともと現代美術は他の時期に比べると興味の度合いが低いんですけどねぇ・・・あ~もういや!!
しかしねぇ・・・
勉強する前はただなんとなく見ていた印象派の作品なども、色々なことを勉強していくと見方が変わり、更に楽しくなるもの。
まぁその為に大学に入りここまでやってきたんだから当然か。
やはり勉強すればまた本物が見たくなる。
パリ行きたいなぁ~と思ったけど、ロシアやフィラデルフィアもいいかも。
いや~それにしても昔は全然わかってなかったなぁ・・・と
あんなんでよく試験を受け、点数もらっていたな、と恥ずかしくなります。
今は朝から晩まで図書館に籠もり、試験直前は家に帰っても一応勉強。
本も指定されたもの+似たようなものを読んだりしている、
授業に出たのも既にかなり前なので、その録音を聞きなおし・・・
いやいや、録音聞きなおして思うのは、授業に出てたときって何もわかったなかったなぁ・・・って。
良かった、成長してて。(笑)
そしてみんながみんなとは言いませんが、大学で勉強している日本人が、みんな同じくらい勉強しているんだなぁ、と思うとホントすごいなと思います。
こうやってみんな卒業していったのねぇ・・・
今回は初めて日本語の本も参照にしているんですけど(うちにある現代美術関係の本に全部目を通しています)
なんで翻訳本ってこうも日本語がわかりにくいのよ!!
ただでさえ美術を言葉で説明するのって難しいのに・・・
なんだかんだ文句ばかり言っていますが、とりあえずパスすることがすべてなので、またしばらく籠もりますわ。
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