3月25日、ゴッホの未公開作品がSotheby’sでオークションにかかる。
作品はこれ。
写真:Wikipedia
Scène de rue à Montmartre(モンマルトル通りの情景)
予想落札額は500万から800万ユーロ、日本円にして、およそ6億円から10億円!?
1887年2月末から4月頭くらい、Rue Lepic(ルピック通り)で弟テオ (Théo)と同居していた頃のゴッホが精神的にも落ち着いていた時期だからか色調も非常に明るいし、私たちが良く知るゴッホらしい荒々しいタッチは見られない。
1920年にフランス人コレクターの手に収まってから、6冊ほどのカタログには掲載されてはいるものの、一般には未公開だった作品で、今回新しい所有者の手に渡る前にSotheby'sのアムステルダム(3月1日-3日)、香港 (3月9日-12日 ) そしてパリ (3月16日-23日 )で一般公開された。
モンマルトル時代のゴッホの作品で美術館が所有していない、個人コレクションの作品は非常に少ない。
ということで、このチャンスを逃したら2度とお目にかかれないかも、ということで更に値段が跳ね上がる可能性あり。
さてさて、いくらで誰が落札するのかな?
毎度オークションの話をする時は言ってるけど、できればどこかの美術館に収まってくれて、私たちに見られるようになって欲しいものだ。
参考:http://www.arte.it/notizie/italia/un-van-gogh-mai-esposto-al-pubblico-all-asta-da-sotheby-s-18077
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