イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

Novalesaの修道院とSacra di San Michele

2016年09月16日 14時04分51秒 | イタリア・美術

昨日今日と天気が悪く、急に秋になった感じのフィレンツェです。
昨日寝る前は「今日こそ色々溜まっていたところ書こう~」と中秋の名月に誓ったところでしたが、朝予期せぬトラブル発生。
あ~もうホントこの国は。

1つは…こちらはトラブルでも良いこと絡みなので、仕方がない。
実は来週、念願の南イタリアロマネスク巡りを計画していたのですが、用事が出来て、途中で戻って来ざるを得なくなりました。
虫の知らせか何か、行きは既に電車の切符を予約していたものの、珍しく帰りはまだ予約してなかったんです。
だからこれも運命なんでしょうねぇ。

ただこうして、BariなどのPuglia方面には行けないことに。
日を改めるにも、10月に入ってしまうと、公共交通機関を使っての南周りは…無理かなぁ。
ということでこれは「いつか」ということになりそうです。
でもその穴埋め(?)に国外に行っちゃおうかなぁ…と模索中です。
転んでもただでは起きないよ~

このトラブルはまだ良いんです。
問題はこちら。
先日から家の前の道を工事している話はしましたが、昨日ガスが10時から18時まで止まっていたんです。
お昼もガス使えないから、おそばをゆでておいたんですけどね。
その工事がイタリアにしては珍しく、時間前に終わり、16時ごろにはガスは使えていました。
そして、昨日は夜友人と珍しく日本食。
フィレンツェでもまずまずの評判の日本料理屋さんへ行ったので、帰りが遅くなってしまい、そのまま寝てしまったので、朝シャワーをと思って蛇口を開いたんです。
ところが…いつまで経ってもお湯にならない。
やられた…
ガス台のガスが普通に出たのでそこまで考えなかったけど、こっちが止まってた。
ということで朝から大家にSMSを送り、電話して…をしていたので、落ち着いて記事を書く気にはなれませんでした。
結局大家が何とか自力でお湯が出るように直してはくれたんですけど、暖房の方が付かないことが判明。
どういうシステムになっているのか、日本人には分かりにくいとは思いますが、これ全てガスなんですよ。 
あ~もうホントしんどい。
昨日も友達と話していたんだけど、どうしてこの国にはこういうどうでもいいストレスが多いんだろう…それもあと少しか。

でもこうしてお昼ご飯を食べて、少しですがここに最近のお話をご報告しておきます。
実は先週の金曜日、スイスから帰ってきた後、この月、火でTorino方面に行っていました。
いや、あそこはトリノというよりフランスとの国境線、Susaというエリアです。
なぜ、そこへ行ったのか?
目的1はこれ

Abbazia di Novalesa(ノバレーザ修道院)のフレスコ画
場所は

スイスよりスイスっぽい草原(?)を抜けて

こんな感じです。
バス停から1キロ。
でもこのバスがねぇ…
そしてもう1つの目的は

Sacra di San Michele
フランスのモン・サン=ミシェルは有名ですが、こちらもサン・ミケーレで同じ大天使ミカエルを奉っています。
ここへ徒歩で登ってきました。

私が上ったのは左から始まる赤線の上のコース、頂上は約1000メートルです。
夏(9月15日まで)は水曜、土日に駅からバスが出ているのですが、どうしてもその日程に合わせて行けず、仕方がないので歩いたんです。
まぁ巡礼と考えれば、徒歩で行くのが当たり前ですけどね。

これが山道の始まり。ここから1時間くらいひたすら山道を。
私がここでいなくなっても、誰にも分からないなぁという不安を抱えながら、とにかく登りました。

登り切った~と思いきや、ここからまだ30分。

到着~でまずしたのがこれ!
ご利益薄れるな。
そして下りも同じコース。
こうしてご利益よりまず現れたのは筋肉痛でした。
更に前日から背負っていたリュックのせいか、ホテルのベットの寝心地が悪かったせいか
首が痛~回らないんですけど。
というのが昨日おとといでした。
それなのにおとといはVeneziaに行っていたんですねぇ。
どんだけ元気なんだか?

ということで詳しくはまたゆっくりと報告します。



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