イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

画廊

2008年12月08日 00時20分30秒 | イタリア・美術
明日(8日)はImmacolata Concezione(聖母マリア無原罪の宿り)でお休み、連休です。毎年言っていますが、8日に妊娠して、今月の25日には生まれている、もしくは12ヶ月以上聖母マリアのお腹の中にいたのか、キリストは・・・なんて言ったらバチが当たるかしら、ごめんなさい
ということで、高速道路は大渋滞。天気が悪かったのが幸いしてスキー客は大喜びうちから一歩通りに出ると・・・クリスマスのお買い物に忙しい人たちで、街も人で溢れかえっています。この連休は、もちろん多くのお店が開いています。

ちょっと分かりにくいけどPonte Vecchioです。
そんな時は家にいるのが一番!

そう言いながらも、昨日は久々のに誘われて、お昼ご飯を食べたあと、いつものように徘徊していました。目的はワインを買うことだったのですが、あちこちで寄り道、また2時間コースになってしまいました

途中、偶然先日、今月のイベントを紹介している冊子で見た、画廊を発見。日本でも"画廊"って、ちょっと敷居が高いじゃないですか。Firenzeにはいっぱい画廊が有りますが、どこも気楽に入れる感じではないので、いつも外から覗き見していました
でも今回は、画廊の御主人が、調度ドア近くでポスターを貼っていて、気軽に「どうぞ」と言ってくれた。中に入ってみると、もう一人見ている人がいた。(良かった、良かった)スペースはかなり広い


画家はPedro Cano
1944年、スペインのムルシア州の小さな町、Blanca生まれ。10歳の時から独学で絵を描き始める。最初マドリッドの美術学院、San Fernandoで学び、後にローマのスペイン美術学院で学ぶ。スペイン、ラテンアメリカ、アメリカ合衆国で生活をし、現在ローマから30キロ離れた小さな街、アングイッラーラ在住し、この地で名誉町民に選ばれる。世界中で展覧会が行われ、映画やいくつかの舞台芸術も勤める。
今回の展覧会は、リビア、イラン、イエメン、モロッコの風景を水彩で描いた、デッサン帳から大小60点以上の作品が展示されている。

2009年1月31日まで
Gallereia Falteri
via della Spada,38r
10-13/16-19.30
月曜、祝日はお休み
055-217740
www.falteri.it

作品は門ばかり
すごくエキゾチックな、優しい感じの画風でした。
こういう作品を見るとやはり芸術家の感じる色と私の見ているいるが本当に同じなのか???という疑問に襲われる。絵を描くテクニックは抜きとしても(もちろんテクニックもすばらしいですが)、色がかもし出す雰囲気が他人の心を大きく刺激するんだなぁ~という感じ、かな?こういう絵を描ける人って幸せなんだろうなぁ
画廊の作りも面白かったです。
美術館以外でも色々な作品が見れるのが、この街の魅力です
まさに"芸術の街"Firenzeです。


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