鳥獣戯画、クールベ、ミネアポリス美術館展

みなさん、お疲れ様です。
平日5日、フルタイムで働くということは本当に大変だ。
緊急事態宣言が延長されたものの、都内の美術館の規制が緩和された。
しかし土日しか動けないというのは、こういうことだったなぁ…と久々に感じてしまった。
特に「国宝鳥獣戯画のすべて」のチケットを取るのは、横浜市の75歳以上のワクチン接種の予約を取るより大変だった。
だいたい、メインのチケット販売サイトが一番つながり難いって、なんだかねぇ。
まぁ、そのおかげで無事土曜日取れたけど。

6月5日（土）10時、予約制とはいえ、空いてる感はなかった。
それでもメインの”甲巻”の動く歩道を3回も並んで見られたんだから、満足満足。
子犬もゆっくり見られたし。

12時過ぎに上野を出て、次は新橋へ

13時半に予約しておいたパナソニック汐留美術館で今日まで開催していた「クールベと海」展へ。
こちらもそれほどは空いてはいなかった。
クールベがこれほど海を描いていたとは知らなかった。

そして最後はサントリー美術館へ

「ミネアポリス美術館　日本絵画の名品」
こちらもそれなりに混んでいた。
まぁ、土曜日ですからね。
こちらは全館撮影OKで、私が一番気に入ったのは

伊藤若冲の鶏、の後ろ姿とひよこ。
そして曾我蕭白の「軍鶴図屏風」

う～ん、これは圧巻。
優れた日本画がどれだけ海外に流れてしまったことか…

久々の都内、久々の展覧会はしごで心身ともにへとへとだったが、やはり本物を間近に見られる幸せには変えられません。
そしてやはり平日に行けるって幸せなことなんだなぁと。

イタリアから戻って早3年が経ち、コロナという状況も相まって、イタリア関係の仕事は全くなく、もうこのまま何もしないわけにはいかず、とりあえず派遣会社に登録したら、予想外にすぐ仕事が来た。
久々のオフィスワーク。日本でフルタイムのデスクワークは実に10数年ぶり!?久しぶりに大量のブラウスにまとめてアイロンがけの日曜日。
年齢もいってるし、ブランクのある私でも仕事があるのはうれしいと思っていた矢先、知り合いから長期の通訳のオファーが回ってきた。
なんてタイミングの悪さ。泣く泣くお断り。
あ～あ、この先一体どうしたらいいのか、イタリアで経験したこと、学んだことを生かす手立てはないのか？
日々悶々
更に一日7時間はパソコンに向かっているため、家でPCに向かう気にならず、なかなか更新できないこともジレンマな今日この頃。