なかなかドイツ珍道中紀がアップできないでおります。
というのもなかなか写真が整理できなくて・・・多すぎなんだよ
ante viglia,つまりクリスマスイブの前日の今日、ちょっと出かけたらなんとティファニーの前(正確には横ですが)行列が出来ていた。
こんなの初めて見た・・・さすがです。これじゃあ日本と変わらないわ。
さて私はそんな行列をよそ目に、今期最後のTeatro comunaleのオペラ回数券(?)の演奏を聴きに行った。
今日は最初で最後のバレエ、"Copp'elia(コッペリア)"だった。
クリスマス前になると、子供も一緒に楽しめるバレエを見る機会が増える。
定番は"くるみ割り人形"かな
この"コッペリア"も子供と楽しめるオペラでした。
演出は現代風。
色使いがイタリアらしくきれいだった。
曲が始まると、「あ~これねぇ」とすぐピンときた。
しかし、休憩中に近くに座っていたSignoraたちが「この曲、CMのジョバンニ・ラーナの曲でしょう?」と
Giovanni Rana(ジョバンニ・ラーナ)・・・あっ、私このひと単なる料理人かとおもっていたら"企業家"とWikipediaに出てた。
ん?ピンとこないのでYou tubeで探したけど、音楽なんか流れてないよ???
このCMっていつもこのおじさんが自分のところの商品を持って家にやってきて、それを料理してみんなで食べ
「××(商品)はGivanni Rana」とみんなが言って終わるというなんとも言えないCMでございます。
興味がある方はYoutubeに名前を入れれば色々なバージョンが見られます。
いや、Givanni Ranaはどうでもよくて、コッペリアはかわいかったけど、
さすがに平日(みんなクリスマス前で仕事をする気なんか全然ないんですけど)なので席がガラガラだったのがちょっとかわいそうだった。
私はこのMazurkaというのね、ここが好き
で、Mazurkaって何?
マズルカ(mazurek)は、4分の3拍子を基本とする特徴的なリズムを持つ、
ポロネーズと並んで有名なポーランドの民族舞踊およびその形式(舞曲)である。
第1拍は付点リズムが多く、第2もしくは第3拍にアクセントが置かれる。
マズルカの他に似たものとして、より速いテンポの「オベレク(Oberek)」、
ゆっくりとしたテンポの「クヤヴィヤック(Kujawiak)」など、地方により多様な名称のものがある。
19世紀、ポーランド貴族(シュラフタ)のあいだで流行した。ショパンは諸地方の舞曲の要素を統合し、マズルカを芸術作品として昇華させた。
(wikipediaより)
ほ~ということしか出来ません。
世の中知らないことはまだまだたくさんあります。
さて遡ること10日、12日のToscaはとてもよかった。
演奏がいいと、途中の拍手が鳴り止まない、というのをはじめて聴いた。
あの感動を伝えたかったのに・・・既に思い出せない。
そして、チケットをいきなり取った16日のベルリンフィル(オフィシャルサイトはこちら)
演奏者や日付(大晦日とか)によってすぐ完売になってしまうことも有るけど、私は4日前でも押さえられた。
当日券もあるようです。
何度も言うようですが、本当にいい時代になったので、チケットもオンラインで簡単に手に入る。
まだ10年も経っていないいよなぁ、夏ザルツブルグ音楽祭でウィーンフィルの演奏を聴いた時なんか、チケットショップで直接購入だったもんねぇ。
あの時のチケット、当時まだユーロじゃなかった(物価が今より安かった)のに15,000円くらいして、
私はせっかくだから見たい(聴きたい)、友人は(珍しく1人じゃなかった)お金がないからと渋っていたのを
「お金は使う為にある!」とトンチンカンな理屈で丸め込み(いやいや)一緒に見た(聴いた)んだけど、
チケットあるなんて思っていなかったから普段着で入ったら、みんな正装していて、恥ずかしかった~
演奏後、友人には感謝されましたよ。2度とない機会ですからね。鳥肌が立つくらいよかったですからね!
そんな彼女は既に3児の母。私は・・・
来年はヨーヨーマから始まるようです。
この人の演奏、一度Firenzeで聴いたこと有るけど、よかったよ。
更にあのホールとなると違うんだろうなぁ
日本人のお客さん多いんだろうなぁ、サイトでデジタル・コンサートホールの日本語化というのが紹介されたいた。
こちら最高でした!!
(何か写真のサイズがいまいちです。)
最初ネットで席を選ぶのにとっても苦労した。
というのもここ、形が普通じゃない。6角形?
普通の長方形(?)の劇場なら、どこがいいかは一目瞭然だけど、これって???
結果的には値段で選んでしまった。確か下から3番目くらい?38€の席だけど、私一人だから結構前の方だった。
こういう形のホール、ワインヤードというそうですね。
会場は撮影禁止です。禁止ですよ禁止・・・
舞台が真ん中で、その外側を客席が取り囲むように配置されてる。
「舞台との距離が近く、どの席からも舞台が見やすく、音に包まれた感じもする」ホールだとか。
ワインヤードは、1963年に完成。音響物理を駆使して計算で作られたホール。
ワインヤードの制作に尽力を尽くしたのがカラヤン、とのこと。カラヤンねぇ・・・
一度Riccardo Muti(リッカルド・ムーティー)の指揮する演奏が聴きたいなぁ。
多少値が張ってもいいから、聴きたい!!けどなかなか機会がないのよねぇ。
あ~昔Maggio fiorentinoの指揮者だったことがあったんだ・・・69~82年じゃあ、無理だ。
ちなみに、ホールの話に戻りますが、日本で言ったらサントリーホール!!ここのマネしたらしいです。
演奏だってさすがです。
普段聞いているMaggio fiorentino(フィレンツェの楽団)だって悪くはないはず・・・
でもやはり違う!!すばらしかった。
演目は
1、Nikolai Rimsky-Korsakow:Suite aus der Ballett-Mlada
2、Peter Tschaikowsky:Klavierkonzert Nr.1 b-Moll op.23
3、Sergej Tanejew:Symphonie Nr.4c-Moll op.12
は???
誰?何?
2番目がチャイコフスキーだってことは分かったけど・・・
正解は
1、ニコライ・アンドレイェヴィチ・リムスキー=コルサコフ
オペラ・バレエ「ムラダ」 ― 1872年の未完の合作オペラ・バレエと同一の題材
2、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
3、セルゲイ・イヴァノヴィチ・タネーエフ:交響曲第4番
のようです。
毎度思うけど、日本人の名前はアメリカでもイタリアでも、ドイツでもみんな一緒だからよかった。
思わずCDを買ってしまった・・・のですが
ガ~ン、日本で買ったら半額以下の969円。私21ユーロも払ったんだよ!
(詳しくはAmazonのこちらでどうぞ。)
まぁいいか、本人の生演奏を利いた事だし。日本でベルリンフィルなんか聴いたら1万円はくだらないもんね。
すばらしい演奏を聴いて外に出たら、あの悪夢の序曲が聞こえて来たんだよねぇ。
吹雪いていました・・・
いやいや、それにしても無理しても聞きに行って本当によかったです、はい。
このCDを聴きながらこの記事を書きました、とさ。
最新の画像[もっと見る]
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 3ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 3ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 3ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 3ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 3ヶ月前
- お札に描かれた人物ー国立公文書館 3ヶ月前
- 金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 1年前
- 金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 1年前
- 金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 1年前
- 金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」ーその1 1年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます