盗難ゴッホ他の容疑者逮捕ーオランダ

2020年3月30日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて閉館していた首都アムステルダム近郊のシンガーラーレン美術館（Singer Laren Museum）からゴッホ（Vincent Van Gogh）の「Parsonage Garden at Nuenen in Spring（春のヌエネンの牧師館の庭）」が盗まれた、という記事を書いた（こちら）があれから一年、警察の執念の捜査の甲斐があって、先日犯人が逮捕されたらしい。

盗まれたのはゴッホだけでない。
昨年8月リールダム（Leerdam）にあるホフジェ・ファン・メフラウ・ファン・アエルデン（Hofje van Mevrouw van Aerden）美術館から17世紀の画家フランス・ハルス（Frans Hals）の1626年の作品「Two Laughing Boys（笑う2人の少年）」も盗まれていた。

写真：https://en.wikipedia.org/wiki/Two_Laughing_Boys_with_a_Mug_of_Beer
実はこの絵、盗まれたのはこれで3度目。
1988年と2011年にも盗まれたが、それぞれ3年後と半年後に発見されている。
ってどんな警備をしてるんだ、この美術館。
参考：https://www.afpbb.com/articles/-/3301604

犯人はどうやら両方の絵を盗んだらしい。
2枚の絵はまだ見つかっていないらしいが、有力な手掛かりを得たことは間違いないだろう。
無事作品がもとの美術館に戻りますように。

参考：https://news.yahoo.co.jp/