12月はほぼ皆勤の記事更新でしたが、年が明けて一度しか更新してませんでした。
何をしていたかというと、緊急事態宣言も出てますし、ほぼ家で読書してます。
一昨年(ひえ~もうおととしになっちゃったよ)に行ったプラハに関する資料を昨年末くらいから読み漁っていたのですが、その流れで今は米原万里さんにはまってます。
米原さんの作品は、丁度今世紀に入ったころ、イタリア語通訳の田丸公美子さんの著書がらみで知って数冊読んだのですが、当時は今回のようにはまらなかったんですよね。
多分あの時期は、世界のことが今ほどわかっていなかったせいかと。
今でも社会主義とか共産党とか、ピンとこない部分は多いのですが、自分がのほほんと生きていた若い頃(今も大して変わりませんが)、世界はこんなに”乱れて”いたのかと、今更ながら勉強しています。
いやいやホント、自分の人生が政治とか思想に左右されない平和な国、時代に生まれたことを感謝すると共に、これで良いのかなぁ、と漠然と考えさせられる、そんなお話ばかりです。
56歳という若さで亡くなったことが非常に惜しまれます。
この機会に米原作品を読破する予定です。
さて、PCを開くのも1週間以上ぶりで、今日も開かなくてもいいかなぁと思っていたのですが、朗報を受け取ったので、ご報告を。
昨年末、12月21日にイタリアに出した国際郵便が昨日無事届いたと連絡が有りました。
郵便局では「日本を出るのに1か月以上かかる」と言われたのに、イタリア到着まで1か月かからなかったどころか、普通より早く着いたじゃん!!
かつてコロナ禍でなくても1か月以上かかったいたのに、なんでしょね???
さらにクリスマスカードとマスクを別々に送ったのですが(詳細はこちら)
両方同じタイミングで到着したみたいです。
良かった良かった、ってイタリアに郵便を出したことがない方には全く分からないでしょうねぇ。
あの国へは、無事に届いただけでも儲けものなんです、はい。
それから数日前新聞に載ってたイタリアネタを1つ。
ナポリ国立考古学博物館が所蔵するモザイクの最高傑作,通称「アレクサンドロス大王のモザイク」(Mosaico della Battaglia di Isso)が今月末より修復に入るらしい。
紀元前100年頃の作品で、およそ150万ピースのモザイク片で構成されている。
1831年10月24日、ポンペイのcasa del Fauno(ファウヌスの家)の床から発見され、1843年ナポリに移された。
修復終了予定は今年の7月。
実際の修復作業をするのは、Istituto Centrale per il Restauro (ICR)。
モザイクの表面の汚れを取りのぞいて保護した後、作品の裏側の補修を行う予定。
イタリアの通信会社が提供する特殊な眼鏡をかけることで、裏側の修復作業をしながら同時にモザイクの表面の様子を監視できるシステムも導入する。
デジタルの分野は、Università del Molise (UNIMOL、モリーゼ大学) とCenter for Research on Archaeometry and Conservation Science (CRACS)が担当し、修復作業のネット配信も予定されているようだ。
現在の修復作業の様子も下記のサイトに数枚載っている。
コロナ禍でも、確実に世界は動いている。
参考:なぜかMuseo Archeologico Nazionale di Napoliのサイトのアドレスが「本文に不正な書式が含まれています」で貼りつけられないので、こちらにします。https://napoli.repubblica.it/cronaca/2021/01/07/news/napoli_al_mann_parte_il_restauro_del_mosaico_di_alessandro-281506464/
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京阪神にも緊急事態宣言が出ました。2月上旬までで、終息の傾向がでたらいいのですが。
コメントありがとうございます。
なかなか感染者も減少傾向には至らない現在、自分が出来ることをやるしかないですよね。早く落ち着いて欲しいです。