新聞

快晴の日曜日
う～ん、鼻がむずむずする。
本当はこんなことしている場合ではなく、一心不乱に試験勉強・・・なんて無理無理。

ちょっとした事情から、新聞について考えてた。
活字中毒を豪語する私ですが、こうなったのは高校生くらい・・・それまではもっぱら漫画だけ。夏休みの読書感想文も、もう時効だから言ってしまうけど、内容や最初と最後だけ読んで、分かった気になって、適当に書いていた。(おいおい)
それが一挙に変ったのが、コバルト文庫と呼ばれる、少女(私にもそんな時代が有ったんですよ)向け小説。あの頃は授業中、教科書に挟んで読んでました・・・って、本当に悪い学生でしたわ、私
新聞も、テレビ欄以外、何か必要がない限り読んでいなかった。だから今でも、経済や政治には弱いわけですが、こちらはもっと遅くて、大学生くらいからしっかり読み始めた。ちなみに現在実家では、２紙(朝日、日経)を取っているので、それをしっかり読むのは大変。もちろん必要なところだけだが・・・

これだけネットが発展し、日本のニュースもリアルタイムで見られるようになった現在でも、新聞は面白い。日本から遊びに来る人には必ず運んでもらっている。１面の記事を読むことよりも、新聞でしか分からない小さな記事を読むのが楽しいからである。

ところで、新聞について考えたのは、実はイタリアには、子供が読むような新聞があるのか？ということが知りたかった。
日本には小学生新聞が有ったはず・・・と思って覗いてみると。すごい・・・内容は大人と変らない。ただ、日本だなぁ～と、ちょっと怖かったのは、中学受験の為に、新聞を！という記述
確かに、大学受験のときは、"天声人語"から問題が良く出る。と言われていたもんなぁ・・・

他の国はどうかなぁ・・・としばらく捜索
すると面白い記事を発見、フランスには有るんですねぇ
こちらに詳しい話が出ていました。
フランスって

さてさて、イタリアは？？？
というか、この国で毎日新聞読んでる人ってどれくらいいるのかしら？？？
先日未だに識字率が80％台(間違っていたらすみません)と言っていたこの国だから、仕方がないんですかねぇ???
新聞だけでなく、本を読む人も減っている現在。(これは日本も同じですが)
若い世代が、本を読まなくなったといわれて久しいが、これは親の世代、私たちの親ではなく、私たちやその少し上の世代、に問題が有ると思っている。
子供は親の姿を見て育つもの、親が普段から新聞や本を読んでいる姿を子供に見せなければ!
子供の時に本を読むことは、受験勉強なんかよりずっと大切だと思う。どんなものでもいい、興味を持ったものから読み始めたらどうですか、ねぇ？って子供のいない私は無責任ですが

先日始まったTrinoのFiera internazionale del libro(国際本市)
テレビの特番で「(紙に印刷された形での)本は決してなくならない」というコメントがされていたが、私もこれには賛成
本は人間の最高の財産です

って、新聞は？
誰かご存知でしたら、ご一報くださ～い