今日は、相田みつを氏の書(東日本大震災に鑑みて選ばれた一作)をどど~んと掲げました。(相田みつを美術館のHPより拝借)
そして、私が気に入っている、相田みつを氏の詩をお一つ、ご紹介させていただきます。
「道」
道はじぶんでつくる
道はじぶんでひらく
人のつくったものは
じぶんの道には
ならない
この詩によって、人生の岐路にある自分への応援歌と出会ったような気がしたのが、今から約10年前。
実際、その当時よりも、今現在の自分自身に、ストレートに投げつけられているような気がします。
相田氏の文体には、とても飾り気の無い、フラットな響きと、ズシッとした説得力があることに魅力を感じますね。そこに、図々しくも親近感を抱きます。
そして、私が、最近ご縁を感じることの多い、栃木県足利市のご出身であることも偶然ではないように思えて…。
都内に美術館があるくらい、相田みつを氏のファンの方が全国に大勢いらっしゃることと思います。時々、本当に心が渇ききって、喘いでいる時、触れてみたくなる作品を、たくさん生み出してくださいました。