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釣りとか柴犬とか

釣針の号数の科学

2010-02-08 01:11:00 | 釣りについて調べた
※この項目は釣針について学ぶに関連した項目です。

釣り針の大きさは経験で決めています。なんとなくカレイは8号、アジは5号。ハゼやその他は7号でアナゴは10号くらい。ただ単にいままで釣れた経験が多い物を採用しています。理論より経験重視なので、変えるつもりはないけれど、なんとなく面白い物を見つけたので、少し考えて見ます。
 


今回はフトコロを調べてみた。

魚のサイズと釣り針の関係。魚それぞれには口の大きさと体長に因果関係が有って、平均的な公式が作れるそうです。例えばブラックバスならば、30cmくらいの魚体ならば、口の大きさは6cmくらいでしょうか?(なんとなくです)コレってだいたい魚種によって決まるみたいで、当たり前ですが、やたら口のでかいカレイとか、変ですもんね。

そして面白いのはここからで、釣針とフトコロの関係なんです。フトコロの大きさに対して釣れる魚体の体長を観測すると、おおよそ30~40倍の魚体が連れるそうです。つまり、7mm程度では210~280mmの魚体が釣り易いとなるわけです。ここで倍率に差があるのは魚種によってということです。(あくまでも掛かり易さの話らしい)

例えばカレイならば30よりだろうし、スズキ目ならば40による。…みたいです。笑

とりあえず平均値を35として計算すると200mmをアベレージとすれば、フトコロは6mm強。まあそんな物かなってサイズになります。コレに更にカサゴだから、ハゼだから…と、口の大きさと捕食傾向を考え、大きくしたり小さくしたりするといいみたい。

例えば僕らのキスの場合ならば、150mmがアベレージかなって印象なので5mmくらい。で、針形状にも寄るけど、割りに当りはあるから、補正はしないで、コレはちょうど7~8号という気がします。

でここで少し考えたのが先日FUZZ氏から指摘のあった、「針のサイズが小さすぎると掛からずに抜けてしまう」という指摘。図らずも、この指摘と整合性は取れているなとか思ったりなんかして。もしかしたらキスの場合、5mm程度のフトコロで釣り易いのは、100mm前後のピンギスなのかも知れないとか思ったわけです。

さて、何がいいたいかと言うと、何かと迷う針の大きさ。

一番釣れそうなサイズをイメージして、その1/30のフトコロになる号数を選ぶのも手かも知れませんね。