コレはアナゴなんかの夜釣りの時気に入って居るんですが、必ずしも光らないので、生殖等の時期物なのかなとか思ってたんです。で、ふと気になりだすと、違うことまで気になりだすわけで、「ゴカイとイソメは結局違うの?」ってことまで気になり始めるわけです。で、まずはゴカイとイソメに関してはっきりさせようじゃないかと。
【イソメ科とゴカイ科】
非常に難しいイソメとゴカイの問題・・・・。けっこうな時間悩み、調査を繰り返しました。コレが調べると余計に混乱します。とりあえず、
環形動物門多毛綱遊在目ゴカイ科
環形動物門多毛綱遊在目イソメ科
と、そっくりでも別な科名が存在していました。どうやらガクジュツテキには別物みたいです。そして、百科事典によると、イソゴカイ・ウチワゴカイ・スゴカイイソメ・イワムシが発見できました。
【釣り餌に置き換えてみる】
コレを釣具店風に訳すと、
ジャリメ (イソゴカイ:ゴカイ科)
別称 スナイソメ、スナムシ、イシゴカイ
コガネムシ (ウチワゴカイ:ゴカイ科)
別称 オバムシ、ヒール、エゲームシ、ウキムシ、コガレムシ
赤イソメ (イワムシ:イソメ科)
別称 アカムシ、エムシ、ホンムシ、イソベ、ドロムシ、イワイソメ、マムシ
袋イソメ (スゴカイイソメ:イソメ科)
別称 フクロムシ、サヤムシ、スムシ
と、なるようです。地方により変化するとのことで、それぞれ約20の別名を持つとか書かれているんですよ。非常にややこしいです。ややっこしいですが、商売人が辞典で「約」なんて使っているんだから、
僕がその辺をなんとなくまとめてもいいはずです。笑
【そして最大の問題】
お気づきでしょうか? ここでさらに問題が発生しています。もっともポピュラーなアオイソメが見当たらないのです。この辺でちょっと調べるの嫌になってきました。半ば意地で調べていたのですが、どうも学名で断定しているサイトが見付からないのです。
アオイソメ(青ゴカイ・青虫・朝鮮ゴカイ)なんて表記もあったりするわけです。しかもだいたい共通。どうもゴカイの仲間なのはどこも同じなんだけど。
で、結論なんですが・・・とても弱虫な結論。
アオイソメは居る・・・。少なくとも釣具屋には。泣
まあこういう弱気な結論にしたのは理由があるのですが…なんで学名が見付からないんだろう…。そしてこんな風に悩む僕に光るイソメは手に入れられるのだろうか。より悩みの深くなったイソメの問題。「イソメとゴカイ?」編がさらに混乱を強くします。
あ、結局推論で終わるので、らしいよくらいの話で終わらせますからね。先に言っとく。笑
【一度整理する】
ここで整理してみると、アオイソメ=ゴカイ科というのは正しいんじゃないでしょうか?(弱気)
ジャリメ=コレもゴカイ科だよねえ。笑
アオコガネ=ゴカイ科。見たことはない・・・?
イワイソメ=イソメ科イワムシで、赤イソメ。
袋イソメ=イソメ科だけど袋に入ってる。
お! すっきりした!
結局ジャリイソメもアオイソメもアオコガネもゴカイじゃん。
そこでこんな仮説はどうだろう?
元々はゴカイと袋イソメと赤イソメだった。
ところが高度成長期時代を経て経済大国となった日本。輸入のゴカイがどんどんやってきて、そいつがちょっと立派な太さだったりする。それを見た釣り人は、青っぽいイソメみたいなゴカイと、ちっちゃい(ジャリな)イソメ、とかいろいろ呼んだんではないだろうか?
ほら、筋は通った。笑
全部想像ですが何か?
【結局青イソは光るの?】
ネット上で「青イソ・光る」で検索を掛けると分かりますが、けっこうそういう表記は見かけます。また、アオコガネ=光ると鮮明に打ち出しているサイトでは、青イソメにその表記は見られません。ここではアオコガネ=光る。アオイソメ=光らない。な気がするんです。
その一方、確かに僕の買ったイソメは光った。そして、僕の行く店にアオコガネなんて売ってない。笑
ここで仮説です。
混ぜてんじゃねえの?笑
なんとなくなんだけど、
アオイソメ=朝鮮ゴカイ
アオコガネ=和蘭ゴカイ
どっちも輸入品…。
あ、なんかそんな話どっかで聞いた気もする…。あれFUZZくんにきいたのか。・・・・もしかして常識?結局コレだけ調べて、アレなんかそんな話聞いたことあるぞ?ってオチか。(落ちてない!笑)
【補足】
この問題を調査してたら餌についてまとめてくれてるサイトがあったので、ちゃんとしたことが知りたいヒトはこちらをどうぞ。
釣り餌ギャラリー(Beeの爆釣への道)様
虫一覧様