NHKのEテレで放送中の「先人たちの底力 知恵泉」
10/20(火)は「小さなことからコツコツと 二宮尊徳・人生立て直し術」
と題して、たきぎを背負い本を読む少年像「二宮金次郎」(後に改名して
尊徳)の生涯を取り上げていました。
二宮金次郎は江戸時代末期に活躍した農政家で、荒廃した様々な土地
を復興させた人物として知られています。
二宮家は祖父の代まで富裕農家だったようですが、金次郎が14歳の時に
父が亡くなり、生活は困窮しました。自らが山で薪を集め、町へ行って
はその薪を販売して生計を立てていたそうです。その姿が二宮金次郎の
銅像として学校などに建立されていますね。
幼い頃に両親を亡くした二宮金次郎は自分に出来ること、
小さなことからコツコツ取り組み、仕事をしながらも勉学に励み、
様々な知恵を身につけ、成功していきます。
幼少期、病弱だった父の代わりに大人たちに交じって災害時の救援活動
をすることになった時、幼い金次郎の体力では重い石を運ぶことが出来
ません。そこで、自分が出来ることで、何か助けになれることはないか
考えました。毎日の厳しい作業により、大人たちのわらじがボロボロに
なっていることに気付いた金次郎は、自分でわらじを編んで大人たちに
渡したそうです。それは大人たちに大変喜ばれました。
両親の死後、叔父の家で暮らしていた時には、寝る間も惜しんで読書を
しました。油代がもったいないと叔父に指摘されると、荒地に菜種をまいて
収穫した種を菜種油と交換、それを燃やして勉学を続けたそうです。
その後も荒地を耕し、田植え後の田に捨てられている余った稲を植えて
米を収穫しました。それが大きな利益を生み、かつて売り払った土地を
再び買い戻すこと(再興)も出来たそうです。
「積小為大」とは、小さな事からの積み重ねがやがて大きな事につながる
という意味があり、まさに「小さなことからコツコツ」と積み上げ、農民から
幕臣まで出世した二宮尊徳の名言として現代まで語り継がれている、という
ことがよく分かりました。他にも沢山ありましたが、メモを取りきれません
でした(苦笑)二宮尊徳って凄い人ですね~。発想が違いますね。
自分に出来ないことを言い訳にしないで、自分に出来ることをまず考える。
そして目先のことだけを考えるのではなく、中長期的な視野に立って物事を
考え、現実的な計画を立て、実行する。
現代社会にも当てはめられる点が多くあると思いました。
「小さいことからコツコツ」と。やっぱりそこですよね。
10/20(火)は「小さなことからコツコツと 二宮尊徳・人生立て直し術」
と題して、たきぎを背負い本を読む少年像「二宮金次郎」(後に改名して
尊徳)の生涯を取り上げていました。
二宮金次郎は江戸時代末期に活躍した農政家で、荒廃した様々な土地
を復興させた人物として知られています。
二宮家は祖父の代まで富裕農家だったようですが、金次郎が14歳の時に
父が亡くなり、生活は困窮しました。自らが山で薪を集め、町へ行って
はその薪を販売して生計を立てていたそうです。その姿が二宮金次郎の
銅像として学校などに建立されていますね。
幼い頃に両親を亡くした二宮金次郎は自分に出来ること、
小さなことからコツコツ取り組み、仕事をしながらも勉学に励み、
様々な知恵を身につけ、成功していきます。
幼少期、病弱だった父の代わりに大人たちに交じって災害時の救援活動
をすることになった時、幼い金次郎の体力では重い石を運ぶことが出来
ません。そこで、自分が出来ることで、何か助けになれることはないか
考えました。毎日の厳しい作業により、大人たちのわらじがボロボロに
なっていることに気付いた金次郎は、自分でわらじを編んで大人たちに
渡したそうです。それは大人たちに大変喜ばれました。
両親の死後、叔父の家で暮らしていた時には、寝る間も惜しんで読書を
しました。油代がもったいないと叔父に指摘されると、荒地に菜種をまいて
収穫した種を菜種油と交換、それを燃やして勉学を続けたそうです。
その後も荒地を耕し、田植え後の田に捨てられている余った稲を植えて
米を収穫しました。それが大きな利益を生み、かつて売り払った土地を
再び買い戻すこと(再興)も出来たそうです。
「積小為大」とは、小さな事からの積み重ねがやがて大きな事につながる
という意味があり、まさに「小さなことからコツコツ」と積み上げ、農民から
幕臣まで出世した二宮尊徳の名言として現代まで語り継がれている、という
ことがよく分かりました。他にも沢山ありましたが、メモを取りきれません
でした(苦笑)二宮尊徳って凄い人ですね~。発想が違いますね。
自分に出来ないことを言い訳にしないで、自分に出来ることをまず考える。
そして目先のことだけを考えるのではなく、中長期的な視野に立って物事を
考え、現実的な計画を立て、実行する。
現代社会にも当てはめられる点が多くあると思いました。
「小さいことからコツコツ」と。やっぱりそこですよね。