風蘭を始めた頃は縞恐怖症みたいになっていました。諸先輩から「縞は変化するから面白い」とか「暴れるから面白い」などと言われても、良い方より悪い方に向かう場合が多いように感じて苦手でした。しかし・・・今は違います。いつからそう感じるようになったのかは定かではありませんが、やはり面白い。
「雲龍滝」です。葉幅はそれほどでもありませんが、肉厚で腰が低い木姿、そして後冴えの縞がとてもよい雰囲気を醸し出しています。この木は、鳥取富貴蘭会の先輩に無理を言って譲ってもらった木です。
上からの写真です。水アカはさておき、深みのある色合いと言いますか、雲隠れ感がとても魅力的です。
「錦水」です。玉金剛×青海の実生とのことです。葉幅が広くて肉厚。木姿も良く、斑の出方も魅力的だと思います。最近の縞の品種の中では、かなりいい線いってるんじゃないかと思っています。これは、ブログでお馴染のたまこんごうさんに無理を言って分けていただいた木です。
上からの写真です。この感じ、たまらん。
「吟風」です。無理を言ってSuzukaさんから分けていただきました。ウチで唯一の奄美です。これはいろいろ変化して面白い木のようです。上の2種よりも変化の幅が大きいような感じがします(上の2種は、あまり変化を求めるような木ではないかもしれませんが)。分けていただいた年に日に当て過ぎて下葉を落とし、瀕死の状態にしてしまいましたが、何とか生き残ってくれたようです。この冬は暖房の効いた居間の出窓で洋ランと一緒に越冬させました。既に根が動いています。親はチョロチョロと縞が入る地味な木ですが、右に1本派手な子が出てきました。他の子も縞っ気があるようなないような・・・。
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