とんぼ玉・ガラスの装身具、盆栽鉢を制作する
ふちこまこと林裕子のブログです。
家族や趣味の事なども気儘に綴ります。
斑駒の戯言
戦國琉璃珠・圓板型珠

GURE教室の生徒さんの作品です。
中国の戦国玉について書かれた、台湾の本を手本に、
何度も玉を作り直し、紐や金属のビーズを集め、
紐の結び方を工夫し組み直し、ようやく完成したと、
先週の教室に持ってきて下さいました。
私が丙午で始めて教室を持った頃に、
「実はこの写真の首飾りを復元したいのです」
とご相談を受けましたから、4年かけての完成です。
もちろんそれに掛かり切りではなく、コアガラスの鉢や、
他のトンボ玉も作りながらですが。
本物をお見せする事が出来ないのが、本当に残念!
存在感のある見事な作品になりました。

下が元になった資料の写真です。

私がとんぼ玉を作り始めた頃も、古いトンボ玉の本や、
図録を参考にして試行錯誤したものですが、
ここまでの手間と時間をかけた物は作った事がありません。
趣味として作るからこそ出来る、贅沢な仕事であり、
元になった作品とご自身の作った物への愛情、
志の高さや品位が感じられる作品です。
今はネットや雑誌、技法書でとんぼ玉の作り方が公開され、
誰でも簡単に情報を得られるようになりました。
私自身も夫の本やDVDで作り方を公開していますし、
丙午のワークショップにご参加の方には、
3日間で少しでも多くの技法やコツをマスターして頂くよう、
精一杯のご指導をさせて頂いています。
でもね、ワークショップで教わった通りに出来た玉、
本の通りに上手に出来た玉、それで満足ですか?
ここ最近の事ではなく数年来少しずつ、
チマタで「そのような玉」を目にする機会が増え、
大好きだったトンボ玉が、私の中で何か違う物になり、
もやもやした気持ちで居りました。
それが何であったのか、Sさんのこの首飾りを見て、
ちょっと解ったような気がしております。
Sさんといい、Tさん、Nさん・・・
GUREの教室に長年通って下さっている生徒さんたちは、
人生経験、社会的立場、人格、経済状況(笑)、
何をとっても私たちよりも優れた方が多く、
そういう皆様に「先生」なんて立てて頂くのは、
これもGUREの人徳、なのでしょうかしらん?
ともかく皆様から私も学ばせて頂いております。
中国の戦国玉について書かれた、台湾の本を手本に、
何度も玉を作り直し、紐や金属のビーズを集め、
紐の結び方を工夫し組み直し、ようやく完成したと、
先週の教室に持ってきて下さいました。
私が丙午で始めて教室を持った頃に、
「実はこの写真の首飾りを復元したいのです」
とご相談を受けましたから、4年かけての完成です。
もちろんそれに掛かり切りではなく、コアガラスの鉢や、
他のトンボ玉も作りながらですが。
本物をお見せする事が出来ないのが、本当に残念!
存在感のある見事な作品になりました。

下が元になった資料の写真です。

私がとんぼ玉を作り始めた頃も、古いトンボ玉の本や、
図録を参考にして試行錯誤したものですが、
ここまでの手間と時間をかけた物は作った事がありません。
趣味として作るからこそ出来る、贅沢な仕事であり、
元になった作品とご自身の作った物への愛情、
志の高さや品位が感じられる作品です。
今はネットや雑誌、技法書でとんぼ玉の作り方が公開され、
誰でも簡単に情報を得られるようになりました。
私自身も夫の本やDVDで作り方を公開していますし、
丙午のワークショップにご参加の方には、
3日間で少しでも多くの技法やコツをマスターして頂くよう、
精一杯のご指導をさせて頂いています。
でもね、ワークショップで教わった通りに出来た玉、
本の通りに上手に出来た玉、それで満足ですか?
ここ最近の事ではなく数年来少しずつ、
チマタで「そのような玉」を目にする機会が増え、
大好きだったトンボ玉が、私の中で何か違う物になり、
もやもやした気持ちで居りました。
それが何であったのか、Sさんのこの首飾りを見て、
ちょっと解ったような気がしております。
Sさんといい、Tさん、Nさん・・・
GUREの教室に長年通って下さっている生徒さんたちは、
人生経験、社会的立場、人格、経済状況(笑)、
何をとっても私たちよりも優れた方が多く、
そういう皆様に「先生」なんて立てて頂くのは、
これもGUREの人徳、なのでしょうかしらん?
ともかく皆様から私も学ばせて頂いております。
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