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稽古納め

年内最後のお稽古です。新年の初釜に向けて、お濃茶は島台でした。

私はお詰役で濃茶を頂いた後、抱清棚でお薄の点前。濱田晋作のごけ底の茶碗、山中塗りの辻石斉の千鳥蒔絵平棗。
きものと帯はいつものごとく伯母物資です。黒地の十字絣ですが紬地ではなく、縮緬のようなしぼのある生地。何処の織物かは不明です。伯母が若い頃に良く着ていた記憶がありますが、譲られてからはじめて袖を通しました。伯母からの他のきものよりも裄丈が長く、私に丁度の寸法です。黒地は帯合わせもしやすいので、これから色々と楽しみたいと思います。

こちらは先週のお稽古で着たろうけつ染の小紋。紬地で着心地が良く好きなきものですが、手持ちに多い朱赤系の帯は似合わず、どんな帯を合わせようか難儀します。母のお友達に頂いた芭蕉文様の帯を合わせてみました。同系色で面白くないし、柄同士がゴチャゴチャしているかなと、本人はいま一つなのですが先生方からは好評でした。無地の帯締めならもっとスッキリすると思いますが、手持ちには合う色が無く・・・ また欲しい物が増えてしまいました。^^;
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