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五箇山へ家族旅行


忙しい夏を過して居りますが、夏休みに一度くらいは家族旅行を!
ということで、今年は五箇山の合掌造りの建物・無名舎をお借りして、
2泊3日を過して参りました。
これはオットの母校、武蔵野美術大学の厚生施設で、
現役の学生以外に卒業生も格安料金で利用させて頂けるのです。

中は広々、20名は泊まれる施設を3人で貸切は申し訳ないような・・・



息子と階上を探検。 
お母さんと一緒じゃまっくろくろすけに会えないよ~と言いながら



お台所も使いやすく、鍋釜類や調理器具はもちろん、
利用者の皆さまが残していった調味料、米、など至れり尽くせり。
年代物の水屋箪笥には、食器やお膳も十分に用意されていました。
玄関の中には使いやすく割ったマキが積まれて、これも使い放題です。



今回の滞在のメインイベントは炉辺で火を熾しての夕食です。



近所の北口商店さんでイケスのものを購入したイワナ、
道の駅で購入したホウ葉ミソで焼く三枚肉など。
イワナを焚き火で焼くときには、尻尾にたっぷりと化粧塩をして、
背のほうからゆっくりと時間をかけて焼くのです。
薪が桜の枝など上等の落葉樹だったので、
温燻のようなスモークの良い香りもついて、
あまりの美味しさに2日続けて一人2匹ずつたいらげました。
地酒の三笑楽純米酒との相性もバッチリ、骨酒も頂きました。

五箇山の合掌集落には民宿もあるかと思いますが、
建物全てを自分たちで自由に使える、
というのはなかなか出来ない経験ではないでしょうか。
アタクシ実は若い頃に長野の山奥に10年ほど暮らしたことがありまして、
薪割りをはじめ、焚き木で火をたく、炊飯器無しに米を炊く、魚を焼くなど
飽きるほどにしてきたから、アウトドアはもうたくさん、
これから先は楽をしてホテルで宿泊、上げ膳据え膳が良いわ~と思っておりました。
それでも久しぶりにしてみると、これはまた良いものですわ。
というかこの無名舎は、本当に大変な部分をせずに、
オイシイところだけを体験させて頂ける施設になっているようです。

とはいえ囲炉裏で薪を焚くと床が灰で汚れますから、朝6時には起きて掃除、
前夜に使った食器類の後片付け、朝食用に米を研いで・・・
(皆でしたら早いだろうけれど、我が家の男性陣はこういう事には役立たず!)
骨休めに行ったのだか、働きにいったのか解からないような休暇でしたが、
処変われば主婦業もまた楽し、と新たな発見もありまして。
次回はどなたかこういう事がお好きな方々をお誘いして、
10人くらいで滞在してみたいな、などと考えて居ります。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (やまね)
2011-08-28 17:00:17
薪や水運びがないのはいいですねぇ~
よかったら 誘って下さいませ(^^♪
 
 
 
素敵な休日でしたね。 (蒔絵師masa)
2011-08-28 18:02:16
 一度うちの子供にも体験させてあげたいですね。
米研ぎ、食器洗いは今でも日課なのでお手伝いできると思います。いつかお誘いいただければうれしいです。
もう少し子供が大きくならないと無理ですが。
 
 
 
イイネ! ()
2011-08-29 06:38:00
 あら、素敵ですね!そそられました。
 桜の木で焼かれ燻された岩魚、とても美味しそう。
 
 ギターとか持ち込んで歌ったりしても大丈夫かな?
 
 
 
やまね へ (ふちこま)
2011-08-30 09:03:36
うん、やまねとOちゃんが一緒なら心強いわね~^^
 
 
 
蒔絵師masaさま (ふちこま)
2011-08-30 09:06:06
食器洗いが日常とは素晴らしいですね!
いつかご一緒できますように♪
 
 
 
葉さま (ふちこま)
2011-08-30 09:09:09
そそられました?
GUREも葉さんたちは是非お誘いしたいと申しておりましたわ~
ギターくらいの音なら道下の集落の皆さまにも
ご迷惑にはならないかと思います。
楽しそう♪
 
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