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左利きの息子

うちの息子(3歳4ヶ月)は左利きです。
1歳半ころから「そうかなー?」と思い、
2歳ころからはスプーンを持つ手を変えさせたりしていますが、
やっぱり食事も絵を書くのも、すべて左の方が楽そうです。

私も小暮も「左利きは矯正する」世代の人間です。
できれば箸も鋏も右手できちんと使えるようなって欲しいので、
事あるごとに
「こっちの手でも出来るかな?うん、上手だねー。」
と持ち手を直させております。
が、息子は時々面倒になるらしくて、
「じゃぁ、かーちゃん食べさせてー」と甘えることも。

今息子のために色々と調べて見ると、
「矯正」という言葉さえ使わない傾向にあるようで、
・厳しい「強制」はトラウマの元になる。
・とっさに左右の判断が出来なくなる。
などマイナス面が多く取り上げられ、
「左利きはそういう個性であって、無理に直すべきではない」
という考え方が主流のようです。

でも道具や生活様式など、社会的には
右手を使うように出来ていますよね。
日本語の文字も、右手で書きやすい構造になっていますし、
日本の武道や伝統文化、伝統工芸の道具なども、
右手を使うことを前提に作られている気がします。
例えばお茶でも「左手用の手前」なんてありません。
「お茶に興味はあるけれど左利きなので、
 茶筅が右手でうまく扱えないから止めた。」
などという話を聞いたこともあります。
出来れば将来何かしたい事が出来たときに、
左利きだということで諦めなくてすむ程度には、
右手も使えるようになって欲しい、親心であります。

皆様の身の回りに「左利き」の方はいらっしゃいますか?
親や教師に強制されて、嫌な思いをした方は居られますか?
または左利きのために不便な思いをされている事はありますか?
掲示板は設けておりませんので、
ブログにどうぞお気軽にコメントを頂戴できれば、と思います。
どうぞよろしく。
コメント ( 20 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (たかこ)
2007-02-05 09:06:37
私は右利きなんですが、友人は左利きを右利きに直しましたね。おかげで左右の手が器用です。右手で字を書いて、左で消しゴムで消すというのは普通はできません。
息子の友人は左利きで、小学4年生。はさみ、彫刻刀来年は家庭科で裁縫があり、裁ちばさみ.握りバサミ、刃物はみんなお取り寄せで、値段も定価、と泣いてました。
お金で何とかなる物はよいけど、やはり、お稽古事では苦労があるそうで、習字がうまく書けないので、習おうとしたところ、左利きのままで教えてくれる良い教室はないそう。そろばんも苦手だと本人が言いました。でも、彼のお母さんは「うまくできないのも、個性」と言うから、アッパレ!
 
 
 
Unknown (JUN)
2007-02-06 00:20:24
友達の学校の先生からきいたことがあるのですが、クラスに3人くらい左利きのお子さんがいることもあるそうです。左利きを直すかどうかは保護者と相談して対応してくれるようですよ。特に1年生の文字の練習が始まると、「右で書かせて欲しい」と要望があれば右手を使うように声をかけてくれるそうです。でも、鉛筆を持ち始めるのは学校に入る前だからそれじゃ遅いかも・・・
左利きで一番困るのは、やっぱりお習字みたいです。左から右へ線を書いていくわけだから、こればかりはやりにくいでしょう。
娘の友達は、同じ鉛筆を持つにしても、字を書くときには右手で、絵を描くときには左手と上手に使い分けているそうです。
昔と違って左利きもそんなに気にしない風潮があるし
はさみなどの道具も左利き用が販売されています。(前にコメントされた方の話だと値段がたかくなるようですね。)
あと、左手を使うと右脳が活性化されるというので、
食事のときに左手ではしを持つようにした友人もいます。今結論を出さないで、お子さんの様子をみながら、ご両親もお子さんも気持ちの負担にならないように、ゆっくり考えてみたらいかがでしょう?
 
 
 
Unknown (ふちこま)
2007-02-06 01:16:58
たかこさま、
コメントをありがとう御座います。
小学校のお習字やそろばんのお話など、
なるほどなーと思いました。
そういえばお裁縫も左利きだと、
運針が逆になりますよね。
教えるのが難しそう・・・
 
 
 
Unknown (ふちこま)
2007-02-06 01:28:52
JUNさま、
色々と詳しくありがとう御座います。
先生のお話はとても参考になります。
私も子供の頃同じクラスに、
絵やスポーツは左、文字や食事は右と、
上手に使い分けてしかもすべて人並みより上、
というのが居りまして、
わが子もそんな風に出来たらなーと、
つい期待してしまうのですが。
右脳が活性化されるというのは嬉しいですね。
ネットで検索しましたら、
左利き用のあらゆる道具を
通販しているサイトを見つけました。
http://www.felissimo.co.jp/left/
今は無理強いしない範囲で、
ほかの事を練習するのと同じように、
右手左手の練習をさせていきたいと思います。
 
 
 
左利きについて (まさらっき)
2007-02-06 10:16:53
私たちの世界(幼児の発達)では、「まずは両手を使う活動を多く取り入れ、矯正が可能な場合は直してあげた方がいいでしょう。」というのが、模範的な答えになっているようです。
左利きには二通りのタイプが居ると感じています。
ひとつは、「仮面をかぶっただけの根が浅いタイプ」。
もう一つは、「無理に直そうとすると、頭の働きが混乱する根が深いタイプ。」
お子様がどっちのタイプか分かりませんが、ふちこまさんのサジ加減で、両方の手を使えるようになると良いですね。
兎に角、この世の中はすべて「右利き」のために作られていますので・・・。
 
 
 
Unknown (ふちこま)
2007-02-06 12:42:57
まさらっきさま、
プロのご意見、ありがとう御座います。
さすがですね!とても解りやすいお答えです♪
 
 
 
左利きの利点 (まさらっき)
2007-02-06 21:29:08
連発の投稿すみませぬ。

そういえば、うちの職員で左利きが数名居りますが、
黒板の板書の際に、子供の方を向きながら字が書けるんです。
我々は、どうしても黒板の方を見て(子供に背を向けて)板書をするんですが・・・。

では、今度銀座でお会いできることを、楽しみにしています。
 
 
 
Unknown (ふちこま)
2007-02-06 21:46:36
なるほど、左利きは欠点ばかりではなく、
良い面もあるという事ですね♪
銀座、是非是非ご来廊下さいませ。
お会いできるのを楽しみにしております。
 
 
 
左利きについて (tamako)
2007-02-08 00:44:37
はじめまして
参考になればいいのですが・・・我が家の息子の話です。
年長までは両方の手で同時に絵を描いていました。
右側は右手、左側は左手で同時に描くといった具合です。
当時、ペンを右に持たせようと私がうながし続けた結果、
息子が出した結論が「両方使わせて頂きます」だったのです。
お箸を持つ手は完全に左。ボールを投げるのも左のままでした。
今は小学校3年生。
左手でペンを持つことは全くなくなりました。
鉛筆、そろばん、習字は右手。
お箸、キャッチボール(グローブは左利き用)、バッティングの向き、雑巾をしぼる向きは左仕様。
はさみはどちらでも器用に使います。
ペンを持つ手以外は矯正しなかったのですが、自分で自然に使いやすい方を選択した結果、見事にミックス仕様となりました。彼が新しい何かに挑戦するたびに「おぉ、それはこっちか」と密かに楽しんでいます。
 
 
 
Unknown (ふちこま)
2007-02-08 15:25:49
tamakoさま、
あれ? お名前に覚えがあるのですが、
初めましてでしたでしょうか?
それにしても密かな楽しみ、素敵ですねー。
とっても参考になります、ありがとう御座います。
この話題、まだまだ続いていくことをちょっと期待いたします。♪
 
 
 
うちの息子も左利き (やまね)
2007-02-08 22:39:03
我が息子、赤ちゃんの時から左足が右に比べて力が入り過ぎている状態でした。あまりにも気になるので子供の身体のバランスと成長を見てくれるという接骨院に行った事があります。
その時に言われた事は、左がいつも緊張しているので左に力が入りやすいので、右利きだけれども、左利きになっている。バランスを取るには緩やかな坂道(上り)を歩かせる事と遊びを通して体力を付ける事が大事と言われました。
我が家は、あえて右に矯正する事はやめました。
言われると、言われた事で精神的に辛くなる事が目に見えていたからです。性格的な問題から。
保育園長も、息子の為に左でコマ回しを教えてくれたりしてくれました。
小学生になってから、左利きで苦労した事はやはり書道でした。しかし、左より右で書いた方が綺麗に書ける事がわかり、書道は右手で書いています。
後は、どうなんでしょう。右が便利な時は右でと言う様な生活ですね。
 
 
 
Unknown (ふちこま)
2007-02-09 07:27:51
やまね♪さま、
そうでしたっけ!?ちっとも知りませなんだ。
のほほ~んと好き勝手にやってる独り者に比べ、
お母さんお父さんになったお友達は、
やっぱり色々考えてきちんとしていたのですね。
子供の性格的な問題は大きいですよね。
うちのは今のところ、かなり楽な性格で、
落ち込んでもすぐケロッと立ち直ります。
私に似ているのかも。
 
 
 
Unknown (あいこ)
2007-02-18 16:18:52
こんにちわ。過去に一度ワークショップに行かさせていただいたものです。
私は左利きなのですが、大体文字と食事は右でしています。そのほかは左が多いように感じます。
ボール投げなどは左、とんぼ玉のシャフトも左だったりと左のほうが器用の様な気がします。ですが、一応普通に両方使うことができます。

そして私は矯正をされて嫌な思いとしたことはなかったです。上記にもありましたが、習字などをしていると必ず右で書くことになるので(左で教えてもらわなたっただけかもしれません)、小さいころ(幼稚園にはしてました)からやってもらっていて本当に良かったと思います。

そして両方の手を使って物事ができるようになったので今となってはラッキーでした。(絵など)
私が一番不便を感じたのはキャッチボールなどのときのグローブが左利き用が学校にあまりなかったことぐらいでしょうか・・・。(ボール投げは左のほうが得意なので)
あと、私は左利き用のものを使ったことがありません(笑)はさみなどは左手を使うのですが、右利き用でなければ使えません。
どうも、道具は使い方を勝手に学ぶようです。
 
 
 
Unknown (ふちこま)
2007-02-20 01:02:00
あいこさま、いらっしゃいませ♪
両手で物事ができるのは、本当に便利そうですね。
ところで、とんぼ玉のシャフトは右利きだと左で持ち、
コテなど道具類を右手で持つのが普通なのですが?
でも両手で出来たら、半分ずつ持ち替えたら、
玉の口や模様を整えるのがやり易そう!
 
 
 
Unknown (あいこ)
2007-02-20 01:45:10
すいません、間違えました!
大体は右で持っています。でも確認は両方でしています;;
気づいてくださってありがとうございます;;
 
 
 
Unknown (ふちこま)
2007-02-21 14:30:01
あいこさま、
いえ、揚げ足を取るようで返ってすみませんです。^^;
バーナーワークでは、大鎌の若様も左利きですよね♪
彼の仕事を見ると、
この世界では左利きも何の不利もなさそうですねー。
 
 
 
はじめまして^^。 (coco)
2007-03-22 16:23:46
はじめまして、cocoと申します。
私も元々は左利きです。子供の頃、父親が厳しく、右手を使うように矯正されましたが、危ないものだけ直せませんでした。
ナイフ(包丁)はさみ、針などです。鉛筆やおはしなどは右手です。今も何の不自由も感じず左右使いこなしております^^。
ただし、習い事(編み物とか、とんぼ玉もですが)の時教えてくださる方が困るようです。だから見て覚えるようになりましたよ。
 
 
 
Unknown (ふちこま)
2007-03-30 06:08:38
cocoさま、
いらっしゃいませ~。はじめまして、でしたっけ?
左利きとは気付きませんでした。
両方使いこなせれば、何かの時にはかえって便利そうですね。
 
 
 
Unknown (mimosandayo)
2007-11-24 19:10:17
こんにちわ!!岡山のみもさんです。バーナーワークも時々しています。ランプワークフェスタで何時もデモをみさせて頂いています。ブログを見つけて、左利きの件でコメントさせて頂きます。私は習字教室をしているので、左利きの子供を右利きに直した子が沢山います。そのとき注意する事は、親に、左利きは悪いという考えで直してはいけない。と言います。どっちも使えるのは素晴らしい!!という事、又学校の先生には、右で書ける練習をしているので、綺麗に書きなさいと言わないで下さい。と言う事。子供には、左で書いたら綺麗な字が書けるのは先生がよく知っているよ。だから右でも頑張ってね。といいます。以前は、直すとチック症になると言われていましたが、それは悪い事をしている意識を持たすからだと私は思います。今までそのような指導をして全員、右手で美しい字が書ける様になりました。もちろん左でも書けるようです。参考になればと、書いてみました。
 
 
 
Unknown (ふちこま)
2007-11-25 08:01:59
mimosandayoさま、書き込みありがとう御座います。
とても参考になるご意見です。
その後はさみ、箸は右手を使うようになりました。
絵は左の方が伸び伸びと書けるようです。
文字は右でも書けるようになってほしいので、
ご意見を参考に、上手に出来なくても励ましながら直していこうと思います。
 
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