土地や、土地付きの一戸建てを購入しようと物件情報を確認すると「地目:宅地」「地目:山林」などと書かれています。
この地目とは、いったい何を意味するのでしょうか。
地目の意味をわかりやすくご説明しましょう。
地目とは、その土地の使い道のこと
地目の意味を解説する前に、登記の意味をご説明しましょう。
登記とは、その不動産の持ち主に関する情報などを「登記簿」という公の帳簿に記すことです。
日本の国土は細かく区切られ、それぞれの土地に持ち主が存在しますが、それらの情報は各土地の登記簿に記されています。
そして、地目とは、各土地の登記簿に記されている、その土地の使い道です。
たとえば、地目が宅地である場合は、その土地は「建物を建てるための土地」であることを意味します。
また、地目が山林の場合は、その土地は「木や竹を育てるための土地」という意味です。
とはいうものの、一部例外を除き、必ずしも地目の通りに土地を使わなければならないというわけではありません。
地目が山林であっても建物を建てることは可能で、山林に建物を建てれば「地目:山林 現状:宅地」となります。
地目は23種類存在し、不動産情報でよく見かける地目と、それぞれの使い道は以下のとおりです。
なお、地目が田や畑の土地は、宅地などより大幅に安く販売されていますが、田や畑の土地には原則として建築できないため注意してください。
地目については、私が運営するサイト「誰でもわかる不動産売買」の「地目とは? わかりやすく解説(ウィキペディアよりわかりやすい)」にて、さらにわかりやすくご説明中です。
同コンテンツでは、全23種類の地目の一覧などもご紹介しています。
お時間のある方は是非ご覧ください。それではまた次回の更新でお会いしましょう。「わかりやすく解説 | 不動産のあいうえお」でした。