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私の肩に頭を乗せて寝る風ちゃん。滅茶苦茶甘えん坊なのです
実は風ちゃんは昨年(2024年)の夏頃から一気に体力が落ちていました。
私の肩ぐらいにある高いキャットタワーに、
助走もつけず、一気に飛び乗れたのに。
仕事部屋にある椅子にすら乗れなくなっていました。
いつもパソコンの後ろで寝ていたのに、
机の下で寝ている姿を見て、そこが涼しいのかと思っていたのですが
そうではなく、登ることが出来なくなっていたことに
正直ショックを受けていました。
でも、18歳やもんな~。
歳を取るとは、そういうことなんかなぁとも。
でも、その後も、ゆっくりゆっくり、出来ないことが増えてきて
晩秋には、歩くのも、ヨボヨボとなり、
低いキャットタワーからも落ちてしまう始末。
食欲はあるし、目に力はあるものの、
今までの経験や、勘みたいなもので、
「年が越せるかなぁ」「桜の季節まで過ごせるかなぁ」と思うようになったのも事実です。
18日の土曜日の夜、珍しくご飯を少し残した風子。
19日の日曜日は朝からずっと寝てばかりで食事も取らない。
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20日の朝。まだ力があったのに。まだ復活すると思ったのに。
猫が2日も食事を取らないのは、かなり危険なので、
いよいよ強制給餌をしようとしたら、
「どこにそんな力があるんや」と思うほどに抵抗しました。
そうか。そんなに嫌ならやめとくわ。
そう思ったのに、風ちゃんは私から逃げるようにキャットタワーの箱の奥に
それこそ、体を引きずるように、もう意識もないような状態で入っていきます。
いつもなら上手い具合に体を丸めて納まるのに、
もうそんな力もありません。
息も荒くなり、力が抜けて、キャットタワーの箱の中から
頭だけ落ちる感じで出てしまっていたので
これではダメだと思って、私の手を入れて、手の上に頭を乗せるようにしました。
少し洛になったのか、息を吸ったり吐いたり。
息を吐く音が静かに流れました。
1回、2回、3回。
でも、4回目は聞こえませんでした。
19:22 風ちゃんは虹の橋を渡りました。
強制給餌をしなかったら、まだ生きていたのかな。
体力を使わせてしまったのかな。
もっと何か出来たのではないのかな。
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私の足に頭を乗せてまったりしていたお昼時
私が看取った猫達の中で、一番穏やかな死だったのに、
後悔ばかりが頭に浮かび、涙すら出ないで放心状態が続いています。
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